西澤保彦のレビュー一覧

  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    ネタバレ

    よくオススメに出てくるので観てみた。
    真相には、オオオっとなりました。
    学校(ファシリティ)には、10~12歳の6人の生徒がいるが、ここに来る直前の記憶がないという設定。
    なんで学校がファシリティと呼ばれてるのか、ワークショップと呼ばれる謎の実習、異様に柔らかく薄味な食べ物、新入生を迎え入れる時に感じる恐怖等々、右を見ても左を見てもとにかく謎だらけの状況。
    “共同幻想”には陥ることの恐ろしさご物語の真実に繋がっていて、SNSで歪んだ情報がそこら中に転がっている現在において、非常に響くテーマの作品でした。
    真実に辿り着いた生徒はこれこの後どうしたらいいんだ…笑
    自分が何を信じていて、それを何故信

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    2024年02月29日
  • 夢の迷い路

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    読書熱中少女エミールとおバカ映画フリーク少年ユッキーによる青春ミステリー第二弾。
    第二弾ということを知らずに読んでしまったが、問題なく楽しむことができた。
    二人のこの過剰なまでに盛り込んだ設定に意味はあるのかと思っていたが、本書四作目の「夢の迷い路」にてキチンと回収してくれていて、個人的にはスッキリした。

    「たったひとつ、別の見方をするだけで、あんなにも劇的に作品全体の印象が、がらりと変わってしまうなんて」というエミール祖父である雅則氏の言葉は、とても感慨深い。何かしらの作品に限らず物事の見方全般に通づるように感じ、自分自身への戒めにしようまで思えた。(但し、この場で語られている対象がアレな

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    2024年02月13日
  • 方舟は冬の国へ

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    とても切ない家族ごっこ。
    寄集めの偽物の一組の家族、アルバイト。

    主人公はブラック?な企業を辞めた青年。
    新たな仕事探しの中奇妙なアルバイトを紹介され、とある女性と知り合う。
    主人公はある館の主人役、その女性は主人の妻の役。そしてそこにはひとりの美少女。
    いかなる目的で数日間の家族ごっこがなされるのか?

    ストーリーはパートに分かれいます。
    主人公の苦く酸っぱい過去のエピソード。
    妻役の彼女の別人として語るエピソード。
    互いのエピソードの謎を解いていくうちに距離が縮まっていき、そしてストーリーは佳境を迎えます。
    何故自分たちが家族ごっこをすることになったのか。

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    2024年02月04日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    ネタバレ

     世間から隔絶した学校で起こる不可解な出来事と殺人事件が起こるミステリー。このミステリーの仕掛け(子供だと思っていたら70歳以上の老人だったという叙述トリック)には何となく気づいたが、そこまで持っていく伏線の設定や作中に出てくる「共同錯誤」「妄想の移植作業」は本当に薄ら寒いという感覚に陥った。ラストのバッドエンド風の終わりかたもこの物語であれば納得。

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    2024年01月30日
  • 腕貫探偵

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    1つ1つが短くて読みやすい。
    腕貫探偵が神出鬼没過ぎて最後辺りまで人に害がないタイプの怪異だと思って読んでたそんなことは無かった

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    2024年01月16日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    人里離れた全寮制の学校(ファシリティ)では、世界各国から集められた生徒たちが厳しい制限の中、推理ゲームなど少し変わった課題をこなしながら生活を行っている。やがて次々と起きてしまう殺人事件。生徒たちは何のために世界中から集められたのか。校長先生(プリンシパル)の目的とは。

    約束のネバーランドの様な舞台設定とおすすめ紹介があり手に取りました。真相が明らかになっていく後半の怒涛の展開に一気読みでした。宗教についての社会風刺がありつつ、ミステリーとしてもさりげない伏線と回収が面白く、隠れた名作だと思います。

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    2024年01月08日
  • 完全無欠の名探偵

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    連作短編でミステリーを堪能し、パズルのピースがバシバシはまっていく後半の仕掛けは爽快。そしてスケールの大きな世界観。なんと言っても、推理しない名探偵のキャラクター像がとても良い。20年ぶりの再読、とても楽しかった。

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    2023年12月09日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    タイトルから連想される連続殺人劇とは違うところに本作品の肝があると感じた。
    なぜこんな事が起こったのか。しかし起こるべくして起こった悲劇。
    自分の認識と皆の認識、擦り合わせればみんな幸せ。ただしひとたび認識を違えた時どうなるのか、、
    宗教についての描写も絶妙なスパイス。無宗教でも宗教戦争は起こりうるんだ。
    現代においてもマジョリティは淘汰されて然るべきという場面はある。今この時代に読む事が大きな意味だったんだと感じた。

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    2023年11月16日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    子供達は何のために世界から集められたのだろう?すっかり騙された。
    部屋の見取り図に主人公のつけたニックネームを書き込んでいったら読みやすくなった。

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    2023年10月21日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    人里離れた〈学校〉で暮らす6人の少年少女たちを中心にした特殊な学園ミステリ
    複雑な舞台設定や本名と主人公の中の呼び名が違う登場人物たちの影響もあり、序盤はなかなかページが進まないが、
    中盤以降とある事件が発生して以降はジェットコースターのような急展開の連続
    最後に明かされる〈学校〉の謎はそれまでの期待を裏切らない非常に面白いものであるとともに
    それが生んだ結果についての描写の仕方も個人的にとても好きで、単なる謎解き以上のモノを感じました
    ただ、タイトルについては改題前の方が合ってるのでは?と思います

