皆川博子の一覧

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2023/11/21更新

ユーザーレビュー

  • 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―
    はじめの方は、複雑な文章に慣れる事が大変だった。しかし、ダニエルと5人の弟子の解剖へ対する考え方や姿勢が素敵だった。

    18世紀のイギリスの最悪な裁判の仕組み、治安の悪さ、ダニエルと5人の弟子と治安判事の信頼性など、様々な人間模様が描写されていて引き込まれた。人を無条件に愛せるのか、塾考した。普段は...続きを読む
  • インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー
    アメリカ独立戦争のお話。三部作の最終巻。

    なんとなくこれまではエドワード・ターナーのこと苦手だなと思っていたのに、この巻でひっくり返ってしまった。クラレンスの視点が良かったのだと思う。だから最後の手紙は本当に泣きました。
    こういう物語の終わらせ方は好きすぎる。

    アシュリーのジェイクへのクレイジー...続きを読む
  • 死の泉
    読み手に委ねられる部分があるので好みが分かれそうだけど、個人的にはかなり好きだった。
    虚構が入り混じっておぞましくも美しい。
  • 死の泉
    恍惚とした読書体験でした。
    全編に漂う退廃的な雰囲気にうっとり。
    この雰囲気が、合う合わないがありそうですし、
    結末に解釈の余地が残るところも、好まない人はいるかと。
    私は「いやー日本に皆川博子がいてよかった」と感じ入りました。
    彼女の他の著作も、大切に読み進めたいです。
  • 蝶

    現実と幻想の境界があいまいというか、わたしが幻だとおもうことが主人公たちにとっては当然の現実で、読んでいて一人とりのこされた気持ちになってくる。見てはいけないものを見て、知ってはいけないことを知ってしまったような感じ。こわくて美しくてぞわっとする。このぞわっがいい。
    どれも好きなのだけど、『妙に清ら...続きを読む

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