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嵐の山荘に見知らぬ怪しげな人たちと閉じこめられた万理と園子。深夜、男におそわれた万理は、不可抗力も働き彼ら全員を殺してしまう。その後、園子の部屋へ逃げこむと、園子も死体となっていた。園子を殺したのは誰なのか。驚愕のラストまで怒濤の展開。奇才が仕掛けたジェットコースター・ミステリー! (講談社文庫)
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Posted by ブクログ
伏線の妙から、パズラーとしても最高だが、何と言っても、動機の馬鹿らしさ(爆笑必至)と奇妙な場面設定。このナンセンスさがツボにはまった。強烈なオリジナリティ。ただ叙述トリックは蛇足か。
ちょうどツイッターであらすじがバズったのを見て、そういや積読のままだったなと思い手に取った作品。 最初から積んだ状況だったのはめっちゃ笑った。なんでこんなことになんのよ(笑)中盤でようやくそのシーンが出てきたときも思いっきり笑った。最悪なピタゴラスイッチが起こってる(笑) バカミスと自嘲しているけど...続きを読む、私は結構はまりました。 世の中にはいろんな変態がいるもんだなー。
よくもまぁ、たくさんの変わった嗜好の殺人鬼を集めたなという印象。 殺人犯に自分が行っていない殺人はだれが行ったのかを推理させることに物語の主題を置いていると思わせておいて。 最後の最後に叙述トリックをぶちこんでくるという。 お見事
うっわーもう、なにこの疾走感。 ジェットコースタームービーもかくや、という大胆な連続スプラッタ! あ、でも、この作品の真骨頂はここにはない。 スプラッタは数ページでさくっと終わるのでご安心を。 (あ、だからといってソフトな作品でもないのでご注意を) そうして、私のようなひねくれ者にはたいへん嬉し...続きを読むい、 これでもかの伏線攻撃と、 目の前に並べられた伏線は伏線でもないくらいのダイナミックなオチが最後にどん! と、控えておりますよ。 スプラッタよし、凝った構成よし、オチよし、と、 3点完璧に決まった、子供には決して勧めてはイケナイ良書でございます。ちゃんちゃん。
最終ページのどんでん返しは、ちょっと無理がないかなあ。 それがなくても、設定は突拍子もないですし、 終盤で驚かされることは多いので、 つまらないことは決してないのですが。
ちょっと無茶な設定なんじゃない?と思いつつも、ばたばたと不可抗力にも死んでいく人たちが面白かった。 本格派を求めてる人には合わないかもしれないけど、私はこれくらいの範囲ならおっけーだと思う。
どんどん疾走感が増していって最後に近づけば近づくほどページを捲る手が止まらない〜というような作品でした。まず設定に驚き、ふたつのお話がどう絡み合っていくのかドキドキしながら読み進め、なんと〜?!バンっ!という感じで幕を引き「お口あんぐり」状態で終わりました。また一から読んだら違う見方ができるかな。わ...続きを読むたしは楽しんで読めました。
饒舌な語り手
西澤先生の作品に類型的な語り手が本書でも登場します。 このタイプのナレーターを好きになれるかどうかが楽しめるか否かの分水嶺なので『試し読み』を強く推奨します。
#シュール #ドロドロ #ダーク
次々と人が死んでいき、二つの事件が絡み合う。2人の犯人がもう一つの事件の犯人を捜す。 いろいろとミスリードがあり、最後読み終わったときに、全てのパズルがはまる。真相が分かったうえで読み直しても、伏線は少し弱いかも。
最初の感想と言われれば、やはりあの主人公の友達です。 こんな友人いらね~というのがくると思います。 が、よく計算して動いてるな、という関心もあります。 最後の最後では、がっくりくると言いましょうか 完全にきれいさっぱりだまされました。 さすが文章。 さすがミステリー。 殺した憶えのない友人を殺し...続きを読むたのは、一体誰なのか。 その人物に自分の罪もおっかぶせようと 必死に考えを巡らしていくのが 人間追い詰められたらすごいな、と。 むしろまぁ、色々な意味でこれほどの偶然もないかと。 むしろ最後の一文により、すべてが分かったというか という事は…という、別の驚きも出てきます。 それを踏まえて振り返れば、すごいです、まったく。
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