西澤保彦のレビュー一覧

  • 偶然にして最悪の邂逅

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    読みにくかった。特に「リブート・ゼロ」がしんどかったけど、最後の表題作が2周したくなるほど良くできていたので総合的な印象は良い。

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    2023年04月22日
  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    腕貫探偵の登場は少なめ。
    その他登場人物は多め。
    少しでも間を置くとこの人だれだっけ?状態になるので一気に読むのがおすすめ。

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    2023年04月19日
  • スコッチ・ゲーム

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    ネタバレ

    ナルシシズム理論はかなり的を得てるなと思った。
    犯人お前かよ?!って感じでは合ったが、ストーリーとしては正解だなあ。
    タカチの過去がわかるのが嬉しい。

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    2022年12月27日
  • 解体諸因

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    全てバラバラ殺人で構成された連作短編集。バラバラ殺人の猟奇的な面はそれほど前面に出ず、犯人の死体解体という不可解でミステリ的魅力に溢れる謎を論理的且つ合理的に解決する点が見事。ただ冒頭に提示される謎がどれもこれも魅力的過ぎて、非常に強引な論理の飛躍が無ければ解決に至らなさそうなことが読んでいながらに予想され、結果謎が明らかになり唖然としてしまうものが多かったように感じた。しかしながら見事なトリックに感嘆し、タック&タカチシリーズの開幕作ということを踏まえても必読であることには変わりない。

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    2022年12月13日
  • 殺す

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて読破
    総合的に面白かった
    登場人物が全員どこか異常者チックでハラハラする
    謎解きというよりなるほどなというミステリーで、大人向けだがすらっと読めた
    ただし一人の犯罪者相手に複数の警官が次々やられたり逃げられるのが、なんとも非現実的に思えてしまいちょっと冷める

    巻末の論評が的を得ていて、もやっと思っていたことが言語化されておりすごいと感じた

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    2022年11月22日
  • 仔羊たちの聖夜

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    2022年11月7日再読。
    この作品からしばらくこのシリーズは親の支配とか、そういう話が続いた印象。正直なところ、昔読んだときは私自身学生でタックらと同世代だったが、それでも共感出来なかった。おじさんになった今でも共感は出来ないが、そういう親からの支配でいっぱいいっぱいになって悩む人もいるんだろうな。。。くらいの気持ちは持てるようにはなった。
    ミステリーとしてはそれほどではないが、タカチとタックの関係性、空気感は好きだ。
    しかし此村さんがマンションまで来た理由はちょっと納得出来ないなあ。

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    2022年11月08日
  • 悪魔を憐れむ

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    ネタバレ

    匠千晶シリーズ第七作。

    タカチたちが安槻大学を卒業した後のお話。

    ウサコと旦那さんが出会ったお話が会って良かった。
    どこかで事件がらみで出会ったと書いてあったので。
    といってもロマンティックな要素はない。
    この「無間呪縛」が一番面白かったかな。

    遺体が切断されるバラバラ事件は「解体諸因」でもあったが、
    その衝撃的な内容にもかかわらず、
    まるでゲームのように推理している様は、
    相変わらずシュール。

    タックとタカチが遠距離恋愛になりながら、
    続いているのは良かった。

    とりあえず、これがシリーズの最新刊だが、
    ぜひ続篇が出てほしい。
    あとがきにもあったように、
    誰かボアン先輩にウサコが結婚

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    2022年09月18日
  • 身代わり

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    ネタバレ

    匠千晶シリーズ第六作。

    殺人らしい殺人の話でほっとした、と言ってはおかしいだろうか。
    前作でのタックの過去の暴露から、
    どんな重苦しい展開になるのかと思いきや、
    夏休みが明けてもタックとタカチは姿を現さず、
    久しぶりに「ボアン先輩」の飲み会が開かれたが
    出席していた安槻大の学生が殺される。
    それに、女子高生と警官の殺人事件が重なってくる。

    警官のタックの同級生で、
    お葬式にタカチと参列したあたりから、
    気持ちを取り戻してきたらしい。

    交換殺人なのだろうとは見当がついたが、
    多少ひねりのきいた話だった。
    女子高生が都市伝説的なものを仕掛けた、というあたりに興味をひかれたが、
    詳しい説明はな

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    2022年09月08日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    どんでん返しと言うには少しインパクトが薄い感じがしたけど、内容はそれぞれさすがと思える程に面白かった。法月綸太郎のガリバリズム小説が唯一どんでん返しを感じた作品だった。

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    2022年09月04日
  • 麦酒の家の冒険

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    学生が酒を飲みながらあれこれと想像を広げて議論していく様が楽しい。
    登場人物らがずっと同じ場所に留まって話が進んでいく安楽椅子探偵的な演出は非常に好みだった。
    登場人物と一緒に推理していく気分になれるのが良い!

