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Posted by ブクログ
記憶の曖昧さ。過去は自分の都合の良いように変わってゆく
同級生の結婚式で再会したことがきっかけで小学校の思い出を振り返り、またその時に起こった殺人事件のことを振り返る。
登場人物の名前の読み方が紅白で「いりまざり」や、指弘で「いいず」など特徴的過ぎて、読み終わるまで読み方が覚えられなかった。逆にその特徴のが人物を読み分けやすい点でもある。
全編通して各人の記憶を元に、過去に起きた殺人事件やそれにまつわる出来事について推理していく(思い出していく)というもので、曖昧な記憶が、擦り合わせによって段々と鮮明になっていく過程は読みごたえがあった。ただし、証拠といえるものも、物的といえるものは少しで大部分が記憶によるものなので、結末にて主人公たちが導き出した答えも、きちんと筋は通るものなのだけど、作中で「人間は己れの記憶を、文字通り記録された過去だと勘違いしている」とあるように、実はそれも自分の都合のいいように記憶したものなのかもしれない、と後味の悪さも残している。
Posted by ブクログ
同級生の結婚式に出席するために戻ってきた地元。
そこで再会した、昔の友人達。
当然始まる昔話…は、妙な方向へどんどんと流れていき
ついには記憶を甦らせる破目に。
人間の脳はコンピューター以上に優れているそうで
確実に生まれてから今までを記憶しているそうです。
ただ、それをどこに仕舞い込んだか分からないので
記憶が勝手に作られたり、奥底に入り込んで
何かきっかけがないと思い出せないらしい…と
昔聞いた事があります。
まさにそんな話です。
すっかりと忘れていた過去に、憶え間違いをしていた過去。
自分の憶えている過去とまったく違う過去を告げる人物。
一体過去には何があって、どうしてすっかり忘れ去ったのか。
最後に、それはそれですか…という、がっくり感ありですw
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