アロマパラノイド 偏執の芳香

アロマパラノイド 偏執の芳香

836円 (税込)

4pt

3.0

十七年前、パリで猟奇的な連続殺人事件が発生した。その残虐な手口から「パリの切り裂きジャック」と恐れられた犯人は、実は日本人だった。ノンフィクションライターの八辻由紀子は、犯人が殺人を告白した限定本『レビアタンの顎』を手に入れた。彼は人並み外れた嗅覚を持ち、「血の芳香」に魅せられて殺人を繰り返していたのだという。この本を手にした時から、由紀子の周りで不可解な出来事が続発するようになっていくが――。読者の五感を激しく揺さぶる、超感覚ホラー!

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アロマパラノイド 偏執の芳香 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月25日

    牧野修氏の四作目の長編小説。1999年作品。

    シングルマザーのフリーライターが、宇宙人コンタクティーの取材を始めてから、何者かから集団的に嫌がらせを受ける恐怖を描いた長編小説。

    謎の集団が、天啓を受けて殺人犯になった男と、彼を信奉する人達なんですが、この殺人犯、モチーフは、あの人ですよね。殺人犯...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年10月13日

    「知覚しながら認識できない世界は存在する」とは、あるのは分かるが見ることができないということだろうか・・・人類の進化の方向性を嗅覚から見出し、異空間を作り出すためには呪詛(のろい)的な言葉が必要である。その方法として、猟奇的な連続殺人者が書いた『レビアタンの顎』を使い、都市全体を呪詛空間に変じようと...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年06月21日

    そういえば読み終えてたこちらの作品ですが、オチ・・・どうだったかな・・・
    印象に残ってない・・・

    牧野先生の小説って入りとか途中はすっごい面白いんだけど、オチが印象に残らないっていうか。
    強烈なインパクトのオチってあったかな~?(まあ私は『スイート・リトル・ベイビー』と『だからドロシー帰っておいで...続きを読む

    0

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