須藤古都離の作品一覧
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
原告ゴリラ、被告動物園。こんな裁判なら何度でも傍聴したい。
裁判の顛末についてはフィクションとして楽しむべきだし、引用されていた判例もおそらくフィクション。
本筋は言語と意思の疎通にあるように感じた。
人間じゃない獣として扱われたローズが、人権を獲得し、人間として自身の行動を選択する。
弁護士に「君は弁護士になるには優しすぎる。僕みたいな冷酷な獣じゃないと務まらない」と言った言葉を受け取るラストシーンが印象的。直感的に「人間が獣を自称し、ゴリラが人間として扱われている」面白さを感じてしまったが、両者共に人間であることを思い直させられた。