西澤保彦のレビュー一覧

  • 謎亭論処 匠千暁の事件簿

    Posted by ブクログ

    どの短編集もタック、タカチ、ボアン先輩、ウサコがメインの多重解決のテイでの話。完璧にそれが真実だとは言わない短編もあるので、推理の過程を楽しむ1冊かと。ウサコが平塚刑事と突然結婚してるのが驚き!

    0
    2026年08月16日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タックタカチが在学中だっり卒業後だったり、ボアン先輩が就職してたりといろんな時系列が楽しめる短編集。
    「招かれざる死者」
    金持ちドラ息子の有馬がとなりの爺さんと揉めていて殺すことを画策。しかし刺してしまったのは女子大生。有馬の画策をうまく利用した二重の操作にピリッと刺激を感じられる。
    「黒の貴婦人」
    ボアン先輩たちがいつも飲み屋に現れる白の貴婦人とは誰なのか。依存の後に読むとあの貴婦人があの人なのかと邪推する。

    0
    2026年08月11日
  • 走馬灯交差点

    Posted by ブクログ

     大学生の染谷朝陽は不倫相手との密会中に、ほとんど没交渉状態にあった父親の直道から連絡を受ける。焦った雰囲気の父親は二十年近く振りに高和に来ている、と言い、急いで車で迎えにきてほしい、と告げる。いくつか疑問点はあるが実際に父親のもとへ向かうと、仰臥した見知らぬ女の死体が――。
     ということで本作は複雑な家族、親戚事情に、彼らの持つ不思議な能力が絡んで、さらに複雑さを増しながら、事件の真相へと向かっていくミステリです。西澤保彦さんの初期の大傑作『人格転移の殺人』と同様、〈人格転移〉を扱っていますが、アプローチの仕方はまったく違っていて、混乱しつつも読み進めていって、(判断が分かれるところだろうな

    0
    2026年07月31日
  • 人格転移の殺人

    Posted by ブクログ

    少し昔のSFミステリーであるが、新作を読んだときのように楽しめた。人格が入れ替わりながら殺人事件が起きるという比較的単純なストーリーであるが、とても読みやすくテンポ良く物語が進んでいくので、気軽にミステリーを楽しみたいときにお勧めの一冊である。

    0
    2026年07月20日
  • 下戸は勘定に入れません

    Posted by ブクログ

    条件付きでタイムスリップ出来る主人公・古徳は自殺願望のアルコール依存症。
    その条件とは、同じ月日(曜日も同じ)に同じ相手と同じ種類の酒を飲む。
    すると、数年前の同じ月日に遡れるというもの。ただし、干渉は出来ずに見てるだけ。
    精緻なロジックは流石の西澤保彦と言えよう。
    酒は飲んでも呑まれるな。極上のタイムスリップ本格ミステリにアナタも酔(寄)ってみませんか。

    0
    2026年07月13日
  • 殺意の集う夜

    Posted by ブクログ

    六連続過失致死というパワーワード笑笑

    序盤に主人公が"うっかり六人殺してしまった"って言ったときは「んなわけないだろ笑」って笑っちゃったけど、実際に殺人事件パート入ったら見事な殺人ピタゴラスイッチすぎて更に笑ってしまった。

    0
    2026年07月09日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    ループ物の作品として有名な「七回死んだ男」
    流石です。とても面白かったです!

    まず、主人公のキュータロー(ヒサタロウ)が、凄く好きです。人間的に、好感が持てます。
    キュータローは、16歳の高校生ですが、ループを何度も繰り返し続けている為、精神年齢は30歳くらい?だとか。

    物語は、ある程度、オチを予想をしていた部分はあったのですが、ことごとく外れました。
    くっ…まさか、最後にそうくるとは…と。

    でも、個人的には好きな展開なので、、その後どうなったのかを…もっとはっきり知りたかったです。
    でも、そこは、きっと大丈夫だと信じています。

    少し懐かしい朝ドラを見ているような、楽しいひと時でした。

    0
    2026年06月24日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    おそらく初タイムリープもの!

    種明かしは個人的に弱かったかな〜
    でも読みやすさ○
    オチが気になる○
    ってかんじでよかった!

    某作品と同じで他にタイムリープ
    してるやつおるんかと思ってました

    0
    2026年06月21日
  • 解体諸因

    Posted by ブクログ

    再読。西澤保彦デビュー作にして匠千暁初登場。
    登場人物が安槻界隈というゆるい繋がりの連作短編集で、それぞれの短編も同じくらいゆるくつながり最後に閉じる。作者本人も後書きで仰ってますがまあ解体された死体だらけの本である。私は1作目の解体理由、ナシではないですぞ。

    0
    2026年06月15日
  • 依存

    Posted by ブクログ

    「身代わり」を再読したので前作であるこちらも再読。タックとタカチが千暁と千帆になる物語。挟み込まれたケーコたんのエピソードはなかなかに薄ら寒いものがありました。何回か読んでいるはずなのに面白いほど何も覚えていなかったので、寸暇を惜しんでグイグイ読んでしまった。

    0
    2026年06月15日
  • 殺意の集う夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こんなの初めて!!っておもしろいくらいに人が死んでそして誰もいなくなった、、、ってかんじ。最後はびっくりしたけど、もはやどっちでもいいくらい人が死にすぎてて、異常者だらけで。相関図書いて整理したいような。

