西澤保彦の作品一覧
「西澤保彦」の「パラレル・フィクショナル」「赤い糸の呻き」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「西澤保彦」の「パラレル・フィクショナル」「赤い糸の呻き」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
米国私立エカード大学創作法専修卒。1995年『解体諸因』でデビュー。『両性具有迷宮』で第2回センス・オブ・ジェンダー賞国内部門特別賞を受賞。その他作品に『七回死んだ男』、『腕貫探偵シリーズ』、『神麻嗣子の超能力事件簿』などがある。
匿名
設定がワクワクする
SF×クローズドサークルミステリ。
こういうジャンル大好きですが、やっぱり面白かった!
ハイペースで人格が入れ替わるところは少し混乱したけれど、
図もあるし、説明も丁寧なので乗り切れました。
理屈が納得出来たし、読後感も爽やかで、読んで良かったと思いました。
Posted by ブクログ
今読むには少し古い物語だとは思いますが、それでも私はこの物語に心を掴まれました!
このミステリーはほんとに素晴らしいと思います!!
ミステリーでは当たり前な展開、今まででてきた登場人物の中に犯人はいて、犯行に関わっている人もいて、少しずつ真実が分かっていくはずなんです。
少しずつ真実がわかっているのに、自分の推理はどんどん真相から遠ざかっていました。
最初はハコちゃんと呼ばれる女の子の視点から入ります。その視点では、事件で重要なことが描かれているはずなのに、私は最初のそのシーンのせいで逆に真相から遠ざかっていきました。きっと作者もそれを狙っていたのでしょう。最初に重要な場面を見せ、読者が真実
Posted by ブクログ
高校生の大場久太郎は物心がついた頃に、自身がある特殊体質であることに気づく。それは「反復落とし穴」という全く同じ日が九回も繰り返されるというなんとも奇天烈なもので、夜中の十二時から翌十二時までを九回繰り返し、そこではじめて本当の翌日が訪れる。そんな特殊体質を持つ久太郎はあるとき資産家である祖父の新年会に参加する。近々現役を退く祖父は、会社の後継者を今夜決めるとその場で打ち明ける。それが発端となり遺産相続をめぐり親族一同が大揉めする。そんな中で、祖父が何者かによって殺害される。奇しくも、不規則に起こる「反復落とし穴」がその新年会で発動し、久太郎は祖父を救うため奮闘する。
SF本格ミステリの本作