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Posted by ブクログ
とある夜の別荘に殺意が集ってしまう、、、というお話(?)。
何故か連鎖的に殺人が発生してしまい、決してやっていない殺人を自ら解明しようとしてさらなる事件が発生し、また別の場所の別の事件もあり、収束していくが謎が残り、最後にわぁっ、となった。
最後までなんだか変だぞと思いながら読み進め、最後の最後でどかぁんと見事にそう思い込まされていたことを知り、そういうことだったかぁ、となった。
そんな記述はなかったか、と確認のためにももう一度読み返してみないとなと思いました。
こういうどんでん返し作品、好きだわぁ。
ということで、再読。
さーっとそういう記述は確かになかったことを確認。それと同時に散らされていた伏線と、しょっぱなから思いこまされていたことを痛感。鮮やかな叙述トリック(?)でありましたなぁ。
Posted by ブクログ
嵐の夜に、偶然が必然か、とある山の中のペンションに集まった主人公たち。
そこで、不運に不運が重なって、主人公は6人を殺してしまった!そして、部屋に戻ると、一緒に来た友達が死んでいる!コレだけはマジで知らない!
と言うことは、自分が殺した6人の中に友達を殺した犯人がいるはず!ソイツに全部押し付けるために犯人を見つけなければ!という物語。
最後の大どんでん返しに思わず「なんじゃそりゃ!」となってしまったが、非常に面白かった。
巻末の解説では、「ちょっと無理があるかもしれないが、それも含めて作者の味として楽しめる」とある。
私もそう思う。
綿密なトリックが練られた本格派推理小説と言うよりかはエンタメ推理小説として非常に楽しめた。
Posted by ブクログ
七つの死体が横たわる嵐の山荘。そのうち六人を自らの手で殺してしまった主人公・マリは、唯一自分が関与していない一人の死について、“真犯人”を推理しはじめる――自身の罪を着せるために。
本作は、ブラックユーモアと緻密なロジック、そして人間の滑稽さが絶妙に絡み合った、非常にユニークなミステリ作品です。
物語は、山荘での事件を追うマリと、別のホステス殺害事件を捜査する刑事・三諸という二人の視点が交互に描かれます。個別に進行するはずの事件が、奇妙なかたちで交差し、登場人物同士の接点が浮かび上がっていく。二つの事件を眺めていく事で、数多の謎が複雑に絡み合った事件の全貌を、まるでパズルのピースを一つずつはめていくように、徐々に明らかになっていく過程が楽しめました。全編に渡って伏線が張り巡らされている緻密な構成は、ロジック重視のミステリファンにも深い満足感を与えると思います。
更には、こうした緻密な構成が、恐ろしく雑な殺人と動機に繋がっていくギャップも面白かったです。ただ、人によっては、殺人の動機や展開があまりに突飛で、荒唐無稽な点は、評価が分かれる所でしょう。
ミステリの形式を一度壊し、ユーモアと毒気をまぶして再構築したような本作は、王道の推理小説とは一線を画した変則的な傑作。常識的な推理小説に物足りなさを感じている方には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
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小説・文芸
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