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猫になって事件を解決!
猫になったぼく。はじめての謎と冒険。
本格ミステリの名手が贈る、可愛いだけじゃないファンタジック・ミステリ!
眠りに就(つ)くと猫の身体に乗り移れるという、不思議な能力を持つ小学六年生のぼく。町で起きた女児襲撃事件の謎に、猫のジェニイの身体を借りて挑むことに。スリル満点、はじめての冒険の結末は――。
子どもが大人になるために大切なことを教えてくれる、あったかくて、少し切ないファンタジック・ミステリ。
●執筆中、これまで出会い、そしてお別れしてきたひとたちや犬、そして猫のことを憶(おも)い出しました。作品の出来、不出来は別として、この『いつか、ふたりは二匹』は、わたしにとって生涯の宝物のような作品になりました。――西澤保彦(あとがき「わたしが子どもだったころ」より)
Posted by ブクログ 2023年05月13日
小学六年生の「僕」は眠りに就くと黒猫のジェニィになれる。 巷の野良猫に意識を乗り移せるのだ。 この力を使って犯人に近づけないだろうか、クラスメイトの女子が襲われた恐ろしい事件の―――。 事件を通して描かれる少年の初めての大冒険。
西澤保彦氏のティーンエイジャー向けに書かれたSFミステリ。 あく...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月30日
タイトルに惹かれて手に取りました。
少年、少女向けの作品だったとは…。
充分大人も楽しめる作品です。
オールハッピーな終わり方ではないけれど、智己くんは久美子さんの事が大好きになるだろうし、命の重さ、物事の軽重のわかる子に成長してくれるだろうと思います。
悲しいけれど、明日に繋がる思いが残ります...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月24日
読み終えてからミステリーランドだと知ったが、西澤保彦による同レーベルの作品。
レーベルの方針上、大人でしかもミステリを多読する自分が、展開を先読めるのは仕方ない。
それでも、没頭させ、ハラハラさせるのだから素晴らしい。特に、「説明できない不思議な力はあるが、事件解明はあくまでロジカルに」というスタン...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月07日
小学生の僕が、眠ると猫の体に乗り移れるという力を使ったちょっとファンタジーな推理小説。元々子供向けの書下ろしということで、確かに少し物足りなかった。オチも予想通りだったし、話の進み方がその場その場で都合よいるように思ってしまった。それでも子供が読書を好きになるためにはいい本かもしれません。本格ミス...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月17日
完全に小学生向けのお話だと思ったので、うちの5年生におすすめして読んでもらっています。
とりわけ最後の場面からは、それぞれに何かを感じ取ってみてもらいたいです。
25歳の大人目線、さらに日頃から推理ものを好んで読んでいる立場からすると、お話の伏線だってほとんどが予想通りという感じで、確かにあまり面...続きを読む
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