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Posted by ブクログ 2013年01月14日
ラストの衝撃度にびっくり。思わず声が出ました。
うーん、結局お金で買えないものがあるってことでしょうか。
美人の警視が登場してくると、一気にありきたり感が出てきてしまうものの、それを差し引いても、この著者の別の本も読んでみたいです。
グロテスクで、人に薦めにくいものではありますが
面白さは間違いない...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月06日
西澤保彦が狂気的な犯罪者を描いた倒叙ミステリ。
真の目的だけ伏せられ、最後に探偵役に暴かれ、更に本人も知り得なかった事実まで明らかとなる、と珍しくはないパターン。
しかし、ミステリとしての展開も、猟奇ものとしての書き口も、とてもクオリティが高い。
話の入り方、場面転換の切り返し方が大胆なのがよいのだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月16日
同窓会名簿の中で、学生時代に一緒にバンドを組んでいた女の子の住所が消えてしまった。
住所が消えただけで裏切られたように思うという、ちょっとわかりかねる原因が動機に繋がり、そこから生まれた憎悪を女性全般へ向けるなど、考え方が飛躍しすぎてます。殺人鬼となるくらいだから通常の心情では計り知れない考え方をす...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月27日
ビブリオバトル首都決戦本戦での杉目さんの紹介聴いて、ぜひ読みたいと思っていた一冊です。
人間の精神が論理的正当性を喪ってゆく様が興味深く描かれていました。何ら害をもたらすはずも無い出来事でも、ある種の、幼い頃から疎外感を溜め込んできてしまったような人間にとっては、それが狂気の引き金なる。数々の戦...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月17日
最後の最後で判明する題名の意味。作者が彼女がいないと言うフレーズに込めた真の意図は残酷以外に言葉が思い付かない。それまで冷酷な殺人の数々を読まされ、気分の悪くなったところへ更に追い討ちを掛けるかのようなエンディング。しかしそれまでの巧みな伏線とフェアな情報提供が後味の悪さを上回る驚愕を読み手に与えて...続きを読む
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