西澤保彦のレビュー一覧

  • 新装版 七回死んだ男

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    同じ日を何回も繰り返す体質という設定を活かしたSFミステリー!設定は今となっては(?)よく見るネタのような気がしますがすごくおもしろかったです。違和感が散りばめられていてそれが最後きちんと回収されるのが鮮やかでした。まんまと引っかかりました。
    時間を繰り返すのが高校生の男の子というところもうまいなと思います。久太郎は周囲の人から精神年齢は大人とか老人とか言われているけれど、それでもやはり"子ども"であるから推理や行動に拙さや甘さがあってさらにおもしろくなっていました。そして思い込みってすごいですね、一回こうと信じてしまったものは違和感があってもなかなか気づけないんだなあと。

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    2026年01月27日
  • 新装版 七回死んだ男

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    うわめちゃくちゃおもしろい!
    いわゆるタイムリープ物だけど、主人公は探偵でもなんでもないただの高校生。うっかり同じ日を繰り返すゾーンに入り込んでしまって、同じ日を繰り返すはずが1日目とは違う2日目が始まり、なんとか1日目と同じような結果になるように奮闘する。
    今まで見えてこなかった人物像や、予想外の種明かしなど面白すぎた。
    映画「恋はデジャヴ」から発想を得たとの事、大好きな映画なのでテンポもよくてなるほどでした!

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    2026年01月18日
  • 双死相殺 腕貫探偵リバース

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    西澤先生の遺作となってしまいました
    もう腕貫探偵シリーズは、読むことが出来ないのですね、タック&タカチシリーズも…
    3篇が収録され、会話のキャッチボールの中から論理的思考により真相が解明される
    このプロセスについて、読み手の好き嫌いが分かれるようだが、僕は好きなんです

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    2026年01月15日
  • 新装版 七回死んだ男

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    ネタバレ

    西澤さん初読み。
    面白かったーー!
    タイムリープとは知らず読んでみたけど、意図できない“体質”なのとか操作できないタイムリープでうまくできるのー?とハラハラしつつ、
    キューちゃんのツッコミなど言葉使いが面白くてあっという間に読み終わり。
    祖父やトモリさんもタイムリーパー?とか思いつつ全然違って、、、。でも綺麗な伏線回収にやられた〜。
    タイムリープ系大好きだからとっても面白かったです!1995年の作品とは思えないのは屋敷の中、着替えなどがあったからかな!全然古臭く感じませんでした!

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    2026年01月14日
  • 新装版 七回死んだ男

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    ネタバレ

    違和感があった部分が最後に解決し、伏線回収のうまさを感じた。
    結局何が起こったのかと言われたら何も起こらなかったのではあるが、これこそ主人公が望んでいた世界なのではないかと感じた。

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    2026年01月07日
  • 新装版 七回死んだ男

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    ループものミステリー。同じ日を繰り返すってどんな気分なんだろう……と考えながら読んでると、あっという間に終わってしまった……

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    2026年01月05日
  • 殺意の集う夜

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    ネタバレ

    とても疾走感のある小説でラストまで一気に読まされた。
    思いがけない展開とか、無理があるやろー、などんでん返しとか、ミステリーの完成度?として考えたらどうかと思う部分もあるけど、スピード感溢れる展開と合わせると気にならないというか。
    ブラックユーモア雰囲気も含め、中々他にない作品で面白かった!

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    2025年12月20日
  • 仔羊たちの聖夜

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    とても良かった。タカチのキャラがいいんだよなあ。実際にいたら畏れ多くて話しかけられないだろうよ。謎解きも面白いが、各キャラについてより掘られる展開になるとさらに面白そう。

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    2025年12月13日
  • 新装版 七回死んだ男

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    ネタバレ

    キュータローすき!いちばん若くていちばんマトモ
    家族みんな跡取り巡って欲望にまみれて滑稽なのが面白い

    最後どんでん返しで伏線が気持ちよく回収されていきすっきり

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    2025年12月07日
  • 夢は枯れ野をかけめぐる

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     長年勤めた百貨店を早期退職し、現在失業中の身にある四八歳の羽村祐太は、高校卒業三十周年記念の同窓会に行った際、同級生だった加藤理都子から奇妙な依頼を受ける。具体的なことには言葉を濁す理都子の依頼を試しに一回やってみると答えた羽村のもとに持ち込まれたのは、大量の分別されていないゴミだった。このゴミを分別して捨てて欲しい、と理都子は言うのだが、いったい、何のために。

     ということで本作は、西澤作品の中でも私の偏愛している一作。つまりは何度目かの再読です。かつては優秀なデパートマンで、現在は(自ら望んだ形ではあるものの)無職という立場にある羽村の周囲を取り巻く人間関係の中に、様々な謎が散りばめら

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    2025年12月01日
  • 聯愁殺 新装版

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     ある未成年者が、合計四人の男女を殺傷した殺人及び殺人未遂容疑で全国に指名手配された。犯人の遺留品によって重要容疑者は割り出され、解決に向かいはじめたかに思われたが、事件は結局、迷宮入りしてしまう。それから四年の月日が流れ、事件の唯一の生存者となった一礼比梢絵は、事件の様々な謎が解き明かされることを求めていた。事件を担当した刑事でもある双侶を頼って、そんな彼女が足を踏み入れたのが、ミステリ関係の創作に携わる者たちが開く会合〈恋謎会〉だった。ひとつの事件をめぐって、会のメンバーは謎を推理していく。彼女が本当に知りたかった謎は解き明かされるのか――。

