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同一人物が連続死! 恐るべき殺人の環。殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む少年探偵。どうしても殺人が防げない!? 不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎老人――。「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは! 時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。
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Posted by ブクログ
なんて魅力を伝えようかって、ずっと書いては消してを繰り返してるんだけど…1995年の本とは思えないライトな読み口〜!純粋に好みの文体で良かった。そんな気持ちでグイグイ読み進めるとまずい。ばこーんと頭ぶん殴られます。読んでね。
7回死ぬのは主人公だと思ってました。 タイムループもの大好きなのでとてもよかったです。 西澤保彦さんは初めて読みましたがとても面白かったです。 他の作品も読みたいです。
同じ日を九回繰り返してしまう特異体質を持った男さん、とある男の死を七回もみとどけることになる、、というお話(?)。 特異体質の説明から死を回避するためのループ行動、九度の繰り返しからの最終的結末、散りばめられていた伏線の回収、流石だった。 堅苦しくない読みやすい文体(人名が私的に覚えにくく感じた...続きを読むが)、九度中二度は死ぬことはないとタイトルでのネタバラシ、ろじすてぃっくLOVE。←? 元TBSフリー宇垣アナが紹介していたのをみて、お気に入りリストに入れていたらきんどるあんりみてっどさんに来たので読みました。
高校生の久太郎は、自分の意図しないうちに同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。繰り返される1日の中で、久太郎は祖父を救うため画策する…というストーリー。 おもしろい! 久太郎は...続きを読む高校生だけど語り口や口調がジジくさくて、反復落とし穴に今まではまってきた影響だとわかりやすくて良かった。祖父の死を阻止するために、目立ちたくないはずの久太郎が周囲の人の行動を制限するための方法を考えたり実行したりする様子がコミカルで面白かった。 ストーリーの後半で語られる真相もなるほどな、と納得のいくものだった。伏線回収も鮮やか! SFでミステリーってどんなもんだろ、と思ってたけどかなり面白かった!おすすめです!
ミステリで検索するとよく見かけるタイトルにやっと手をつけてみましたが、めちゃくちゃ面白かった!もっと早く読めば良かったと思いました。 表紙の雰囲気やタイトルから暗い感じかと思っていたら、全くそんな事はなく。登場人物はそれぞれちゃんと個性があり、主人公も好感が持てるいい子でわちゃわちゃ感が面白かったで...続きを読むす。
匿名
ミステリーを読んだという感じはあまりしないですが、ループものとしてはかなり面白かったです。 遺産相続の話で暴言が飛び交ったりもするけど、不思議とどの人物も憎めないのがいい。
時として同じ一日が八回繰り返される「反復落とし穴」に嵌まってしまう久太郎。新年会で親戚が集まった直後にそれは起こった。そしてオリジナル周では発生しなかったはずの祖父の死に久太郎は混乱する。祖父の死を招いたのは二周目の自分の行動だったのか、そして祖父を救うためにはどうすればいいのか。試行錯誤する彼を嘲...続きを読む笑うかのように、祖父の死は微妙に形を変えて繰り返す。トリッキーなSFミステリです。 タイムリープものミステリって現在ではけっこう多く存在しますが、これが嚆矢と言ってしまってもいいのかな。オリジナルに問題がなければまったく同じように行動すればいいはずなのだけれど、それが案外と難しかったり。予想もしないドミノ倒しのように事態が混迷し、もはや悲劇ではなく喜劇のようになってしまったりもします。久太郎の立場からすれば深刻なのだけれど、どうにもユーモラスな読み口でした。 ミステリとしては、もうこういう系統にある程度慣れているので、面白いけどまあこんなものか……と思っていたら。ループを抜けたその先に明かされた真実に愕然。どういうこと? と思考停止してしまいました。うっわー、やられた! さすがだ。あのわけのわかんない掟にそういう意味があったのか。
何度も人が死ぬのに、コミカルでSF要素あり、恋愛あり、謎解きあり、大乱闘ありでおもしろかった! よしお、お前が好きだ。
タイムリープ × ミステリ 主人公の久太郎は、1日を9回繰り返す「反復落とし穴」と言う特殊能力(体質)の持ち主。その1日は選べずランダムに訪れる。この能力を誰かのために役立てたいと思っていたところ、祖父の死がちょうど反復落とし穴に引っかかる。主人公はどうにか祖父の死を回避しようとするが、、、 親...続きを読むが親なら子も子、この祖父にしてこの孫あり。と言うような、個性的で人間味あふれる登場人物たち。 自分ならもう少し上手にタイムリープを使うなーと思っていたが、そんなことよりトリックに上手に引っかけられた。
読みやすい文、暗すぎずキャラクターもコメディタッチでサクサクすすむ、思っていた結末とは違ったが納得できる終わり方で能力自体の謎はそのままなのでパターンを変えれば別の話も作れそう。トライ&エラーの光る良作
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新装版 七回死んだ男
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西澤保彦
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