ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
十七年前、パリで猟奇的な連続殺人事件が発生した。その残虐な手口から「パリの切り裂きジャック」と恐れられた犯人は、実は日本人だった。ノンフィクションライターの八辻由紀子は、犯人が殺人を告白した限定本『レビアタンの顎』を手に入れた。彼は人並み外れた嗅覚を持ち、「血の芳香」に魅せられて殺人を繰り返していたのだという。この本を手にした時から、由紀子の周りで不可解な出来事が続発するようになっていくが――。読者の五感を激しく揺さぶる、超感覚ホラー!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
牧野修氏の四作目の長編小説。1999年作品。 シングルマザーのフリーライターが、宇宙人コンタクティーの取材を始めてから、何者かから集団的に嫌がらせを受ける恐怖を描いた長編小説。 謎の集団が、天啓を受けて殺人犯になった男と、彼を信奉する人達なんですが、この殺人犯、モチーフは、あの人ですよね。殺人犯...続きを読むだけど、その後何冊も著書があって、トークイベントにも出演していたあの人。 タイトルの、アロマ、芳香、は、その男の天啓に関わるもので、あまり恐怖の本筋ではないですかね。 それよりも、殺人者を信奉する人達の怖さを描いたサイコ・スリラーですね。それに超常現象と、SFで香りを加えたという感じ。 チャネラーを信奉するセミナーに通う人達、殺人者を持ち上げる人達を揶揄するような作品のスタンスが、読んでいて小気味良いと感じました。
嗅覚、UFOカルト、神秘体験、認識論などが混ざって盛りだくさん。 前半のUFOカルトが気持ち悪くてよかった。エレベーターの中で会う父子、なにあれ。怪文書のインパクトやばい。 後半はスケールが大きくなりすぎてイマイチ。小難しくせず匂いで人を洗脳するカルトの話でもよかった気がするが。 ラストが意味深。
「知覚しながら認識できない世界は存在する」とは、あるのは分かるが見ることができないということだろうか・・・人類の進化の方向性を嗅覚から見出し、異空間を作り出すためには呪詛(のろい)的な言葉が必要である。その方法として、猟奇的な連続殺人者が書いた『レビアタンの顎』を使い、都市全体を呪詛空間に変じようと...続きを読む考えた。ネタバレ内容からも分かるようにSFホラーチックな小説である。
そういえば読み終えてたこちらの作品ですが、オチ・・・どうだったかな・・・ 印象に残ってない・・・ 牧野先生の小説って入りとか途中はすっごい面白いんだけど、オチが印象に残らないっていうか。 強烈なインパクトのオチってあったかな~?(まあ私は『スイート・リトル・ベイビー』と『だからドロシー帰っておいで...続きを読む』くらいしかよんでないんですが。) それはそれとして、途中からSFだかなんだか分からん世界になって、「あ・・・あれ・・・いま・・・ ? ???」ってなったような気がします。 いや、読後感は良かったんじゃないかな・・・?まじで印象が薄いので、また読んでみます。 それにしても、牧野先生のwikiで ”科学サイドからオカルトを描く小林泰三に対し、牧野修はオカルトサイドから科学を描くといえる” って記述が妙に納得できて笑えましたw 確かに香りの薀蓄は為になりました。もううすらぼんやりだけど あと、古武術の記述がかっこええと思いました! そのころ古武術が気になってたのでタイムリーでした。 すごい小学生の感想文みたいになった・・・・;∀;
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
アロマパラノイド 偏執の芳香
新刊情報をお知らせします。
牧野修
フォロー機能について
「角川ホラー文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
アシャワンの乙女たち
怪しの晩餐
犬は書店で謎を解く ご主人様はワンコなのです
王の眠る丘
乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル
郭公の盤
屍の王
奇病探偵 眠れない夜
「牧野修」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲アロマパラノイド 偏執の芳香 ページトップヘ