西澤保彦のレビュー一覧
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どこかで人の相談を受け付けている、腕貫を身に付けた公務員。
そしてまた、今日もお客様のお悩み解決中。
4つ分のお悩み相談室。
しかも最初の話は、どこかで読んだ事があるような…と思いきや
勘違いではなく、このシリーズで読んだ事がある話。
公務員という職業柄、活動場所が地域限定なので
どこかで聞いたような地名か事件と思っていると
やっぱり、になる事が多々。
これは思いっきり事件そのものが、でしたが。
女って…と思ったのは、当然2話目。
まさかの落ち。
というよりも、まさかの怒り。
相手の立場が違うだけで、自分もそうなのでは…。
しかしこういう場合、身勝手に生きているのが女。
いやむしろ、ここま -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ2作目
残業中!というより、腕貫さんのプライベートな時間にまで相談者続出。
看板下げていないのにな。
腕貫さんが意外にも食事にはこだわりがあり、美味しいものを堪能しながら事件を解いていく。
本当にこんな料理あるのかなあ。とにかく美味しそう!
今回は腕貫さんを「だーりん」なんて呼ぶ男前の美女まで現れて、最後は腕貫さんの代わりに謎を解いたり。
登場人物の名前が読みやすくなってるし、腕貫さんも親しみ易くなってる。
トラットリア「てあとろ」で急に起きた強盗立て籠もり事件「体験の後」
偶然撮った写真にはあるはずのない事件の車が写っていた。「雪のなかの、ひとりとふたり」
記憶に全くない、学生時代 -
Posted by ブクログ
最後まで暗く澱んだ空気が流れている作品だった。
西澤作品の「タックシリーズ」なんだけど、タックの出生からの秘密が書かれています。
西澤作品にしては珍しいというか、変わったなぁ~という感じが。
まず語り手はウサコによる一人称。そして素朴な事件や疑問がでてきて、まるで短編のよう。
この関連性のない短編1つ1つが終幕へと盛り上げていくんですね~。
この書き方はすごく上手!
それに、最初に読者を引きつける問題定義をして、最後までその答えをひっぱるものの、読むことを止めさせない。
だけど、一貫してのこの暗さ。タカチの名ゼリフでラストは小気味いいはずなのに・・・。
あ~、これからタックやタカチがどうなって -
Posted by ブクログ
ネタバレ「チョーモンイン」シリーズ第7弾。
3・5・6巻に続き、4冊目の短編集。
…おもしろかったんだけど、やっぱ、短編とか番外より、長編の続きが気になるっ!
今のとこ、長編だった1・2巻以後、ストーリー自体は進展せず。
なのに、3巻の『念力密室!』に収録されている「念力密室F」では、だいぶ未来の話(?)が描かれていて、その間がすごい気になるのです。
…とまぁ、でも、そんなこと言ってても仕方ないので、『生贄を抱いた夜』。
短編が7つ。
気に入ってるのは、表題作の「生贄を抱いた夜」と、最後の「情熱と無駄のあいだ」。
どっちも、目的を達成するために何らかの手段を講じていたら、いつのまにか手段が目的