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    2023年10月15日
  • 聯愁殺 新装版

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    あんまり前情報なく読んだ。
    ある事件について、登場人物がひたすら推理合戦をしていくというゴリゴリの本格ミステリ。
    そうきたか!という推理が出てきたかと思えば、ある一要素であっけなく廃案となったり、というのを繰り返していくうちに…
    ハウダニットにあたる作品だと思うが、こんな動機で罪が犯されるのは、衝撃であり恐ろしいなと思った。
    派手な展開はないので時々眠くなるが、のんびりと推理を楽しめた。

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    2023年09月07日
  • 夢魔の牢獄

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    ネタバレ

    SF的異能を軸に、過去の殺人事件の真相を追う一風変わったタイムリープものミステリー。
    タイムリープはあくまで「夢の中での追体験」であり干渉はできないということと、「心の裡は読めない」という設定が面白かった。

    また、帯の煽りに偽りなしって感じで、倒錯的なエロ描写が多い多いww
    にしても、同じ場面を何度も異なる視点から(感触とかもリアルに)味わうのってすごい、ストレスやばそう。主人公もう還暦近いのに…と変な心配をしてしまった。
    そう考えると、田附のタフさには感心するw

    同著者の「7回死んだ男」は読んだのだけど、あちらのスッキリ終わる感じとはまた違う、後味の苦さが良かった。
    後味が悪い、と言うよ

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    2023年09月03日
  • 夢魔の牢獄

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    ネタバレ

    官能的だったが、アブノーマルすぎてそこまで興奮しなかった笑
    この終わらせ方好き!







     
    ネタバレ




    結婚直後に奥さんそんな暇あった??また読み返さないとわかんないけど。

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    2023年06月11日
  • 夢魔の牢獄

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    官能&サスペンス⁈

    展開はサクサク進むけれど
    ちょっと登場人物の名前が個性的すぎて途中から見失っちゃいました、、

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    2023年06月07日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    そう来たか、、

    最初、陰気でなんとも言えない不吉な雰囲気でとっつきにくかったが、読み進めるにつけ、物語にどんどん引き込まれていった。

    約束のネバーランドを彷彿とさせるストーリーの中、なぜ、彼ら彼女はここにいるのかが疑問だった。途中、秘密探偵やら、前世が蘇った子供達やら、マトリックス如くVRの世界との予想も出てきて、何が何やらの疑問符ばかり。

    そんな中、事件が起こり物語は加速していく。
    そして、あの一文、今まで作ってきた世界を壊すかの如く、見方を一気に変えた。
    読み返してみると、なるほど、となる。
    設定、謎解き、そして話をひっくり返す、そのストーリー展開は一読の価値あり。

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    2023年05月30日
  • 彼女が死んだ夜

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     アメリカ留学を前日に控えた箱入り娘のハコちゃん、送別会から自宅に帰ると見知らぬ女性の死体が!? このままでは念願の海外留学がおじゃんになってしまう!! 禁断の死体遺棄計画は思いもよらない結末に。 匠千暁、最初の事件。

    後に匠千暁シリーズとなる西澤保彦の看板作の第一長編ですね。タックやタカチの学生時代のお話、同じキャンパスグループ内の箱入り娘のハコちゃんのフロリダ留学前日家に帰ると見知らぬ死体が!そして禁断の死体遺棄、まさかの主人公たち普通に犯罪者である。しかし事件は想像を超える幻惑さを見せ、警察でも捜査は難航。ここに酔いどれ探偵・タックの降臨。
     シリーズ恒例というか、西澤保彦ではよく出て

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    2023年05月13日
  • 人格転移の殺人

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     米国カリフォルニア州、辺鄙なファストフード店に集った面識なしの男女7人。 地震による倒壊で閉じ込められたのは人格を入れ替える地下施設だった! 1人が謎の死を遂げ、残された6人はいつ起こるか分からない人格の交換に慄く。 そこから起こる連続殺人は誰が何の為に行ったのか、ハウダニットとフーダニットが交差する長編SFパズラー。

    西澤保彦氏の七回死んだ男に並ぶSFミステリですね。 中盤までは登場人物の多さと人格転移の回数にちょっと驚かされ物語に付いていけるか不安だったのですが、後半にかけては意外にスッキリとした解決編。 他の西澤氏SFに比べて装置の想像がしにくいのが難点か。

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    2023年05月13日
  • いつか、ふたりは二匹

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    小学六年生の「僕」は眠りに就くと黒猫のジェニィになれる。 巷の野良猫に意識を乗り移せるのだ。 この力を使って犯人に近づけないだろうか、クラスメイトの女子が襲われた恐ろしい事件の―――。  事件を通して描かれる少年の初めての大冒険。

     西澤保彦氏のティーンエイジャー向けに書かれたSFミステリ。 あくまで主人公の少年の動向に重きが置かれています。 でも難解な苗字はいつものままでした、私都(きさいち)って何だ。 
     猫と化した少年のちょっと切なく温かいストーリー、それでいてミステリの芯も素晴らしい。

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    2023年05月13日
  • 走馬灯交差点

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    ネタバレ

    殺人事件の捜査中の刑事が、何者かによって橋から突き落とされた。その刑事はなんと娘の体に入っていて…

    中々登場人物が多くて、ストーリーと人物を追うのに忙しかったですが、結局の所、元凶の忽滑谷シズはどうなるのか。薄寒いラストでヒヤリとしました。

    確かに、大どんでん返しラッシュで一気読みでした。

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    2023年05月07日
  • 偶然にして最悪の邂逅

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    読みにくかった。特に「リブート・ゼロ」がしんどかったけど、最後の表題作が2周したくなるほど良くできていたので総合的な印象は良い。

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    2023年04月22日