西澤保彦のレビュー一覧

  • 新装版 瞬間移動死体

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    ロスにいる妻景子を殺すため、日本からテレポートしてアリバイ完璧なはずだった和義。しかしロスにテレポートしたらあれれな展開に。
    ベースはコミカルなSFミステリ。オチのところで景子、和義、妹・玲奈、景子の愛人通訳・波多野、景子の秘書・美智代のドロドロ感が噴出。
    殺されたマット・カミングスが凶悪そうだけどなんか不憫。
    テレポートの副作用(酒飲む、裸になる、行き先の物と入れ替わる)が上手いこと絡み合ったオチも良い。
    パスポートはそういうことね、確かにと納得!

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    2025年11月16日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    「とある書店の文庫担当者渾身のおすすめ!!」
    「きっと誰にも見抜けないと思う罠が仕掛けられていて、絶対に騙されてしまいます。大大大大大衝撃の展開です。」

    カバーに書かれていた言葉にそそられて購入。
    積読本と化していましたが、ようやく読みました。


    様々な国籍の10〜12歳の子ども6人が生活する人里離れた学校が舞台。
    主人公は、日本人男の子、ミコガミマモル。
    日々学校のみんなと算数や英語のテストをしたり、班に分かれて、推理をする実習をしたりして過ごす。

    でも、この学校何かがおかしい。

    徐々に学校の異変に気づく生徒たち。
    そんな中、殺人事件が起きてしまい・・・

    といったあらすじ。

    序盤

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    2025年11月12日
  • 殺す

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    ネタバレ

    明らかに怪しい人物が2人出てきて、警察側はアイツで女子高生側はアイツかなー?と思って読んでいたのに、最後急展開してまさかの真実に着地した!
    あと、ホームレスさん良い奴だったのに可哀想。。

    『残酷な女子高生心理と容赦なき刑事の異常な行動が交錯する大胆不敵な警察小説』と裏表紙に書いてあるのに興味を持って読み始めたから、女子高生の残酷さが引き金となった事件なのかと思ってしまってたけれど、そうじゃなかったのがもやっと。
    全体としてはしっかり楽しめました!

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    2025年11月10日
  • 複製症候群

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    《ストロー》に触れると自分と同じ自分が複製されるSF要素ある1冊。
    複製された個体も自分はコピーではなくオリジナルだと思うのが肝。
    殺人が《ストロー》内部で起きるが、コピーとしての苦悩や葛藤も見応えあるし、オチの所のロクと先生のやり取りはこの設定を上手く取り入れた素敵な結末でした!

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    2025年11月09日
  • 殺意の集う夜

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    土砂崩れにより孤島と化した別荘で万里が過剰防衛?により6人を殺害。だが、友達の園子の死体を見つけるが園子は殺してない。
    犯人が犯人を探すミステリー。
    ユーモラスな語り口だが内容は残虐。
    途中に挟まれる別の連続殺人の真相と交わってなるほど!
    不穏な登場人物たちと万里の正体で、かなり力技ではあるが面白さが勝る1冊。

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    2025年11月05日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    最後の方どっとくる。
    急に無限城が現れた鬼滅の刃のように。
    しかし、これが伏線をしっかり辿っていて、物語上で色々と考察をしていて、まんまと騙される。

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    2025年10月16日
  • 腕貫探偵

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    1話がちょうど通勤読書によいページ数で、それでいてミステリーが読めてよかった。冴えない探偵役の公務員の推理で、謎がぱーっと回収されていくのはおもしろかったです。中には、読後感のよくない話もあって、人も死にますが、重すぎることはなく気軽に読めます。まだ続きがたくさんあるようなので、また買い足します。

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    2025年10月15日
  • 殺意の集う夜

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    嵐の夜に、偶然が必然か、とある山の中のペンションに集まった主人公たち。
    そこで、不運に不運が重なって、主人公は6人を殺してしまった!そして、部屋に戻ると、一緒に来た友達が死んでいる!コレだけはマジで知らない!
    と言うことは、自分が殺した6人の中に友達を殺した犯人がいるはず!ソイツに全部押し付けるために犯人を見つけなければ!という物語。
    最後の大どんでん返しに思わず「なんじゃそりゃ!」となってしまったが、非常に面白かった。
    巻末の解説では、「ちょっと無理があるかもしれないが、それも含めて作者の味として楽しめる」とある。
    私もそう思う。
    綿密なトリックが練られた本格派推理小説と言うよりかはエンタメ

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    2025年09月20日
  • 殺意の集う夜

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    最後の一行で、え???となった。

    読んでいる途中で何度も何度も前のページを確認しながら読まないといけないくらい、とんでもない数の伏線が張り巡らされている。

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    2025年09月15日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    謎と違和感に引っ張られながら読み進めると、最後に大きな衝撃が訪れる作品。ミステリーなんだけど、読み終えるとホラー寄りなのかなという感想。真相のとんでもなさはさすがです。

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    2025年09月01日
  • 彼女はもういない

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    裕福な家庭で育った主人公は人との関係を取り持つのに金銭が常に付き纏っていた。母親から受けたい愛情も、同級生から受けたい友情も彼を満たすものではなく、友情はいじめという形で彼に訪れる。そんな彼が居場所を見出したバンド活動をしていたメンバーの一人は事故死し、一人は行方がわからなくなっていった。そこから始まる彼の社会に対する自己表現は殺人という形で、罪もなき女性を次々と殺していく。
    どうして殺していくのかは彼の異常性、そして題名から考えられる「彼女」の存在から読み進めていく中で表されていく。その猟奇性や惨たらしさは読み手を選ぶ側面も多いが読み手には犯罪者が明示された上で物語をある程度俯瞰して読むこと

