西澤保彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレチョーモンインシリーズ第四弾。ある犯罪者の人生を綴った番外編。神麻さん、保科匡緒の出番はほとんどなく、能解警部の出番も少しあるだけだ。
この物語でチョーモンインシリーズのラスボスともいえる存在が明かされる。警察官でありながら、殺人鬼でもある人物、奈蔵渉。彼が殺人鬼になるまでの人生の歩みと、それにまつわる殺人事件の謎が主なストーリーだ。
西澤作品のすごいのは、抑揚のない人の人生や堕落していくだけの物語を面白く描けること。それは人物の思考描写がうまく、心理学者なのかと思わせるほど、登場人物の自己分析が深く、そして面白い。
また、この物語の面白さはシリーズの終結点を見せたことにある。ラスボスを -
Posted by ブクログ
前半は「ブキ」の目線で語られる。
田舎に暮らし、都会(?)に焦がれながらもフツウに、
母親に不満を持ったり女性に憧れたりという生活をおくるブキを、
襲う悪夢のような連続殺人。
廃校でようやく生存者に会えたと思ったのもつかの間、
それは完全に狂った男だった。
怒濤のような暴力とリンチと死に、理性は崩壊する。
そして9年後。
再び開幕した物語の、主人公は唐突に、ブキの友人の彼女であり、
悪夢からともに生還したマユちゃんこと、繭子の目線に転換する。
フラッシュバックのように巡る悪夢。
過去を知りたいと望む黒幕と、雇われたライターと、殺し屋(?)
いったいナニが?
後半の数ページはもう、それ