西澤保彦のレビュー一覧
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好きなんです。西澤先生のこういう作品も好きなんです。
どんでん返しに、伏線、物語の展開、満足いくものなんですが、なぜか腑に落ちない。設定によって登場人物が都合よく踊らされてる感じがする。設定設定しすぎてるとこに、このもやもや感があるのだろうか。Posted by ブクログ -
カメラと盗聴器の仕掛けられた別荘で、初めて会う女性を妻として、
少女を娘として一ヶ月暮らすことを条件に大金を提示されたカズト。
唐突に始まる生活に不自然さと緊張を覚える一方で、それ以上の違和感に、
徐々に気づくカズト。
一方ほんの少しずつ親密になりはじめた妻・ヒロコと、
なぜかテレパシーで会話も...続きを読むPosted by ブクログ -
超能力犯罪を取り締まるチョーモンインシリーズ第八弾。
相変わらずの不思議なロジックの世界ではあるのですが。
個人的に一番のお気に入りはタイトルにもなっている中篇「ソフトタッチ・オペレーション」。
氏のジェンダーらしい作風が全面に出ていてお勧めです。Posted by ブクログ -
迷い込んだ者を殺し仲間にしていく死者のファミリー。一人の女を仲間にしたことから崩壊へ。
過去に起きた連続殺人事件。死者たちの中にいる事件の関係者。
2009年5月11日初読Posted by ブクログ -
五月の連休が終った頃はローワークに仕事を探しに来ていた十和人(つなしかずと)は、失業をしていた。
帰り道にオリエント・リサーチ(民間の調査会社)の調査員と名乗る男に話しかけられた。
「ある場所に一ヶ月くらいの間滞在して欲しい」と依頼されたのだ。
多少不自由な思いをさせられる事は聞いたのだが、支...続きを読むPosted by ブクログ -
人を殺すことが、こんなにも、おもしろいとは思ってもみなかった—。能解警部の部下・奈蔵渉は警察官でありながら、連続殺人鬼。自己の狂気を冷徹に見つめながら犯行を続ける奈蔵の、究極の目標は誰なのか?複雑巧緻なトリックをちりばめた驚愕のサイコミステリ。大人気の「神麻嗣子シリーズ」番外編。
「超...続きを読むPosted by ブクログ -
全てが謎(ってか解析不能?)に包まれた「人格転移装置」が存在する時点で
もうドップリと世界に嵌ってしまいます…
好きなんだなぁ、こんな話が…文句無くオモロイ!Posted by ブクログ -
チョーモンインシリーズの番外編。
視点を変えるとこんなにもハードな作品に仕上がるのか?と驚いた一冊。
と同時に本編にどんな影響がと、期待が膨らんだ作品。
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面白かったー!なんとなく、重厚な刑事サスペンスみたいなものと勝手に思い込んで敬遠していた本作、読み口はとてもライト。主人公の一人称視点で物語は進んでいくが、この主人公がなかなかユーモアがあってゆるくていい(笑)ループしまくってるから精神的にやたらと成熟してるっていう設定も面白い。ジャンルとしてはルー...続きを読むPosted by ブクログ
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設定の面白さ、語り口の軽快さ、それぞれのキャラクターが立っていることが魅力的。
語り手の主人公は、ランダムで、ある一日を九回反復してしまう体質の持ち主。
その体質ゆえ、高校生ながらに達観している部分があり大人びてみられがちだと自分で語っているが、
祖父との酒盛り&大嘔吐のオリジナル周がイヤすぎて、...続きを読むPosted by ブクログ -
同じ1日を9回繰り返してしまう日がランダムで訪れる主人公の話
ややコメディに書かれているし嫌な表現は無かったのでとても読みやすかった
結末もびっくりで面白かったですPosted by ブクログ -
反復の性質を活かしてオリジナルの日から出来事を変えることもできるけれど、オリジナルの日と同じになるよう強制力も働く。何でもありというわけではなく一定のルールのもとで繰り返していく様子が面白かった。Posted by ブクログ
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SF本格ミステリー読みました。
祖父の死を回避するため何度も同じ日を繰り返す少年が奮闘して、全ての疑問が一気に解けていく結末は、かなり驚愕しました。
鮮やかな伏線回収で、凄かったです。Posted by ブクログ -
6名の作家さん自らが推す、どんでん返し小説の決定版!短編小説ながら何れも濃ゆい内容で仲々楽しめる小説本だと思います。
どんでん返しのイメージで読むと多少違う感じがするがある意味、どんでん返しだと思います。
スラスラと読めて大変面白い仕上がりです。
著名な作家さんの小説がこの一冊で読めるので大変お得だ...続きを読むPosted by ブクログ