【感想・ネタバレ】狂うのレビュー

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感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年12月11日

最後にダブルの正体が奏絵だとわかるところで全て持っていかれた。またこの気分にさせられるとは。
凌辱シーンは読みたくなくなるような描写だけれども、それでも惹き寄せられる読み応え。
奏絵はきっと鳴沢を大切な仲間だと思っていただろうに、下らない妄執でこの結末は悲しいし切ない。

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Posted by ブクログ 2013年11月05日

妄執というか狂気というか、振り切った恐ろしさに肌が粟立ちました。
後味の悪さもまた狂気の果てと思えば、何とも言えない気持ちにさせられます。

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Posted by ブクログ 2017年11月04日

資産家のドラ息子が、ある目的のため、女性たちを凌辱殺人を繰り返す。

結構引き込まれました。
最後、そんな理由で殺人を繰り返したのかと、
もう一つ、高校の同級生女性の末路が面白かったです。

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Posted by ブクログ 2017年08月01日

倒叙でもあり、読者は犯人を知った上で読み進めるが、どうにも動機が判明しない。それどころか犯行においてのいくつかの不可解な行動も理由がわからない。 最後まで「理由」が謎である事が、読ませる小説になっている。そのミッシングリンクが明かされる瞬間が非常に気持ちがいい。 絶望としかいいようのない展開で、やは...続きを読むりこれもまた絶望を味わうためのミステリ。悲劇でしかない。ある意味では人間の深層の病理をかなり繊細に描いているようにも思える。

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Posted by ブクログ 2016年11月12日

引き込まれ方は良かった。 その証拠にサクサク読み終わった。 個々のキャラの心情とかもっと欲しかったな。 殺された人達サラッと流され過ぎ。結末がなんかね。

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Posted by ブクログ 2013年11月16日

よくわからない動機から始められる凶悪な連続殺人事件の真相、連続殺人の中で行われていることの意味、動機等が最後に明らかになり、かつその真相の意外さと主人公である犯人にもたらされるインパクトから思わずうなってしまった。

事件の動機は正直あり得るのかと思わなくはないのだが、しかし主人公が文字どおり「狂う...続きを読む」までの道のりは、読み応えがあった。

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Posted by ブクログ 2022年10月04日

氏の著書で、個人的にとりあえず気になってピックアップした作品は、これで一通り読破って感じ。本作は、比較的自分の好みに一致する方向性のもの。タイトルからして尖りまくっとるし。どんどん頁を繰らせる引き込まれ度は大きかったんだけど、ラストの強引さも含め、細かく気になった部分は少なからずあったので、総合的に...続きを読むはこの評価。

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Posted by ブクログ 2017年09月19日

 同じ猟奇殺人にしても『デッドマン』河合莞爾著よりは怖い、不気味な人物、行為は薄気味悪さを感じさせてくれる。小説としてはコロンボみたいに犯人登場からのストーリーなわけだが、その違いは最後に殺人の動機が明かされることにある。なんだか狐につままれたような・・・それはないだろう(笑

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Posted by ブクログ 2014年08月14日

あることをきっかけに猟奇的な連続殺人事件を犯す犯人が主人公です。概ね主人公視点で物語は進行します。殺しの描写がグロいです。注意しましょう。殺しをはじめる動機が薄いように思えてモヤモヤしますが、タイトル通り狂っているなら理解できない動機でも良いのかもしれません。オチがわりと良かったです。

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Posted by ブクログ 2014年03月27日

非常に男性的でハードだった。
猟奇的連続殺人までの動機は曖昧で弱いが、
陵辱シーンの後味の悪さは読み手としてアタリ感があった。
オチは意外性があり、驚きだった。
改題前の『彼女はもういない』の方がしっくりくる感じ。
ま~あまり他人様にお薦め出来る内容ではない。

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Posted by ブクログ 2013年12月01日

 母校から届いた高校同窓会名簿。両親から莫大な遺産を受け継いだ鳴沢はすぐさま比奈岡奏絵の項を開いた。かつて札幌在住だった彼女の連絡先が今回は空欄だった。その瞬間、彼は強烈に憎悪し、連続殺人鬼と化した。冷酷の限りを尽くした完全殺人の計画は何のためだったのか?青春の淡い想いが悲しくも愚かな愛の狂気へと変...続きを読む貌する傑作ミステリ。

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Posted by ブクログ 2013年11月04日

大学時代一緒にバンドを組んでいた女性を探しだすために連続殺人を犯す話。

犯行シーンは猟奇的でグロい。
回想シーンや独白がだるい。

犯人の行動の理屈付け、完全犯罪の仕掛けはロジカルではある。
が、驚きやワクワク感がない謎解きである。
ラストのどんでん返しは不条理で切ない仕掛けではあるのだが、
あま...続きを読むりに犯人が異常すぎて同情や悲しみをまったく感じられない。

これも移動時間にさくさく読む系。

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Posted by ブクログ 2013年10月16日

結末の後味の苦さには脱帽。
この結末の為に、すべてが行われたわけですね、わかります。

しかし主人公が女性に対してそこまでコンプレックスを抱いておきながら奏絵に対してこの感情というのはちょっと解せぬ。

これを言ってはおしまいなんだけど、でも!そんなことでーーーー!!

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