    0
    2026年06月15日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

    Posted by ブクログ

    それはわからないよー!
    って言う感想。
    舞台がしっかり理解できるまで状況が動かないから読んで半分すぎても何にも始まらない…。
    でも読みやすくてスルスル進むし理解もしやすい。
    残り少しで怒涛の展開になって、面白い!
    絶対わからない。
    前半なんにも起こらないのに退屈せずに読み進められたのはすごいなぁ。
    面白かった。

    0
    2026年06月07日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なるほど!だからこのタイトルなんだ!と驚きました。座布団での殴り合いシーンがお気に入りです。とにかく先が気になって気になって一気に読みました。友理さんの台詞であれ?っと思いましたが繰り返していた日が思っていた日付でないことは全く分かりませんでした。騙されました!面白かった。

    0
    2026年05月29日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイムリープ系ミステリーとして有名な作品だが面白かった!
    久太郎は度々1日を7回繰り返す反復落とし穴に落ちる特異体質で、子供の頃から余分に時間を生きているからか妙に落ち着きのある高校生。資産家祖父の遺産を巡る家族の泥沼争いや、兄といとこたちの恋路をどこか達観していた。
    ある日祖父の後継者発表のために一族が集まったとき、久太郎は反復落とし穴に落ちる。そしてオリジナル周では起こらなかった祖父の殺人現場を目の当たりにする。
    祖父を救うため極力オリジナル周に近づけようとするが、何度も繰り返される殺人、、なんとも面白い設定だろうか。

    てっきりもう一人反復落とし穴に落ちる体質なのだと思っていたが、まさか

    0
    2026年05月17日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    パズルを解くような、そんな新鮮な気持ちで読めたタイムリープもの。

    高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる
    「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。
    資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、
    親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。
    祖父を救うため久太郎はあらゆる手を尽くすが。

    反復落とし穴という斬新な設定。
    要はランダムで同じ1日を9回繰り返すという。
    どの日にその反復落とし穴が発動するかは神のみぞ知る。
    何でもありな感じになりがちなタイムリープものの中では
    かなりしっかりとした設定を持ち、かつ斬新なもの。

    祖父が殺された1月2日を何度も繰り返すが、
    あの手この手を使

    0
    2026年04月28日
  • 完全無欠の名探偵

    購入済み

    面白かった

    推理のとこはどんでん返しがあってよかった。fragmentの少女の物語が必要なのかわからなかった。山吹みはると関係してるのかでも時間軸が違うような気がするし読んでいくとSF要素がでてきてびっくり。山吹みはるも超能力?あるので不思議ではなかったが、でも最後その超能力も失ったようですが、まぁ彼は身体能力も高いので食っていけるかな。

    #感動する #スカッとする

    0
    2026年04月17日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    タイトルとあらすじから最初と最後は祖父は助かって7回は死ぬ運命なんだな、と。どういうトリックがあるのかと思ったらまさかの。古い作品だけどけっこう好きでした。ドロドロの描写がすごい殺人事件と違うのもいい。ちゃんと伏線がある。

    0
    2026年03月12日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    SF本格ミステリー小説。かなり古い作品ではあるが、そのトリックは色あせない。
    飲食チェーン店の会長が後継者選びに毎年新年会を開いている。会長は少し痴呆が進んでいる。故に、一堂に会する親戚達に同じ洋服を着せる。ご都合主義だが、この設定は終盤の種明かしで明らかになる。作者も解説で述べているが主人公が同じ一日を繰り返す映画として名作「恋はデジャヴ」から着想をしたとのことだが、私は恋はデジャヴによりこの設定をすんなり認めて読み進めていた。
    作中、あまりにも多くの伏線があるがそれを全て回収していると思われるが2周目の読書以降でないと難しそう。
    会長が馬券で当てたお金を元に…とのことだが、会長も実は反復落

    0
    2026年03月08日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ループものは苦手なはずなのに、この作品はめっちゃ楽しめた。
    《同じ一日をループする》という特異体質を持つ久太郎は、祖父の死を回避しようと試行錯誤するも何故か失敗に終わる。
    どうして回避できないのか。
    これが一番の謎なわけですが、解けた瞬間「うっわ、そういう事か!」と。
    その後、さらにもう一段階あって、もうめちゃくちゃ面白かった。
    コメディ要素もあるし文章も読みやすい。
    そして何よりストーリーが面白い。
    この方の他作品も読んでみたい。

    0
    2026年03月08日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

    Posted by ブクログ

    とある施設に集められた生徒たち、何故彼彼女らは集められ、何故共同生活をしているのか、やがて殺人事件が起き、、、というお話(?)。

    みな施設に入る前の記憶がなく、仲間内で施設の謎を解明しようとするが、、、。

    ラストには驚きの真相が明らかになる。


    それとなく示されていた真相に至るための記述、施設内の様子、お菓子紛失事件、神の存在論争(?)、これらをまとめあげると真相に辿り着けたのかもしれないが、まあこれは見破れないでしょう。
    結果論。

    序盤からもうそう思い込まされてしまっておりましたから。

    0
    2026年02月24日