ゾンビがいた季節

ゾンビがいた季節

2,035円 (税込)

10pt

1960年代後半、アメリカ西部ネバダ州にある人口50人以下の町・ジェスロー。この町に住む人気小説家のトムはしばらく新作が書けずにいた。やる気のなさをごまかすようにギャンブルに明け暮れるトム。「世界が終わる日が来たら書くかもな」と言う彼を再起させるため、トムの妻であるメグは、ゾンビに扮してトムを襲う計画を立てる。そこに噂を聞きつけた映画監督がやってきて……。
貸したまま戻ってこないイヤリング、信念を曲げて書いた小説、自分を捨て街を去った彼女ーーこんなはずではなかったと思いながら生きる人々に訪れた最大の転機、それはゾンビ映画の撮影だった!!

読後、思わず家族や大切な人に会いたくなる、故郷や過ぎ去った時間についての物語。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    384ページ
  • 電子版発売日
    2025年04月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    6MB

閲覧環境

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ゾンビがいた季節 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アメリカの小さな町、ジェスローに住む小説家のトムは新作を書けずにいた。しかしある日、町にゾンビが発生し阿鼻叫喚の地獄絵図となる。地下シェルターに命からがら逃げこんだトムは、極限状況に追い込まれたことで創作意欲を刺激され作品を書き始めるのだが、実はそれは彼の妻の策略だった。さまざまな人の思いが絡み合い

    0
    2025年07月14日

    Posted by ブクログ

    暴れ馬やな

    うーむ、こういう結末は大好きなので★5にしたが、粗い、粗すぎる

    勘違いが重なることで、思わぬ方向に進みまくる壮大なコントで、舞台設定といい、キャラクターといい、馬鹿馬鹿しさといい、どれも素晴らしい発想なのよ

    でもとにかく文章が粗いというか、繋ぎ方もちょっと拙い

    発想に技術が追いつ

    0
    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

     一九六九年八月、スランプに陥っていた作家のトムが不気味な呻き声を聞き、窓の外を見ると、地獄絵図が広がっていた。見知った町の住人たちがお互いを貪りあっているのだ。地下シェルターに逃げ込んだトムは作家エージェント志望のケイティの叱咤もあり、死が迫りくる極限の状況下だからこそ作家は一心不乱に物語を語りは

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    1960年代後半、ネバダ州の小さな町ジェスローで突然住民がゾンビ化した。作家であるトムは家の地下にあるシェルターに逃げ込むが・・・笑いあり涙ありの爽やかな物語。

    みたいなあらすじをどこかで読みまして。意味わからん。なにそれ?と気になって読んでみました。
    とても面白かったです。恩田陸さんのドミノみた

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    1969年の夏、ネバダ州の田舎町ジェスローに暮らす落ち目の作家トムはこの世の終わりを目撃する。
    彼の妻が、町の人々がゾンビとなり死肉を貪り徘徊していた。
    トムは出版社から来たケイティとともに自宅の地下シェルターに立てこもり、人生最期にして最高の作品を執筆し始めた…

    というのはトム視点。
    実際はトム

    0
    2025年05月27日

    Posted by ブクログ

    多数の登場人物とカタカナ名前に戸惑う序盤だったが、全てがひとつの出来事、ひとつの町に収束していく様に伏線回収に似たすっきり感が味わえる。

    0
    2025年05月23日

    Posted by ブクログ

    「カメラを止めるな!」ともまた一味違った、新鮮なゾンビストーリーで楽しめました。
    個人的には、こういう話であれば、もう少し文章量を絞って、
    ライトノベル以上のスピード感を読者が感じられるといいのにな、と思いました。
    作家パートが思ったより少なかったのが少し残念。

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    ホラー小説とは程遠いストーリー。最初は少し読みづらかったのですが、読めば読むほど面白くなってきました。
    他作品「ゴリラ裁判」も唯一無二の世界観でしたが、こちらもなかなか個性的。

    読みながら細部の描写まですごく緻密に練られているのを感じました。
    何だかもうカオスとしか言いようのない展開で、この先どう

    0
    2025年06月07日

    Posted by ブクログ

    『アメリカ版・カメラを止めるな!』

    1960年代のアメリカ・ネバダ州の田舎町を舞台にした作品。低予算でゾンビ映画を作るストーリーはどこかで聞いたような設定。映画撮影班やギャングたちの思惑がピタゴラスイッチのように作用し合い、思いもよらない壮大な群像劇を繰り広げる作品である。

    登場人物それぞれが自

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    前作に引き続き、途中までは面白いけど…って感じ。伏線を張るだけ張って、風呂敷も広げまくって、最後は一切たたまずに丸投げ。
    とにかくエンタメ要素全部盛りのドタバタ劇が好きな人にはいいかも。

    0
    2025年05月04日

ゾンビがいた季節 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    384ページ
  • 電子版発売日
    2025年04月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    6MB

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