スイート・リトル・ベイビー

スイート・リトル・ベイビー

594円 (税込)

2pt

3.7

ボランティアで児童虐待の電話相談をしている秋生。彼女自身、かつて育児ノイローゼになりかけていたところを保健婦に救われたという過去があった。人はなぜ、幼い子供を虐待しなくてはならないのか――そんな疑問を抱く秋生のもとにかかってきた一本の電話。それをきっかけに、彼女は恐ろしい出来事へと巻き込まれていく――。第6回日本ホラー大賞長編賞受賞作。

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スイート・リトル・ベイビー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第6回日本ホラー小説大賞の長編賞受賞作。堪能しました。やっぱり大賞作品は全部読まないとダメだな。

    主人公の秋生は児童虐待の電話相談のボランティアを受け持つ保健婦。児童虐待の暗い現実に心を悩ませながら、蛍光灯がカチカチとまたたく小さいアパートに帰るこの空気感、まずジメッと辛気臭い生活があって、そこを

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    牧野修は、「MOUSE」のころから大好きな作家である。
    そしてこの作品も期待を裏切らない、すごい面白さを秘めてる。

    社会風刺と言えばそうである。
    われわれが抱え続けている永遠の命題の一つに答えを出そうと試み、それをホラーで回答したのだ。
    この手腕はなかなかまねできまい。

    0
    2009年12月17日

    Posted by ブクログ

    幼児虐待はなぜ起こるのか、というのは、謎と言えば謎だし、でもそれは人間界?だけの話で、自然界ではそれほど不思議ではないわけで。だからといって心理的には虐待は許せんよなぁ、というのが一般的な考えだけど、その多数派に対する少数派(この本では虐待派)というものの意義というものも(テーマが幼児虐待なので一般

    0
    2015年03月18日

    Posted by ブクログ

    虐待というシリアスなテーマを侵略ホラーの定型と巧みに絡めた良作。単に怖がらせるだけの小説なのではなく、きちんとしたテーマを持って書かれているのが良い。どちらかと言うと一発のインパクトよりじっくりと読ませるタイプの作品。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    え!?
    えぇ??
    そんな結末でいいの?
    てな感じの意外な結末が待ってました。

    ホラーというか・・・まぁ、ホラーですけど・・・

    どうも消化不良。
    幼児虐待というテーマや、ストーリーのテンポのよさが相まって、かなりの勢いで読み進めただけに、あの、何も問題解決になってない結末にかなりの不満感がたまりま

    0
    2011年05月16日

    Posted by ブクログ

    結局なにを一番伝えたかったのかがいまいちよく分からないのが残念。ホラーとしては「天使」の存在は弱い気がするし、社会問題として虐待の悲惨さを訴えるわけでもなさそうだし……。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ボランティアで児童虐待の電話相談をしている秋生。彼女自身、かつて育児ノイローゼになりかけていたところを保健婦に救われたという過去があった。人はなぜ、幼い子供を虐待しなくてはならないのか―そんな疑問を抱く秋生のもとにかかってきた一本の電話。それをきっかけに、彼女は恐ろしい出来事へと巻き込まれていく―。

    0
    2011年07月16日

    Posted by ブクログ

    ボランティアで児童虐待の電話相談をしている秋生。彼女自身、かつて
    育児ノイローゼになりかけていたところを保健婦に救われたという過去
    があった。人はなぜ、幼い子供を虐待しなくてはならないのか―そんな
    疑問を抱く秋生のもとにかかってきた一本の電話。それをきっかけに、
    彼女は恐ろしい出来事へと巻き込まれて

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    児童虐待の話かと思いきや、乳児のふりして可愛さフェロモンを発揮し人を操る謎の生命体の話だった。もちろん児相の話でもあるんだけど。最後に悪人が酷い目に合う所は牧野さんっぽくて爽快。

    0
    2011年08月17日

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