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裕福な骨董商の家に育った少女・環は、幼いころに見た1枚の西洋画に心を奪われる。その運命の導くまま、聖像画を学ぶために、17歳で革命前夜の帝政露西亜へと留学するが、尼僧たちのいる窮屈な名門女学院を脱走、市中の貧民窟、そしてシベリアへと北の大地を彷徨(さまよ)い、絵筆をとりつづける。大河歴史ロマン。
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Posted by ブクログ
■あらすじ 裕福な骨董商の家に育った少女・環は、幼いころに見た一枚の西洋画に心を奪われる。その運命の導くまま、聖像画を学ぶために、17歳で革命前夜の帝政露西亜へと留学するが、尼僧たちのいる窮屈な名門女学院を脱走、市中の貧民窟、そしてシベリアへと北の大地を彷徨い、絵筆をとり続ける。大河歴史ロマン。
皆川博子の醍醐味といえば、幻想、なのだけれど、大河浪漫では生活も描かなければならない。 ましてや露西亜の貧困を描くのであれば、なおさら。 いちどきの幻想ではなく、長いスパンの物語なのだから。 しかし要所要所で現れる幻想・幻覚。 特にタマーラが恋う少年や得体の知れない力などが、やはりねっとりと。 ...続きを読むロマノフ王朝の没落。ラスプーチン。歴史とクロスする。 一方フィクションに属する妹や相棒やが少しずつ離れていくのが、寂しくもある。 それにしても徳川家茂に対する勝海舟の優しさも想い合わせ、どうして没落する家の子供をいつくしむ視点、がこんなに胸に迫るのだろう。 読み終えて初めて、ミハイル・ヴルーベリ 座せる悪魔 を見た。荒々しさと粗野と憂愁と。ロシア人そのものじゃないか。
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