西澤保彦の作品一覧
「西澤保彦」の「神のロジック 次は誰の番ですか?」「新装版 七回死んだ男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「西澤保彦」の「神のロジック 次は誰の番ですか?」「新装版 七回死んだ男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
米国私立エカード大学創作法専修卒。1995年『解体諸因』でデビュー。『両性具有迷宮』で第2回センス・オブ・ジェンダー賞国内部門特別賞を受賞。その他作品に『七回死んだ男』、『腕貫探偵シリーズ』、『神麻嗣子の超能力事件簿』などがある。
Posted by ブクログ
超積読してた名作をいよいよ読んでみた。
ゴリゴリの重厚な本格ミステリを想像していたが、全然読みやすいコミカルな作品でした!
高校一年生の主人公”キュータロー”こと久太郎には、ある日突然その一日が9回繰り返されるというタイムリープを引き起こす体質がある。
祖父の遺産相続を巡り、正月に集まるも、まさかの1/2にタイムリープに陥り…
すっかり騙されました!
タイムリープしていたのが1/2の前提で物語は進んでいきますが、1/3だったのです!
そして、タイムリープする度に変わる犯人に殺されたと思っていた祖父は、実は酒の飲み過ぎによる事故死でした。
そして、キュータローが友美さんに求婚?したのも1/2であ
Posted by ブクログ
十二月の終わり、その年、五十歳を迎える大学教員の古徳は、学生時代の同級生である早稲本と再会する。古徳にとって早稲本は旧友でありながらも、ひとりの女性を巡って因縁があり、再会が必ずしも喜ばしいものではなかった。一緒に酒を飲むことになったふたりは、気付くと二十八年前の世界にタイムスリップしていた。実は古徳には様々な条件が重なることで、タイムスリップできる体質を持っていたのだ。過去に戻った早稲本は、ずっと抱えていたある疑念を古徳にぶつけるのだが……。
本作はタイムスリップ能力を持った男を主人公にした連作集になっています。過去に戻れるという能力を有している、と言っても、自由自在に行き来できるわけ