死の泉

死の泉

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作品内容

第二次大戦末期、ナチの施設〈レーベンスボルン〉の産院に端を発し、戦後の復讐劇へと発展する絢爛たる物語。去勢歌手、古城に眠る名画、人体実験など、さまざまな題材が織りなす美と悪と愛の黙示録。1997年の「週刊文春ミステリー・ベスト10」の第1位。第32回吉川英治文学賞受賞の奇跡の大作!

ジャンル
出版社
早川書房
掲載誌・レーベル
ハヤカワ文庫JA
ページ数
704ページ
電子版発売日
2013年03月08日
コンテンツ形式
.book
サイズ(目安)
1MB

書店員のおすすめ

舞台は第二次世界大戦下のドイツ。ナチや人体実験、ゲーテの「ファウスト」、北欧神話をはじめ、芸術に狂う医者の倒錯的な愛、精神不安定となった母親の幻想的な悪夢、去勢された男性ソプラノ歌手(カストラート)の美声etc…、ありとあらゆる耽美要素でお腹いっぱいの一冊だ。
さらに本書がギュンター・フォン・フュルステンベルクなる劇中作家によって著され、野上晶という人物に翻訳されたというメタ構成になっている点も見所。これにより、最終的に物語中の人物関係は二転三転し、真実も嘘も曖昧となって、読者をさらなる悪夢へと突き落す。これぞ幻想小説の醍醐味!私は読後しばらく脳内麻薬の分泌が止まらなかった。
また、本書は1997年の「週刊文春ミステリー・ベスト10」の第1位、第32回吉川英治文学賞受賞などミステリーとしても極上。皆川博子の目くるめく幻想の世界をぜひご堪能あれ!

    購入済み

    凄かった

    黒子 2020年02月15日

    虚構と現実の境い目が危うくなる。最後の最後で味わう幻想的な読了感。

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    Posted by ブクログ 2016年11月16日

    第二次大戦下のドイツ

    マルガレーテ、 医師クラウス
    フランツ、エーリヒ、そしてミヒャエル

    難語チョコチョコ調べながら、皆川ワールドへ
    長かったけど厚みのある文章の読後感が心地いい。

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    Posted by ブクログ 2015年11月03日

    第二次大戦下のドイツ。
    未婚で子供を生むためナチの施設に身をおくマルガレーテから話しは始まります。

    戦争、ドイツ、ナチ、と聞けば悲惨な状況しか思いつきませんがこの話しではそこまで鮮明にナチに対して書かれている訳ではないです。戦争を経験したマルガレーテのお話しとして読んでいると、途中から急にミステリ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月27日

    この耽美さは誰にも真似できない。40歳すぎてデビューして80超えても書いているって本当にすごい……。

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    Posted by ブクログ 2014年09月19日

    ふと立ち寄った古本屋で[そして夜は甦る]の初版本と共に購入した、苦手な皆川博子の作品。奥付が二つあるし落丁か?と思ったがそれが作品の重大な秘密とは!巨大な怪物フェンリルの北欧神話と白バラ抵抗運動の二つが、私生児を生むマルガレーテの手記と関係している。会議で議論の主題と直接関係のない自分の知識をひけら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月25日

    皆川博子という作家は、私の中では長らく『トマト・ゲーム』『奪われた死の物語』『水底の祭り』『巫女の棲む家』の作者だった。
    最初に手に入れた本は『トマト・ゲーム』で、この本はもうずっと書棚の一番いい位置にしまわれていた。
    あの頃好きだった作家は他に、赤江瀑、森茉莉、澁澤龍彦。
    私の本棚では「耽美(BL...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月11日

    序盤は、自分がナチドイツに疎いこともあって、読むのにややてこずったけれど、流れに乗ってからはすいすいと読み進んだ。

    アングラとか耽美とかっていうよりはもっと純粋な人間ドラマが描かれた小説だった。作者の得意とする伝奇とミステリィのそれぞれの要素がノンフィクションを思わせる重厚なストーリィにうまく綯い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月19日

    ナチス、人体実験、カストラート、フェルメール……
    小池真理子さんが言った「美しい悲劇」には私も共感した。きれいで醜くて、悲しくて美しい。
    これは大作!悪、愛、美‼
    始終不気味な雰囲気をたてるこの本。クラウスのせいかもしれない。私は彼の存在感を強く感じたから。狂。
    あとがきを読んだ時の驚きは、もうたま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月05日

    カストラートにはまっていた時期に読みました。

    濃密で甘美な物語。
    マルガレーテの想いが頭からしばらく離れませんでした。
    読んでいて、深い森のイメージが浮かびました。

    皆川博子さんのドイツものは、どれも好きです。

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    Posted by ブクログ 2012年06月20日

    天国的で背徳的な世界をただよっている、その解けないところがいい。
    第一部が人間から見た哀しい現実ならば
    第二部は人間?から見た悪夢、いやどちらも悪夢なのでしょうね。
    他の方々には、同じ文章を書かせてもこうも魅惑的にならないと思う。
    この内容で皆川さんの流麗な文章であるから幻想的になるのでしょう。

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