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    2022年08月28日
  • 人格転移の殺人

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    体が誰かと入れ替わるというのはよくありそうだけど、ここまでのは初めて。よくこんな設定を考えるなあと思ってしまう。
    途中で誰が誰だかわかりづらくて戸惑うところがあった。
    話の展開は予想をことごとく裏切られた。あんなラストになるのね。

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    2022年08月25日
  • スコッチ・ゲーム

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    ネタバレ

    匠千晶シリーズ第五作。

    そして全ての謎が解けた。
    といっては大げさだろうか。

    「黒の貴婦人」から読み始めてしまったために、
    個人的に勝手に「謎」にしてしまったことに答えが出た感じだった。

    タカチにかけられた殺人容疑とは何だったのか、
    タカチはなぜ謎解きに熱意を傾けるのか、
    なぜ安槻大に来たのか、
    彼女にとってタックの言葉がなぜ重いのか、
    タックを連れて故郷に帰り何があったのか。

    スコッチを川に捨てた訳や、
    次々と女子高生が殺された動機が面白かった。
    誰もがもつナルシシズムは女性には認められ、
    男性には認められないが故に歪んだものとなる、という話も面白かった。

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    2022年07月10日
  • 仔羊たちの聖夜

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    ネタバレ

    匠千晶シリーズ第四作。

    前作とは違って、大学周辺で起きる事件(?)で面白かった。
    ボアン先輩のおかけで、タックとタカチが知り合いになれた経緯もわかったし、
    探偵タカチのファッションも楽しめたし、
    ウサコも存在感を増していたし。

    1回生のクリスマス・イヴにボアン先輩に無理矢理飲み会に誘われた
    タックとタカチと他2名は、
    その後、自殺の現場に居合わせることになってしまった。
    1年後、その時に「プレゼント」を拾ってしまっていたことに気がつく。
    誰へのプレゼントだったのか。

    タカチがタックの言葉が「重い」と言っていた。
    「男性」を毛嫌いしているタカチにとって、
    男性らしさがかけらもないタカチの言

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    2022年06月22日
  • 死者は黄泉が得る

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    死者が蘇る「SUBRE(サブレ)」、蘇った死者の記憶をリセットする「MESS(メス)」と呼ばれる二つの機械。
    死者たちが暮らす館の章と、アメリカのある街で起こる連続殺人の模様を描く章から成り、当然それは交差することになっていく...

    やや勿体ない点はあるが、全体として見るとかなり面白い。ラストは色々な意味でインパクトはかなり大きい。

    以下、ネタバレ
    ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
    まず、館の章の、時系列を誤認させるトリックはお見事。きれいに騙された。「最初の一人」は誰だ?という謎(疑問?)が提示されることで簡単に引っ掛かってしまう。

    そして、実は犯人はクリスティンだった...!!、というの

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    2022年06月21日
  • 麦酒の家の冒険

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    ネタバレ

    匠千晶シリーズ第三作。

    ちょっと長い。
    著者があとがきで、自分にとっての本格推理のバイブルだと書いていた、
    『退職刑事』ぐらいの長さ、つまりは短編ぐらいでも良かったのでは。

    たぶんにそれは、
    自分が麦酒党ではないとか、
    タカチが推理ごっこに夢中になる理由が明らかにならなかったからとか、
    なかなか人が殺されないからとか、
    こちら側の理由によるものだと思われるが。

    切羽詰まって、
    シングルベッド以外家具のない謎の家に入り込んでしまうのは
    まだ仕方がないとしても、
    勝手にビールを飲んでベロベロになってしまうのは、
    いかにボアン先輩、タック、タカチ、ウサコの四人組といえどもちょっと。

