西澤保彦のレビュー一覧

  • 小説家 森奈津子の華麗なる事件簿

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    ネタバレ

    作家・森奈津子嬢の遭遇する事件の数々。
    不勉強にも、こんな面白げーな本の存在を知りませんでした。
    作者の作品、初めて読んだと思うのですが、シロクマが出てきた時点で、もう尊敬の念が。
    ミーコちゃんかよ、ばななわにえん、2日目も毛蟹、選んだ本がノンセクシャルて本当にたまたまなのかそれ、等々、脱力とつっこみの嵐。
    でもミーコちゃんとシロクマが可愛いので仕方ない。

    あとがきも良く、目に険のあるいい絵だなぁ、と思ったら。
    続きも出るらしく、楽しみです。

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    2016年10月03日
  • 仔羊たちの聖夜

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    シリーズ3作目。こいつらは付き合う人間をちゃんと選ぶべきだと前から思う。
    実はもっと悲惨な結末を予想してました。

    解説が凄く詳しく書いてあるので、そのまま公式していいと思います。

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    2015年04月05日
  • 腕貫探偵、残業中

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    ラストのお話「人生、いろいろ。」
    一体どんな状況なのか頭を整理しながら読み進めていましたが、衝撃の終わり方。スッキリしました。最後の1行がお気に入りです。

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    2015年04月04日
  • 幻想即興曲 響季姉妹探偵 ショパン篇

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    ショパンが好きなので、タイトルに引かれて購入。

    古結麻里の小説を実際に読んでいるような感覚が面白かったです。

    真相も想像していたものとは違い、驚きました。

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    2015年03月17日
  • 幻想即興曲 響季姉妹探偵 ショパン篇

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     いささか強引な設定もあるが、N氏の音楽物推理小節よりは入りこめたような気がする。音楽ネタはそれほどなく、ほんの味付け程度。もっとマニアックなネタがくると思っていたが、そうではなかったのがむしろよかったのか(音楽ネタを推理小節でもとめてもしょうがないか・・)。登場人物の氏名がなぜこんなにひねてあるのか?という疑問が残った。どうでも良いが。

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    2015年03月17日
  • 彼女が死んだ夜

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    ネタバレ

    推理の部分の大半が机上の妄想で、具体的な証拠や論理性(というか説得力?)が少なめ。「こうなんじゃないかな→結果、大体合ってました」というご都合主義な流れなので、ロジックがもう少しあっても…という若干の物足りなさ。

    登場人物が記号的でわかりやすく、キャラありきなので読めた感じ。中でもボアン先輩が格好良いので★+1。

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    2015年03月13日
  • 方舟(はこぶね)は冬の国へ

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    カメラと盗聴器で監視された別荘で、初対面の女性と少女と、仲睦まじい「家族」を演じる。失業中の十和人が請けた仕事は、そんな奇妙なものだった。期間は一カ月。そして、法外な報酬。いったい、誰が?なんのために?滞在を始めた三人の周りで起きる不可思議な現象。家族と、その愛のあり方をめぐる、鮮烈にしてキュートなファンタジック・ミステリー。

    ミステリー要素は薄め。
    奇妙な仕事の依頼。
    誰が?なんのために?
    なかなか切ない結末。
    好きです。

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    2015年02月13日
  • 彼女はもういない

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    ボタンのかけ違えが少しずつ積み重なっていって、結局自分の大切なものを自分で壊してしまったような物語だと思う。

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    2015年01月18日
  • 夢は枯れ野をかけめぐる

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    身につまされるお話。失うものがある人生が怖い。しかし、失う事を覚悟しなければ何物も得られない。
    どちらが良いのだろう。僕は前者になりそうだ。

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    2014年12月14日
  • 殺意の集う夜

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    よくもまぁ、たくさんの変わった嗜好の殺人鬼を集めたなという印象。
    殺人犯に自分が行っていない殺人はだれが行ったのかを推理させることに物語の主題を置いていると思わせておいて。
    最後の最後に叙述トリックをぶちこんでくるという。
    お見事

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    2014年12月07日
  • 必然という名の偶然

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    ネタバレ

    西澤保彦による腕貫探偵でお馴染みの櫃洗市が舞台の短編集。
    モラトリアム・シアターの後で読んだので、腕貫探偵シリーズのスピンオフ作品かと思ったが、刊行はこちらが先のようで、モラトリアム・シアターはむしろ本作と腕貫探偵シリーズのコラボレーションというべき位置づけのようだ。
    いつもの刑事氷見・水谷川コンビや大富豪探偵・月夜見ひろゑとオヤカタ&ケージなどが活躍する。残念ながら腕貫さんは登場しない。
    舞台を櫃洗にする必要性がいまひとつわからないが、腕貫探偵シリーズと関わりのある登場人物もおり、シリーズ好きにもアピールする。ただ、作品は多くが後味の悪い終わり方をし、人間の裏の部分を垣間見せられなが

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    2014年10月28日
  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    ネタバレ

