【感想・ネタバレ】収穫祭(下)のレビュー

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Posted by ブクログ

徹底的にグロかったけど、後半もテンション変わらず面白かった。というか、前半最後に謎の組織みたいなのが出てきて、そういう方向にいったらどうしようと思ってたけど、全く杞憂だった。寧ろ、あの人たちは誰だったの?っていう謎はそのままほったらかし。最終的に、不安な行く末を暗示しつつも、登場人物たちの末路までは描き切っていないのも 不気味で○。上下巻あわせると千頁越えの超大作だったけど、一気呵成に読まされる力作。西澤作品、今のところ当たり確率が高くて素敵です。

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2018年10月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さすが西澤保彦! もう、ホント大好きです☆
14人も殺しておきながら、びっくりするような陳腐な殺害理由。
書いたのが西澤保彦でなかったら、「まさかでしょ、ないないw」で終わるところを、
「ありえるかも」と思わせ、ゾッとさせる、西澤保彦の手腕に脱帽。

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2013年09月22日

Posted by ブクログ

後半はスプラッター描写は少し収まりミステリー的な要素も出てくるが…。

スプラッター調のサスペンスで始まり、本格的な要素も入れつつ、強烈な殺意に翻弄された人々の一大絵巻となっている。
30年にわたる愛憎の蓄積が様々な人々を巻き込んで凄惨な事件を引き起こす構図は緻密で、ただの脇キャラがのちに事件に巻き込まれたり舵を取ったりと、意外な展開が最後まで続いた。

ただし最後の最後まで、不要なまでのスプラッター&エログロ描写の多さには辟易させられる。
プロットやセリフが活きているだけに本当に残念。

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2021年05月19日

Posted by ブクログ

やっとタイトルの意味が分かりました。
自分の考えていたこととは全く違う結末になりました。
良い意味で裏切られたことになり、満足しております。
後半でブキのつぶやいた一言に驚きを感じ、最終場面でのタイトルの意味を理解すると女性は恐ろしいなあとさらに感じます。収穫祭とはこのことであったか。

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2019年03月04日

Posted by ブクログ

全体を貫く雰囲気、包むパッケージのテイストは悪くないと思うが、過剰、あるいは不要にも感じられる性的倒錯にまつわる描き込みや、唐突にライトノベルっぽくなるくだり、これまた物語中では浮いてしまっているアクションシーンなどが若干残念でもある。
プロットは面白い。
すべての謎や伏線がストレスなく収まるわけではないが、読み物として充分クオリティは高いし、終わらせ方もなかなかいい。

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2011年02月03日

Posted by ブクログ

6月-9。3.0点。
なんだか、一人称が多く、正確じゃない情報が多く、
惑わされる感じ。
途中から、どういう方向性に行くかわからなくなったり。
読みやすいんだけど。
もういいかな。この作者は。

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2012年06月25日

Posted by ブクログ

うううーん。

そうかー。
えっと、感想としては「脳男」を読み終わった時と似たようなううーん感。
(脳男を読み終わっていてかつこの本を読んでいない人、でも大丈夫)

とにもかくにも連続殺人の動機が弱い。
そうしてカンチの行動がよくわからない。

わからないといえば、ブキのかーちゃんじゃないの?
という人もいるのかもしれないけど、そこは実はあたし、
わかるところもあるんだよね。
‥って言ったら、あたしを知っている人はきっと戦慄するかも。
あたしはかなり、「」な、人なのでした。

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2011年10月14日

Posted by ブクログ

4章がちょっともやもやする。
読んでいるうちに、やっぱり犯人はこの人しかいないだろうなぁと思う。4章で死んだ人の真相が気になる。この辺もしっかり書いて欲しかった。
2章後半でも思った繭子の周辺の出来事がちょっとなぁ…。もうちょっと界隈の出来事ですませて欲しかったというか…。
あと思ったよりもエログロというか…。ここまで書かなくてもいいじゃない。と思ってしまった。

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2010年11月05日

Posted by ブクログ

西澤保彦の猟奇的側面が惜しみなく書かれた一冊。ミステリとしての仕掛けはあるが、ある種の復讐譚として読んだ。個人的には、仕掛けは面白かったが、もうちょっと猟奇的な部分は抑えてほしかったかな。嫌いじゃないんですけど。

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2010年10月29日

Posted by ブクログ

上巻の後半で読書のスタンスを変更していたため
スムースに読み進められた。

全体を通すとカンチの転落振りがちょっぴり残念だった。

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2010年11月24日

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