西澤保彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
SF本格ミステリー小説。かなり古い作品ではあるが、そのトリックは色あせない。
飲食チェーン店の会長が後継者選びに毎年新年会を開いている。会長は少し痴呆が進んでいる。故に、一堂に会する親戚達に同じ洋服を着せる。ご都合主義だが、この設定は終盤の種明かしで明らかになる。作者も解説で述べているが主人公が同じ一日を繰り返す映画として名作「恋はデジャヴ」から着想をしたとのことだが、私は恋はデジャヴによりこの設定をすんなり認めて読み進めていた。
作中、あまりにも多くの伏線があるがそれを全て回収していると思われるが2周目の読書以降でないと難しそう。
会長が馬券で当てたお金を元に…とのことだが、会長も実は反復落 -
Posted by ブクログ
「反復世界に於ける殺人事件」
主人公はある特定の日を9回繰り返すが、周囲の人は誰ひとりその状況を認識しておらず、主人公だけがこの反復現象に翻弄される。
反復落とし穴にハマった日の2周目、オリジナルの日には起こらなかった殺人事件が起こる。主人公は自分がオリジナルの人は違った行動をとったばかりに殺人事件が起こってしまったと思い、殺人事件を回避すべく3周目以降で様々な策を講じる。しかし、殺人は起こる。
反復現象の中で、少しずつ答えに繋がりそうなヒントが集まるので、続きが気になりテンポ良く読み進めることができた。主人公があの手この手と尽くす繰り返しの日の中で、その他の登場人物の人間模様も面白おかしく描 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公の問題を解決してあげると言うよりも、主人公の問題に対してアドバイスすると言う感じの新しい探偵。いや、腕貫さんは市民の相談に乗りアドバイスしてるだけで探偵とは思ってないのかな。
淡々としている腕貫さんに興味ある。シリーズ化されてるらしいが、腕貫さん、本名なんて言うのかな?やはり変わった名字なのかな?
面白かったんだけど、話しによっては気になる事があって。例えば、「恋よりほかに死するものなし」、葉子の母どうやって元気になったの?とか。
「スクランブル・カンパニィ」の最後、腕貫さん、秋賀さん、どうぞと言ったよね?秋賀さんって秋賀エミリ?彼女は腕貫さんに何の相談があるの?とか。
どうでも良い事