牧野修の作品一覧
「牧野修」の「猟奇の贄」「黒娘 アウトサイダー・フィメール」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「牧野修」の「猟奇の贄」「黒娘 アウトサイダー・フィメール」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
時は1969年、大阪万博を翌年に控えて国全体が浮き足立っているような雰囲気の中、中学生のシト、サドル、未明は、あるテレビ番組をきっかけに「子供こそが真の人間である」こと、「オトナ人間」が大人に憑依して子供に攻撃を仕掛けていることに気づいてしまう。子供ゆえの社会的な無力さに悩みつつ、子供らしい無鉄砲さと子供しか使えない特殊能力「Q波」を武器に、「オトナ人間」の侵略を阻止すべく全力で闘う3人。決戦の場は、1970年大阪万博「太陽の塔」だった・・・!
時は流れ、2037年。都市全体を仮想空間のレイヤーで覆い、個々人の存在も社会法規も”ヴァーチャル”と化した大阪において、2度目の万博が計画される。年老
Posted by ブクログ
主人公の菱屋は、想いを寄せる相手の石塚と2人でゲイパレードを見にきたところ突如として空から天使が現れ街中に災害をもたらし、世界は終末に向かう。その最中石塚を亡くした菱屋は目を閉じ妄想の世界に逃避する。次に目を開けたとき、彼が立っていたのは自身の妄想世界のなかだった。菱屋は妄想世界を渡り歩きながら、世界を滅ぼそうとする存在との戦いに巻き込まれていく。
物語が終わっても、登場人物たちの人生は終わらない。彼らが意思を持って動き出し、自分たちで物語を紡いでいってくれたらいいのに……そんな妄想をしたことのある人におすすめの一冊。
日本語で記された小説の世界という舞台で、日本語が魔術的な力を持っているのは