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    2025年08月06日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    ネタバレ

    20年ぶりくらいの再読(その時のタイトルは神のロジック人のマジック、だったかな。)だったがインパクトがあったのか、ネタは覚えていた。その状態で読んだわけだが、、、面白かった。細かい伏線を気づけたりして。
    いや、20年前はそれほど面白く感じなかったんですよ。なんとなくの違和感の中読んでいって、背景もわからず、気づいたら殺人が起こって、全部崩壊…みたいな感じで落ち着いて読めなかったんだと、今回再読して思った。
    老人たちはあえて、10代前半を演じていると思うと、それはそれで幸せな世界だったんだろうな。最後はこの先に明るい未来は無いとわかっているのに、それでも外の世界に進むステラの後ろ姿が頭に浮かんだ

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    2025年07月12日
  • 殺意の集う夜

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    七つの死体が横たわる嵐の山荘。そのうち六人を自らの手で殺してしまった主人公・マリは、唯一自分が関与していない一人の死について、“真犯人”を推理しはじめる――自身の罪を着せるために。
    本作は、ブラックユーモアと緻密なロジック、そして人間の滑稽さが絶妙に絡み合った、非常にユニークなミステリ作品です。

    物語は、山荘での事件を追うマリと、別のホステス殺害事件を捜査する刑事・三諸という二人の視点が交互に描かれます。個別に進行するはずの事件が、奇妙なかたちで交差し、登場人物同士の接点が浮かび上がっていく。二つの事件を眺めていく事で、数多の謎が複雑に絡み合った事件の全貌を、まるでパズルのピースを一つずつは

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    2025年07月10日
  • 殺意の集う夜

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    ネタバレ

    サクサク読める読みやすい一冊でした。

    登場人物達の描き方が特徴的で、実際にいたらイラッとするだろうな、と思うくらいリアルな描写に驚きました。
    冒頭の場面から、なぜそこに至ったのかの経緯もまるでコメディのようで途中で読んでいるのがミステリーだと忘れてしまうほど。

    最後の一文で男!?!?となるくらい騙されてしまいました。張られていた伏線をもう一度読み返したいくらいです。

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    2025年06月17日
  • ぬいぐるみ警部の帰還

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     ぬいぐるみ警部参上! というわけで本作は、二十代後半のキャリア組の警部で、類稀な美貌を持ちながら、実はぬいぐるみへの造詣と愛が深い音無美紀警部を主人公と三人の個性豊かな刑事が様々な事件を解決していく(ただし一話目の段階では、まだ全員集合はしていない)連作シリーズになっています。事件と直接関わるものから直接的な関わりはないものの印象的に使われているものまで、なんらかの形でぬいぐるみがそれぞれの短篇に登場する作品になっています。

     特に印象的だったのが、真相で明らかになる登場人物の心理が強烈な印象を残す「誘拐の裏手」で、〈凶器〉の扱いが〈犯人〉の心理的な側面と強くリンクするラストがとても好きで

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    2025年05月08日
  • 方舟は冬の国へ

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     典型的なブラック企業を辞職し、求職中の十和人は、民間調査会社に勤めているという謎の男から仕事の依頼をされる。それは、日本国内のとある民家に約一ヶ月間滞在して欲しい、という内容で、提示されたのは多額の報酬だった。てっきりひとりで滞在するとばかり思っていた和人が招かれた場所で出会ったのは、見知らぬ女性と少女で、三人でまったく別のとある家族を演じて欲しい、と彼ら三人は調査員から告げられる。情報もほとんど与えられないまま嘘の家族生活を送ることになった三人は――。

     というのが、本書の導入。紛い物の家族が本物になっていく過程をほほ笑ましく読んでいたら、まさかラストはここまで壮大な話になるのか、とびっ

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    2025年05月08日
  • 殺意の集う夜

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    ネタバレ

    久方ぶりに読んだミステリ本。
    Youtubeで紹介されていたので読みました。
    最初から人が死んでた。
    死ぬのもあっけないけど、ありえそうな死に方でもあるかも。
    思い込みでどんな人なのかを考えていたので最後に性別がわかったのでかなり驚いた。
    わかった後に最初のページとか読み返したな。

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    2025年04月10日
  • 殺意の集う夜

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    ネタバレ

    面白かった。
    なるほどね。
    視点が二人いるので、時系列が少しわかりにくかった。

    警官がマンションの部屋に進むところで、こいつヤベー奴じゃんと思ってたらヤベー奴だった。
    みんな犯人なので死んでもあんま心が痛まない。友達も殺す気で来てるわけだし。
    性別トリックはちょっとズルいかな。
    いつも女装してるってこと?

    身長とかで分かれば良かったな。

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    2025年03月31日
  • 方舟は冬の国へ

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     アルバイトといわれて、閉ざされた空間の中での生活をしばらく行うというストーリー。その設定は若干最近読んだ「インシテミル」と似ていると思った。ただ、殺し合いなどではなくて、仲の良い家族を演じるという、もう少しほのぼのとした雰囲気のストーリー。読み進めやすかったし、読後感も悪くなかった。

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    2025年03月12日
  • 依存

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    いつものメンバー達で白川教授のお宅を訪れたタック達。そこに居たのはまさかの…

    何人もの人生を狂わせるほどの異常な執着。タック依存。
    タックのカミングアウトに心が抉られました。
    ウサコ語りで読んだはずなのにタック目線で感じてしまい、辛かったです。
    だけど、読んでいて絶対大丈夫って思えるのすごい。心強過ぎます。

    最後のシーンは大好きで、何度も読んでしまいました。
    このシリーズ、あんなにはっきりとした台詞が語られると思っていなかったので、すごくよかったです。
    今頃はあの高原なのかぁー…

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    2025年03月10日