西澤保彦のレビュー一覧

  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    ネタバレ

    20年ぶりくらいの再読(その時のタイトルは神のロジック人のマジック、だったかな。)だったがインパクトがあったのか、ネタは覚えていた。その状態で読んだわけだが、、、面白かった。細かい伏線を気づけたりして。
    いや、20年前はそれほど面白く感じなかったんですよ。なんとなくの違和感の中読んでいって、背景もわからず、気づいたら殺人が起こって、全部崩壊…みたいな感じで落ち着いて読めなかったんだと、今回再読して思った。
    老人たちはあえて、10代前半を演じていると思うと、それはそれで幸せな世界だったんだろうな。最後はこの先に明るい未来は無いとわかっているのに、それでも外の世界に進むステラの後ろ姿が頭に浮かんだ

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    2025年07月12日
  • 殺意の集う夜

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    七つの死体が横たわる嵐の山荘。そのうち六人を自らの手で殺してしまった主人公・マリは、唯一自分が関与していない一人の死について、“真犯人”を推理しはじめる――自身の罪を着せるために。
    本作は、ブラックユーモアと緻密なロジック、そして人間の滑稽さが絶妙に絡み合った、非常にユニークなミステリ作品です。

    物語は、山荘での事件を追うマリと、別のホステス殺害事件を捜査する刑事・三諸という二人の視点が交互に描かれます。個別に進行するはずの事件が、奇妙なかたちで交差し、登場人物同士の接点が浮かび上がっていく。二つの事件を眺めていく事で、数多の謎が複雑に絡み合った事件の全貌を、まるでパズルのピースを一つずつは

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    2025年07月10日
  • 殺意の集う夜

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    ネタバレ

    サクサク読める読みやすい一冊でした。

    登場人物達の描き方が特徴的で、実際にいたらイラッとするだろうな、と思うくらいリアルな描写に驚きました。
    冒頭の場面から、なぜそこに至ったのかの経緯もまるでコメディのようで途中で読んでいるのがミステリーだと忘れてしまうほど。

    最後の一文で男!?!?となるくらい騙されてしまいました。張られていた伏線をもう一度読み返したいくらいです。

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    2025年06月17日
  • ぬいぐるみ警部の帰還

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     ぬいぐるみ警部参上! というわけで本作は、二十代後半のキャリア組の警部で、類稀な美貌を持ちながら、実はぬいぐるみへの造詣と愛が深い音無美紀警部を主人公と三人の個性豊かな刑事が様々な事件を解決していく(ただし一話目の段階では、まだ全員集合はしていない)連作シリーズになっています。事件と直接関わるものから直接的な関わりはないものの印象的に使われているものまで、なんらかの形でぬいぐるみがそれぞれの短篇に登場する作品になっています。

     特に印象的だったのが、真相で明らかになる登場人物の心理が強烈な印象を残す「誘拐の裏手」で、〈凶器〉の扱いが〈犯人〉の心理的な側面と強くリンクするラストがとても好きで

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    2025年05月08日
  • 方舟は冬の国へ

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     典型的なブラック企業を辞職し、求職中の十和人は、民間調査会社に勤めているという謎の男から仕事の依頼をされる。それは、日本国内のとある民家に約一ヶ月間滞在して欲しい、という内容で、提示されたのは多額の報酬だった。てっきりひとりで滞在するとばかり思っていた和人が招かれた場所で出会ったのは、見知らぬ女性と少女で、三人でまったく別のとある家族を演じて欲しい、と彼ら三人は調査員から告げられる。情報もほとんど与えられないまま嘘の家族生活を送ることになった三人は――。

     というのが、本書の導入。紛い物の家族が本物になっていく過程をほほ笑ましく読んでいたら、まさかラストはここまで壮大な話になるのか、とびっ

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    2025年05月08日
  • 殺意の集う夜

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    ネタバレ

    久方ぶりに読んだミステリ本。
    Youtubeで紹介されていたので読みました。
    最初から人が死んでた。
    死ぬのもあっけないけど、ありえそうな死に方でもあるかも。
    思い込みでどんな人なのかを考えていたので最後に性別がわかったのでかなり驚いた。
    わかった後に最初のページとか読み返したな。

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    2025年04月10日
  • 殺意の集う夜

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    ネタバレ

    面白かった。
    なるほどね。
    視点が二人いるので、時系列が少しわかりにくかった。

    警官がマンションの部屋に進むところで、こいつヤベー奴じゃんと思ってたらヤベー奴だった。
    みんな犯人なので死んでもあんま心が痛まない。友達も殺す気で来てるわけだし。
    性別トリックはちょっとズルいかな。
    いつも女装してるってこと?