     西澤保彦さんの代表作のひとつでもある『聯愁

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    2025年11月27日
  • 殺意の集う夜

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    作者の西澤保彦氏がご逝去されたとニュースを見て、これは一冊追悼読書をと選んだのがこちら。

    あとがきでご本人が書かれている通り、若かったから書けた「青春の書」という表現がピッタリだった。
    ハチャメチャだしてんこ盛りだし、バッタバッタ人が死ぬし、みんなキャラ濃いし大変なことになっているんだけど、それがとても楽しい。

    正直、最後の一行のどんでん返しは後半なんとなく気付いていたけれど、それを抜きにしてもたくさんの伏線がミステリーとしての満足感がある。

    なにより赤ん坊爺さんやパンチ妻っていう呼び名にしちゃうところが大好き。

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    2025年11月22日
  • 夢幻巡礼 神麻嗣子の超能力事件簿

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    シリーズ番外編。保科と神麻は出てこない。
    能解警部の部下奈蔵が主人公。
    奈蔵の生い立ち、性格共になかなかのイカれ具合。奈蔵の父親も再婚を繰り返し最後の妻・麻子との関係性の真実に引く。
    さやかの残虐性もゲロゲロだけど、最後の奈蔵とリョウの彼女・静江と十年前の殺人の舞台の聯雲荘で明かされる真実は恐怖パンチが強すぎる。
    さやかって…そういうことかよ。
    読み終わって表紙を見て絶句する。

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    2025年11月16日
  • 新装版 七回死んだ男

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    なんて魅力を伝えようかって、ずっと書いては消してを繰り返してるんだけど…1995年の本とは思えないライトな読み口〜!純粋に好みの文体で良かった。そんな気持ちでグイグイ読み進めるとまずい。ばこーんと頭ぶん殴られます。読んでね。

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    2025年11月15日
  • 新装版 七回死んだ男

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    7回死ぬのは主人公だと思ってました。
    タイムループもの大好きなのでとてもよかったです。

    西澤保彦さんは初めて読みましたがとても面白かったです。
    他の作品も読みたいです。

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    2025年11月01日
  • 殺意の集う夜

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    とある夜の別荘に殺意が集ってしまう、、、というお話(?)。

    何故か連鎖的に殺人が発生してしまい、決してやっていない殺人を自ら解明しようとしてさらなる事件が発生し、また別の場所の別の事件もあり、収束していくが謎が残り、最後にわぁっ、となった。

    最後までなんだか変だぞと思いながら読み進め、最後の最後でどかぁんと見事にそう思い込まされていたことを知り、そういうことだったかぁ、となった。

    そんな記述はなかったか、と確認のためにももう一度読み返してみないとなと思いました。

    こういうどんでん返し作品、好きだわぁ。


    ということで、再読。

    さーっとそういう記述は確かになかったことを確認。それと同

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    2025年10月04日
  • 新装版 七回死んだ男

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    同じ日を九回繰り返してしまう特異体質を持った男さん、とある男の死を七回もみとどけることになる、、というお話(?)。

    特異体質の説明から死を回避するためのループ行動、九度の繰り返しからの最終的結末、散りばめられていた伏線の回収、流石だった。

    堅苦しくない読みやすい文体(人名が私的に覚えにくく感じたが)、九度中二度は死ぬことはないとタイトルでのネタバラシ、ろじすてぃっくLOVE。←?

    元TBSフリー宇垣アナが紹介していたのをみて、お気に入りリストに入れていたらきんどるあんりみてっどさんに来たので読みました。

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    2025年10月04日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    ネタバレ

    オススメにあった本なので読んでみた。ミステリでありながら殺人事件はだいぶ後半にならないと起こらないものの、序盤から不思議で不穏な空気を漂わせて引き込ませていく手腕がすごく良かった。加齢による年齢の齟齬って、老人じゃなくても結構ある話だと思うので物凄く面白いテーマだと思った。寮長の言った姥捨山がほんとにそのまんまの意味なの初めてみた気がする。あまりにも報われないラストなのも印象に残った。凄い面白かった。

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    2025年10月02日
  • 新装版 七回死んだ男

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    高校生の久太郎は、自分の意図しないうちに同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。繰り返される1日の中で、久太郎は祖父を救うため画策する…というストーリー。

    おもしろい!
    久太郎は高校生だけど語り口や口調がジジくさくて、反復落とし穴に今まではまってきた影響だとわかりやすくて良かった。祖父の死を阻止するために、目立ちたくないはずの久太郎が周囲の人の行動を制限するための方法を考えたり実行したりする様子がコミカルで面白かった。
    ストーリーの後半で語られる真相もなるほどな、と納得のい

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    2025年09月19日
  • 双死相殺 腕貫探偵リバース

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     至近距離で向かい合う二棟の八階建てのマンション。住民たちからは『双子ロータ』と呼ばれるマンションの片方の棟で起こった殺人事件。被害者は今年の二月に反対側の棟の住人に不自然な住居の交換を申し出ていたという。かつて教師をしていた還暦過ぎの男は何故、殺されたのか。反対の棟で起こった九年前の事件と今回の事件を、一本のマニアックなホラー映画のDVDが繋いでいく――「此のすべて鏡像なる世界」

     ということで帯を見てびっくりしたのですが、『腕貫探偵』シリーズも誕生20周年みたいです。大変個人的な思い入れで恐縮なのですが、ちょうど自分がミステリにのめり込みはじめた時期がこの辺りなので、なんだか感慨深さがあ

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    2025年09月18日