西澤保彦のレビュー一覧
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積本より。
ものすごくお久しぶりの西澤さん作品。
7回死んだ男が面白すぎて、当時この方の著書を手あたり次第集めていた。
タック&タカチシリーズとか、チョーモンインシリーズとかめっちゃ夢中になって読んでた。
そういえばこんな感じだったな~。
明るくてライトなやつと暗くて陰惨なやつの落差が激しかったな。
今回のは明るくてライトな方。
一人称のそれぞれの視点で進んでいく。
基本的にはキャラたちの会話だけで話がどんどん進んでいく。
会話が進むごとに事件が整理され、推理されていく様子がお見事。
ついでにお酒も一緒にくいくい進んでいってるのがまた。お料理もおいしそう。
ちょっと麦酒の家の冒険を思い出 -
Posted by ブクログ
ネタバレボアン先輩が主として殺人事件に向かう。
タックとタカチは前作の依存であまり登場機会はなく終盤の謎解きで本領発揮。
安槻大学の後輩ソネヒロがボアン先輩たちとの飲み会の後徒歩40分程離れた公園でジョギング姿の女性と揉み合ってナイフが刺さり死んだところを近所に住む盛田に目撃される。別な殺人事件が起き、女子高生の鯉登あかりが自宅で殺されており、その脇には交番勤務の明瀬刑事も殺されていた。全能の神の様な妖しい雰囲気のあったあかりは学校の司書の朔美とただならぬ関係であったらしい。私小説『身代わり』を書き朔美の婚約者と体の関係がある内容のものを見せつけて朔美は激怒する。あらにあかりは朔美の婚約者と実際関係が -
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大学生の染谷朝陽は不倫相手との密会中に、ほとんど没交渉状態にあった父親の直道から連絡を受ける。焦った雰囲気の父親は二十年近く振りに高和に来ている、と言い、急いで車で迎えにきてほしい、と告げる。いくつか疑問点はあるが実際に父親のもとへ向かうと、仰臥した見知らぬ女の死体が――。
ということで本作は複雑な家族、親戚事情に、彼らの持つ不思議な能力が絡んで、さらに複雑さを増しながら、事件の真相へと向かっていくミステリです。西澤保彦さんの初期の大傑作『人格転移の殺人』と同様、〈人格転移〉を扱っていますが、アプローチの仕方はまったく違っていて、混乱しつつも読み進めていって、(判断が分かれるところだろうな -
Posted by ブクログ
ループ物の作品として有名な「七回死んだ男」
流石です。とても面白かったです!
まず、主人公のキュータロー(ヒサタロウ)が、凄く好きです。人間的に、好感が持てます。
キュータローは、16歳の高校生ですが、ループを何度も繰り返し続けている為、精神年齢は30歳くらい?だとか。
物語は、ある程度、オチを予想をしていた部分はあったのですが、ことごとく外れました。
くっ…まさか、最後にそうくるとは…と。
でも、個人的には好きな展開なので、、その後どうなったのかを…もっとはっきり知りたかったです。
でも、そこは、きっと大丈夫だと信じています。
少し懐かしい朝ドラを見ているような、楽しいひと時でした。 -
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ネタバレタイムリープ系ミステリーとして有名な作品だが面白かった!
久太郎は度々1日を7回繰り返す反復落とし穴に落ちる特異体質で、子供の頃から余分に時間を生きているからか妙に落ち着きのある高校生。資産家祖父の遺産を巡る家族の泥沼争いや、兄といとこたちの恋路をどこか達観していた。
ある日祖父の後継者発表のために一族が集まったとき、久太郎は反復落とし穴に落ちる。そしてオリジナル周では起こらなかった祖父の殺人現場を目の当たりにする。
祖父を救うため極力オリジナル周に近づけようとするが、何度も繰り返される殺人、、なんとも面白い設定だろうか。
てっきりもう一人反復落とし穴に落ちる体質なのだと思っていたが、まさか