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すべての謎は死体から始まった。6つの箱に分けられた男。7つの首が順繰りにすげ替えられた連続殺人。エレベーターで16秒間に解体されたOL。34個に切り刻まれた主婦。トリックのかぎりを尽くした9つのバラバラ殺人事件にニューヒーロー・匠千暁(たくみちあき)が挑む傑作短編集。新本格推理に大きな衝撃を与えた西澤ミステリー。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
ミステリーオムニバス。 全て身体のパーツがミステリの主な所になっています。 一つ一つのオムニバスを読んで 一つ一つにふむふむと思いながら 最後のアレに度肝を抜かれました。 さすがは西澤保彦! な1冊。 ボアン先輩シリーズがそんなに好きじゃなくても (むしろ知らなくても)短編なので...続きを読む気にせず読めます。
全てバラバラ殺人で構成された連作短編集。バラバラ殺人の猟奇的な面はそれほど前面に出ず、犯人の死体解体という不可解でミステリ的魅力に溢れる謎を論理的且つ合理的に解決する点が見事。ただ冒頭に提示される謎がどれもこれも魅力的過ぎて、非常に強引な論理の飛躍が無ければ解決に至らなさそうなことが読んでいながらに...続きを読む予想され、結果謎が明らかになり唖然としてしまうものが多かったように感じた。しかしながら見事なトリックに感嘆し、タック&タカチシリーズの開幕作ということを踏まえても必読であることには変わりない。
約20年ぶりに再読。 その後、何作にも続く匠千暁シリーズの第一作目。ボアン先輩やタカチも出演するバラバラ殺人短編連作集。ウサコはまだ出てこない。 この作品だけではそこまでの作品ではないが、後作を読んで再度読むと人間関係を知っているだけにちょっと背景が伺えて面白い。
解体ものをこれでもかとばかりに詰め込んだ作品。一つずつの話はそれほど長くないのであっさりと読める。しかしわりとバラバラにした動機がどれも「ええー!?」と素っ頓狂な声をあげたくなるものが多いんだけど、そのありかなしかの境界をギリギリに攻めてくるこの奇妙な感じはちょっとクセになりそう。
なぜバラバラにしなければならなかったのか。 バラバラ(解体)殺人を主題にしたミステリは世に多数あれど、短編・連作集という形式でこれだけこだわる作品となると珍しいかも?それなりの厚さがある本で、内容も濃いにも関わらず、最後は物語の絶妙な収束感。でも、登場人物の多さもあって、読者を選ぶ作品ではあるか...続きを読むもしれない。 著者の西澤保彦氏は、いまや独特のスタイルで日本ミステリ界に確固たる椅子を自ら作り出しているが、本作は氏のデビュー作。タック&タカチシリーズ登場の”彼等”の姿も見られるなど、ファンならではの楽しみも。
ミステリー短編集。 死体も。死体以外も。探偵役も。時系列も。とにかくバラバラ。 バラバラ死体がたくさん出てきますが、猟奇性は全くありません。 全て合理的な(?)理由があっての死体解体です。 この設定だけでも評価する価値があるかと。 タック・タカチのシリーズを集めようと思いました。
以前読んだ「七回死んだ男」がおもしろかったので、購読。オムニバスバラバラ殺人集だけど、全て話しは一つの世間の話で繋がっています。荒唐無稽な推理にも思えたりしましたが、それはそれ。とにかく、西澤氏の文章は憎めないキャラとコミカルな文章が好きですね。巻末のミステリにおいて物的証拠よりもロジックで解決させ...続きを読むたいという作者の信条には同意。推理劇も良かったけど、個人的には解体譲渡が好きかな。推理の間に間に見せる、二人のやり取りの中での佳子の順応スキルの高さの好感を持ちました。
ちょうど読んでいるときに、高校生のバラバラ事件があったもんで、おもしろい!と言い切ってしまうのもなんだかなぁという感じだったけど、おもしろい。 いろいろなバラバラ事件(中にはほのぼのしたものも)がタックの身近で起きて、それについての推理を繰り広げる。 だけど、それだけじゃない。 ひと癖あるのが西澤さ...続きを読むん。 舞台の台本のような推理劇を間に挟んで、そして最後は…… 相変わらず強引な推理もあるけど、タカチの出番が少ないのもわたしには良かった。
解体モノ?バラバラ殺人?死体損壊?どの呼び名で呼ぶのが普通なのか分からなかったのでいくつも書きましたが、よくもまぁ同じテーマでこんなにも書き分けられるなぁと思った。一部、流石にその理由はなくね・・・と思ったモノもあったけど、本人があとがきで言及してるので私が言うのもバツが悪い。 一般的に、死体損壊...続きを読むって聞いたら、猟奇的な理由とか激しい憎悪って考えるのが普通だろうけど、そこに死体損壊に値する合理的な理由を求めるのがミステリ好きだと思う。
バラバラ殺人ばかりを集めた短編集。 短編集なので内容を忘れないうちに サクサク読むコトをお薦めします!! まさかまさかの終わり方です(´ω`)
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西澤保彦
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