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Posted by ブクログ
いやー、どんなスゴイ真相かとおもったけどなあ。単なるカットバックだっていうのはどうなんだ?この映画の演出がうまいということは言えるかもしれないけど、驚いたというほどのことはなかった。この作者の作品は真相が明らかになると、成る程ねって納得するというところまでなのかな。綾辻みたいにその真相でさらに驚くというようなことは、これまでのところないもんな。
ただし、相変わらず読みやすくてサクサク進む。こういう設定の小説にありがちな知識ひけらかし状態になってないのも○。いや実際にはいろいろ知識を書いてるんだけど、こっちの興味を引くような話題がほとんどだったらから許そう。ヒッチコックが新聞の記事になってまで自作に出演していたとは知らなかった。ただし、「北北西」は答えを教えてくれー。
日記なんかを読む限りでは作者は気難しそうな印象があるんだけど、その人がこういう作風の作品を書くということが一番不思議。
Posted by ブクログ
結末部分の撮影を残して失踪した映画監督・大柳。
残されたスタッフは誰も結末部分のシナリオを持っていなかった。
スタッフ、キャスト共に何とか映画を完成させようと会議を開き、それぞれの言い分を聞き、結末部分の撮影を終える。
小説ではよくある叙述トリック。
「やられた!」と悔しがりながらも楽しめる作品もあれば、推理するまでもなくバレバレな作品もある。
14年前に書かれた作品なので、多少そのころ特有の描写はある。
たとえばトランシーバーは、さしずめ今ならばスマートフォンになるのだろう。
しかし、良い作品はどんなに時代が変わっても面白い。
映画好きにはたまらない描写も多い。
推理小説好きには、登場人物といっしょに「映画の結末として何が正しいのか?」を考えてみるのも楽しい。
それにしても、大柳監督というのは何て人が悪いんだろう。
メイキングビデオとは・・・。
とは言っても、スタッフやキャストには申し訳ないが本当にそんなものがあるなら是非見てみたい。
ストレートにぶつかり合うキャストやスタッフの損得勘定は、きっと面白い。
見せ場は絶対に渡したくない!というのは役者としてはあたり前のことなのだろうが、芝居の実力さえ度外視しての取り合いは滑稽でさえあった。
あまり期待せずに買ったけれど、良い意味で裏切られた物語だった。
何となく得をしたようで気分がいい。
Posted by ブクログ
新作の撮影中に失踪した映画監督。
結末を知るのは監督のみという状況での失踪に、残されたスタッフと出演者はパニックになってしまう!
監督探しをしたりみんなであれこれ会議をするのだが、結局撮影済みのシーンから映画の犯人を推理する事に。
何故監督は失踪しなければいけなかったのか?その理由と映画の意外な結末とは!?
僕はそこそこ好きです!
何だかんだその結末に騙され、20年も前の小説なのに今読んでも違和感がないことに驚きましたしね。
だけど映画のうんちくが随所にあり、もう少しどうにかならなかったのかな?と。
それでも、普通に面白い作品だと思います!
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