    前作の死

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    2022年06月14日
  • 彼女が死んだ夜

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    ネタバレ

    匠千晶シリーズ第二作。

    某2時間ドラマで、
    病死だと思われていたご遺体を検分させるために、
    ドタバタする一級葬祭ディレクターを見ていたせいか。
    葉﨑市という海辺の田舎町で死体を担いだ話を読んだせいか。
    自宅で見つけた見知らぬ女性の死体を捨てに行く、
    正確には捨てに行かせる話は、
    コミカルな話だと勝手に思ってしまった。

    酔っ払った大学生たちの話だし、
    さらに人違いでヤクザもどきにぼこぼこにされるという展開だし。

    なので、犯人を追及していく過程はかなり心が痛かった。
    死体も生きている人間も見誤っていたとはちょっと納得いかないし。

    とはいえ、ボアン先輩、タック、タカチにウサコの四人組が成立し

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    2022年06月11日
  • 腕貫探偵

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    連作短編ミステリ

    姿かたちは公務員だけど、神様型の名探偵

    腕貫さんに推理のヒントをもらって登場人物が謎を解いたり、腕貫さんが真相を推理して物語が終わったり、色々
    読後感も色々
    モヤッとしたり、ゾクッとしたり、ニヤッとしたり

    腕貫さんは基本的に人間味のないキャラクターなんだけど、最終話で登場人物と会話をするシーンがあって、そこが意外ポイントで好きです
    本当に他愛のない世間話のような会話なんだけど、なんか良かったなぁ

    収録作では『恋よりほかに死するものなし』が一番好き

    西澤作品といえば珍名さん……は慣れたんだけど、地名まで難読地名にするのはやめてー!(笑
    またはフリガナをずっとつけておい

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    2022年06月05日
  • 解体諸因

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    ネタバレ

    もちろん、
    タイムリープもタイムトラベルもしたことはない。
    だが、今回は意図せず、
    シリーズものの途中、「黒の貴婦人」を先に読んでしまったため、
    最初から読む派にとっては、ちょっとしたタイムトラベル。

    匠千晶シリーズと呼ばれるこのシリーズの第一作。
    だいぶ、匠千晶ことタックの印象が違う。
    「黒の貴婦人」ではその貴婦人でもあるタカチこと高瀬千穂に振り回されて、
    影が薄い感じがしているのに対して、
    この第一作ではかなり積極的に前面に出ている感じ。

    たぶん、シリーズが進むにつれて、
    キャラクターがだいぶこなれていったと予測する。
    ボアン先輩とウサコと四人で仲良く飲んでいる場面もまだ無いし。
    シリ

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    2022年05月30日
  • 黒の貴婦人

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    ネタバレ

    書架で見かけて。

    人に勧められた本を読むのも楽しいが、
    自分の勘だけで選んだ本を読むのも楽しい。
    とくに今回は「あたり」だった。

    短編集だとはわかっていたが、
    最初のお話が面白かったので、
    同じ登場人物の作品集だったのも嬉しかった。
    ただ、その登場人物たちがシリーズ化されているとは知らずに、
    随分、後の作品を読んでしまったのはちょっと残念。
    見てはいけない未来をのぞいてしまったので。

    どのお話も面白かった。
    迫力満点の美人のタカチが口説かれるシーンとか、
    女の子たちが合宿する話とか。
    主人公たちが、
    うだうだ宅飲みする大学生たちのお話だからかも。

    さあ、楽しいシリーズの始まりだ。

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    2022年05月18日
  • 彼女が死んだ夜

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    【匠千暁シリーズ長編①】大学の仲間のハコちゃんが帰宅すると、見知らぬ女の死体が…。その死体遺棄に加担してしまったタックとボアン先輩。警察の捜査は難航し、女性の身元も不明なままのため、捜査を始めたタック達。事件とは関係のないエピソードの提示で焦らされるが、それは少しずつ事件に絡んでいく。タック達のワイワイ楽しい推理合戦は徐々にドロドロの展開となり、最後の最後まで騙されまくるという、西澤保彦作品の醍醐味を堪能した。最初の出版が1996年ということで、ワープロやポケベルが登場。

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    2022年02月23日