    身長とかで分かれば良かったな。

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    2025年03月31日
  • 方舟は冬の国へ

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     アルバイトといわれて、閉ざされた空間の中での生活をしばらく行うというストーリー。その設定は若干最近読んだ「インシテミル」と似ていると思った。ただ、殺し合いなどではなくて、仲の良い家族を演じるという、もう少しほのぼのとした雰囲気のストーリー。読み進めやすかったし、読後感も悪くなかった。

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    2025年03月12日
  • 依存

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    いつものメンバー達で白川教授のお宅を訪れたタック達。そこに居たのはまさかの…

    何人もの人生を狂わせるほどの異常な執着。タック依存。
    タックのカミングアウトに心が抉られました。
    ウサコ語りで読んだはずなのにタック目線で感じてしまい、辛かったです。
    だけど、読んでいて絶対大丈夫って思えるのすごい。心強過ぎます。

    最後のシーンは大好きで、何度も読んでしまいました。
    このシリーズ、あんなにはっきりとした台詞が語られると思っていなかったので、すごくよかったです。
    今頃はあの高原なのかぁー…

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    2025年03月10日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    ネタバレ

    本格ミステリだと思いながら読んでいくとsfミステリなのかと思い、最後に特殊設定ミステリだと判明する。
    ステラ殺しすぎでは
    真相を知った、マモルの最後の心情というのは失われた6,70年の人生のことを考えると計り知れないものがある。

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    2025年02月27日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    そうそうたる著者たちのどんでん返し短編集。
    40-50ページの中で、ストーリーを展開しつつ、ミステリーとしてどんでん返しもあり、満足感がある一冊でした。

    綾辻行人さんの短編はホラーミステリー。
    世にも奇妙な物語で出てきそうなオチでした。

    貫井徳郎さんの短編は、解答編に移るまで、物語の「キー」に気づけませんでした。確かにヒントは散りばめられていました。

    東川篤哉さんの短編は、毎度お馴染み「烏賊川市シリーズ」。ミイラ取りがミイラになる展開はオチとして、最高でした。

    この三作品が特に好きでした。

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    2025年01月19日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    途中の閉鎖的な全寮制学園ものミステリというだけでも面白かったのに、最後に引っ繰り返されて明かされた真実がとんでもなくて本当にびっくりした。このくだりは必要だったのか?と問われると、その良し悪しは一読者には判別できないけれど、でも閉ざされた環境の中で精神的にも枠組みに押し込めた結果、誰も彼もが歪に変貌した、という展開はゾッとして、面白かった。思っていたよりも恐い話だった。

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    2025年01月14日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    この小説はYouTubeでおすすめされていたので買いました。読んだ感想としては、ミステリー小説としてよくできているな思いました。

    終盤でタネ明かしされるまで、真実に全く気づけなかったことがとても良かったです。凡人には考えもつかないような設定が組まれていて、思わず「まじかー」と呟いていました。

    おすすめです!是非、読んでみてください。

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    2024年12月25日
  • 人格転移の殺人

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    中々、特異な設定のクローズド・サークル。

    1996年の本であり、SF要素、最初は読み難い印象でしたが、本筋から一気にジェットコースター。

    改めて振り返ると、プロローグの説明も、序盤のファースト・フード店のやりとりも、伏線が組まれており、完成度の高い作品でした。

    殺人事件モノですが、終わり方も良かったですね。

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    2024年11月11日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

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    ネタバレ

    序盤から引き込まれて、わかりやすい文章、謎めいた設定(多くの方が『約束のネバーランド』を出していますが、私もそう思いながら読んでいました)、最後にそうだったの??って驚いちゃいました。

    実際、そんな状況(殺人はなく!)実験とかするまでもなく、あるのかもしれないな、なんて思ったり…

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    2024年11月11日
  • 彼女が死んだ夜

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    大学生探偵達が活躍するタック&タカチシリーズ最初の作品。
    超箱入り娘のハコちゃんが飲み会から帰ったら自宅に見知らぬ女の死体が…!!

    素晴らしい探偵頭脳を持つタックがなかよしの仲間達と謎を解くお話、だったはずが、ラストは陰惨でグロテスクでした。
    タカチといっしょにいすから転げ落ちそうになりました。

    愛って怖い!!
    とても切なくなる読後感でした…

    西澤さん、お初だったのですが、とてもおもしろかったので続きも読んでいきたいです。

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    2024年11月02日
  • 殺意の集う夜

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    ちょうどツイッターであらすじがバズったのを見て、そういや積読のままだったなと思い手に取った作品。
    最初から積んだ状況だったのはめっちゃ笑った。なんでこんなことになんのよ(笑)中盤でようやくそのシーンが出てきたときも思いっきり笑った。最悪なピタゴラスイッチが起こってる(笑)
    バカミスと自嘲しているけど、私は結構はまりました。
    世の中にはいろんな変態がいるもんだなー。

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    2024年08月05日
  • 狂う

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    ネタバレ

    モテないチー牛が一生懸命女を痛ぶって己の価値を高めようとする話

    なのに最後は求めてた女もキモかったってオチ
    元友達たちの誰かに似せて欲しいとかどんな要望だよ

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    2024年06月28日
  • 黄金色の祈り

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    ネタバレ

    そこそこブラスバンドで金管をこなせる器用な主人公。後輩の面倒見もよく、次に部長になるのは自分と思っていたが、部長に選ばれたのはユタカだった。。。
    後味が悪い嫌ミス。初めて読んだのは学生の頃で、自分が思っている自分像が人からは全く異なる認識されていることが往々に有りそうで怖さすら覚えた記憶がある。
    それにしても、周りは主人公が勘違いしないように、もっとはっきり言ってやれよ、とは思う。

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    2024年03月17日
  • 人格転移の殺人

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    ネタバレ

    とても面白かった。
    6人ではなく7人で転移して、紛れ込んでいる綾子が犯人なんだろうなぁ、
    とは思ったものの、
    ロジカルに(アランの人格がアランの体を殺す訳がない)解くことができなかったのが悔しい。
    また、ジャクリーンの体だけ傷つけないように、と気を付けていたことから、
    最後の着地先の体までロジカルに推理され、解かれており、
    読んだ後に気持ち悪さが一切残らなかった。

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    2024年03月14日