    西澤保彦による腕貫探偵シリーズ初の長編作。
    本作では腕貫さんは探偵としての活躍はほとんどなく、メインの登場人物である語り手・住吉ミツヲによって物語が進行していく。
    時々記憶が欠落すること、妹のユリエが兄のように扱わないなども伏線となり、ラストへと繋がって行く。一人称視点での記述を信用するなという1文があるなど仕掛けは巧妙だが、真相はいたってシンプル。
    長編としての物語は先が気になる展開であり、読者は選ぶかもしれないが個人的には面白く読めた。が、腕貫さんの活躍をもっと見たい人にはストレスが溜まる作品ではなかろうか。

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    2014年10月28日
  • 腕貫探偵、残業中

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    ネタバレ

    西澤保彦による安楽椅子探偵ものの第二弾。
    本作では「残業中」というタイトルがつけられているが、どちらかというとプライベートな時間帯に相談を受ける、というスタイルで、前作のように誰かが相談にやって来て、物語のあらましが語られるスタイルではない。最終話に至っては腕貫さんの登場すらないなど、一風変わっている。
    事件のあらましは相談者あるいは事件の当事者の目線から語られ、そこに読者に対するウソは含まれていないあたりは前作同様良心的なミステリである。
    結末もなんともやり切れないものから、思わずクスリとしてしまうものまで取り揃えられており、読後感としても悪くない。
    相変わらず腕貫さんは何者かわからないが、

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    2014年10月28日
  • 腕貫探偵、残業中

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    エピソード1を読まずに、続編の本作から読んでしまった!
    でも面白い。ライトミステリーかと思いきや、人情話や人間の心の闇まで描く。軽やかに読める秀作。
    淡々とロジカルに謎を解く腕貫さん、クールでカッコ良い。

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    2014年09月30日
  • 麦酒の家の冒険

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    匠千暁シリーズ、時系列的な二作目。
    遭難して侵入した家には、冷蔵庫に入ったビールとベッドひとつ。
    その理由について一冊分まるまる推理をこねくり回す話。
    エビスビールロング缶を飲みながらの読書がオススメ。ビール好きなので面白い。贔屓目線で星四つ。

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    2014年08月28日
  • 探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】 腕貫探偵、巡回中

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    腕貫探偵シリーズは益々面白さを加速度させている。最初は人格がハッキリしなかったのが、探偵としてのキャラクターが主張する程になり、人物像が見えてきたが、相変わらず私生活は謎の儘。事件解決には無用な事ながら、ヒロインとの関係からもダーリンの素姓は知りたいところ。安楽椅子探偵としての力量は抜群の推理力で魅了する。論理ロジックの名手の手腕が冴え渡る一品。

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    2014年08月10日
  • 依存

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    タック・タカチシリーズ五作目。
    絶対に過去四作を読んでから読むべき。
    もはやミステリーではない。
    青春、成長、家族、恋愛、犯罪、病気、依存。
    色々なテーマが入り乱れる。
    この後のことが気になって仕方ないです。

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    2014年08月02日
  • 黄金色の祈り

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    ネタバレ

    心理描写が生々しすぎて、読んでてしんどい。

    強すぎる自意識、若い頃特有の万能感、他人への嫉妬と羨望、挫折感や絶望感、それを隠し通すための自己欺瞞。

    たぶん誰もが若い頃に感じたことのある感覚で、大半の人はこういう感覚となんとか折り合いを付けて大人になったんだと思うけど、ここまで精緻に、執拗に描き出せる作家はほとんどいないと思う。

    だからこそ、読んでてしんどいし、痛いんだけど。

    ただ、同時に、ここまで徹底して描かれることで、「でも、自分はここまでひどくないから大丈夫」とも思うわけで、そういう意味では、恐怖を提供すると同時に安心も提供していて…マッチポンプwww
    まぁ、その安心もまた、自己欺

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    2014年07月28日
  • 動機、そして沈黙

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    全体的に、モヤモヤというか、腑に落ちるというか、あまりすっきりしない終わり方。
    西澤さんらしい作品。
    個人的には「迷い込んだ死神」がいいかな。
    「未開封」は、一番よくわからなかった。モヤモヤ…。

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    2014年07月11日
  • 麦酒の家の冒険

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    タック&タカチシリーズの3作目です。
    私はシリーズものだと知らずに買ってしまい、読む前にちょっと調べてみたらシリーズ3作目と知り、読むか迷ったんですが面白そうだったので結局読んじゃいました。
    いきなり3作目から特に分からなくなることはなかったので良かったです。
    でもちょっとだけ前作のこととかも出てきたので、順番に読めばよかったかなとも思いました。
    後で1作目、2作目を読んで、4作目以降も読みたいです。

    内容は、おもしろかったです。
    ビールとベッドしかない変な別荘の謎を考える話で、ハラハラドキドキわくわくという感じは全然ないんですが、どんどん出てくる仮説がおもしろいです。
    仮説→検討→違う、の

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    2014年07月08日