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嵐の山荘に見知らぬ怪しげな人たちと閉じこめられた万理と園子。深夜、男におそわれた万理は、不可抗力も働き彼ら全員を殺してしまう。その後、園子の部屋へ逃げこむと、園子も死体となっていた。園子を殺したのは誰なのか。驚愕のラストまで怒濤の展開。奇才が仕掛けたジェットコースター・ミステリー! (講談社文庫)
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Posted by ブクログ
作者の西澤保彦氏がご逝去されたとニュースを見て、これは一冊追悼読書をと選んだのがこちら。 あとがきでご本人が書かれている通り、若かったから書けた「青春の書」という表現がピッタリだった。 ハチャメチャだしてんこ盛りだし、バッタバッタ人が死ぬし、みんなキャラ濃いし大変なことになっているんだけど、それが...続きを読むとても楽しい。 正直、最後の一行のどんでん返しは後半なんとなく気付いていたけれど、それを抜きにしてもたくさんの伏線がミステリーとしての満足感がある。 なにより赤ん坊爺さんやパンチ妻っていう呼び名にしちゃうところが大好き。
とある夜の別荘に殺意が集ってしまう、、、というお話(?)。 何故か連鎖的に殺人が発生してしまい、決してやっていない殺人を自ら解明しようとしてさらなる事件が発生し、また別の場所の別の事件もあり、収束していくが謎が残り、最後にわぁっ、となった。 最後までなんだか変だぞと思いながら読み進め、最後の最後...続きを読むでどかぁんと見事にそう思い込まされていたことを知り、そういうことだったかぁ、となった。 そんな記述はなかったか、と確認のためにももう一度読み返してみないとなと思いました。 こういうどんでん返し作品、好きだわぁ。 ということで、再読。 さーっとそういう記述は確かになかったことを確認。それと同時に散らされていた伏線と、しょっぱなから思いこまされていたことを痛感。鮮やかな叙述トリック(?)でありましたなぁ。
めっちゃおもしろかった! 進め方も丁寧に登場人物が説明しながら進んでいくので、ミステリー系で、ん?どゆこと?ってなる事が多い私でも納得しながらサクサク読めました! 展開もバンバン変わるしドサドサ殺人起きるし、最後まで気になって気になって仕方ない!って焦りながら読み終わりました笑 読み終わりたくない!...続きを読むって初めて思った本でした!!
伏線の妙から、パズラーとしても最高だが、何と言っても、動機の馬鹿らしさ(爆笑必至)と奇妙な場面設定。このナンセンスさがツボにはまった。強烈なオリジナリティ。ただ叙述トリックは蛇足か。
土砂崩れにより孤島と化した別荘で万里が過剰防衛?により6人を殺害。だが、友達の園子の死体を見つけるが園子は殺してない。 犯人が犯人を探すミステリー。 ユーモラスな語り口だが内容は残虐。 途中に挟まれる別の連続殺人の真相と交わってなるほど! 不穏な登場人物たちと万里の正体で、かなり力技ではあるが面白さ...続きを読むが勝る1冊。
嵐の夜に、偶然が必然か、とある山の中のペンションに集まった主人公たち。 そこで、不運に不運が重なって、主人公は6人を殺してしまった!そして、部屋に戻ると、一緒に来た友達が死んでいる!コレだけはマジで知らない! と言うことは、自分が殺した6人の中に友達を殺した犯人がいるはず!ソイツに全部押し付けるため...続きを読むに犯人を見つけなければ!という物語。 最後の大どんでん返しに思わず「なんじゃそりゃ!」となってしまったが、非常に面白かった。 巻末の解説では、「ちょっと無理があるかもしれないが、それも含めて作者の味として楽しめる」とある。 私もそう思う。 綿密なトリックが練られた本格派推理小説と言うよりかはエンタメ推理小説として非常に楽しめた。
最後の一行で、え???となった。 読んでいる途中で何度も何度も前のページを確認しながら読まないといけないくらい、とんでもない数の伏線が張り巡らされている。
七つの死体が横たわる嵐の山荘。そのうち六人を自らの手で殺してしまった主人公・マリは、唯一自分が関与していない一人の死について、“真犯人”を推理しはじめる――自身の罪を着せるために。 本作は、ブラックユーモアと緻密なロジック、そして人間の滑稽さが絶妙に絡み合った、非常にユニークなミステリ作品です。 ...続きを読む物語は、山荘での事件を追うマリと、別のホステス殺害事件を捜査する刑事・三諸という二人の視点が交互に描かれます。個別に進行するはずの事件が、奇妙なかたちで交差し、登場人物同士の接点が浮かび上がっていく。二つの事件を眺めていく事で、数多の謎が複雑に絡み合った事件の全貌を、まるでパズルのピースを一つずつはめていくように、徐々に明らかになっていく過程が楽しめました。全編に渡って伏線が張り巡らされている緻密な構成は、ロジック重視のミステリファンにも深い満足感を与えると思います。 更には、こうした緻密な構成が、恐ろしく雑な殺人と動機に繋がっていくギャップも面白かったです。ただ、人によっては、殺人の動機や展開があまりに突飛で、荒唐無稽な点は、評価が分かれる所でしょう。 ミステリの形式を一度壊し、ユーモアと毒気をまぶして再構築したような本作は、王道の推理小説とは一線を画した変則的な傑作。常識的な推理小説に物足りなさを感じている方には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
ちょうどツイッターであらすじがバズったのを見て、そういや積読のままだったなと思い手に取った作品。 最初から積んだ状況だったのはめっちゃ笑った。なんでこんなことになんのよ(笑)中盤でようやくそのシーンが出てきたときも思いっきり笑った。最悪なピタゴラスイッチが起こってる(笑) バカミスと自嘲しているけど...続きを読む、私は結構はまりました。 世の中にはいろんな変態がいるもんだなー。
よくもまぁ、たくさんの変わった嗜好の殺人鬼を集めたなという印象。 殺人犯に自分が行っていない殺人はだれが行ったのかを推理させることに物語の主題を置いていると思わせておいて。 最後の最後に叙述トリックをぶちこんでくるという。 お見事
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殺意の集う夜
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西澤保彦
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