西澤保彦のレビュー一覧

  • 腕貫探偵

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    それぞれの話が軽くて読みやすかった

    腕貫さんの解釈力が異様に高く本当に与えられた情報だけで結論を導き出せるのか疑いながら読んだ

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    2021年07月01日
  • 黒の貴婦人

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    シリーズ8作目。
    5つからなる短編集。
    4人がなかなかそろわなくなってきました。
    人間必ずどこかに自信をもって生きているもので、
    それを知らずに傷つけたり、他人を否定せず、
    生きていきたいなと思いました。
    わがままな男が多い。
    タカチはもう伝説。

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    2021年06月22日
  • 謎亭論処 匠千暁の事件簿

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    シリーズ7作目。
    8つからなる短編集。
    卒業後はみんな変わったねぇ。
    仲良くて何より。
    正解のない作品が多いです。

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    2021年06月19日
  • パズラー 謎と論理のエンタテインメント

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    密室物の「チープ・トリック」を例外に、ほぼトリックなしのロジックのみの短編集。そのロジックも「時計じかけの小鳥」が典型だが、ここまで来たらロジックではなくて妄想な気がする。

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    2021年06月14日
  • 偶然にして最悪の邂逅

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    気がつくと昭和から令和へと元号も変わり(なんと平成という時代もあった!?)、三十八年も経っていたうえに、自分は幽霊になっていた。どうやら何者かに殺害されて、ここに埋められたらしいが、いったいなぜ?トリッキーな謎解きで魅了する「ひとを殺さば穴ふたつ」、高校生が廃屋になった旧校舎からの覗きを端に巻き込まれた不思議な事件を描く表題作「偶然にして最悪の邂逅」など、全五篇の短編集。

    会話劇な「人を殺さば〜」が一番好きだな!ほんとに昭和なおじさん会話なんだけど目まぐるしく状況が変わっていくのに何が起こってるのかわかるのがすごい。「リブートゼロ」はいかにもな不倫エロミステリでぐっちゃぐちゃの状況を力技でさらにぐっちゃぐちゃにしていてちょっとつらい。「ひとり相撲」はちょっと地味かなあ。「間女の隠れ処」はまわりくどさが好きな人は好きかもしれない。表題は最後の最後の絡まりっぷりが私は好きだけどやりすぎかもしれない。

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    2021年06月13日
  • 依存

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    シリーズ6作目。
    ウサコの一人称。
    タックの過去とウサコとの出会いが語られる。
    人間はやられたことを他の人、特に弱者にやり返す。
    自分がやられて嫌なはずなのに。
    そうしないと自分が保てないのでしょうか。
    虐待やいじめがなくならないのはなぜか。
    誰かのためも本質は自分のため。
    重たい作品でした。

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    2021年05月19日
  • ぬいぐるみ警部の帰還

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    ツルツル読める、ところてんのような喉越しのミステリー。ぬいぐるをこよなく愛する警部と仲間たち?がするする謎を解明。驚きとかどんでん返しはないものの、安定して読めた。

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    2021年05月19日
  • スコッチ・ゲーム

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    シリーズ5作目。
    タカチの過去が語られる。
    ナルシシズムで殺人が起こるのであれば、もうどうしようもない気がする。
    ナルシシズムがない人間はいないと思うけど、
    強すぎるのもまた大変。
    偏見は持たないようにしよう。

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    2021年05月18日
  • 収穫祭(上)

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    村の住民を皆殺し、と言う津山事件を現代に移し替えたような事件から物語が始まる。
    伏線があちこちにあるのは分かるが、話がダラダラと長く飽きてくる。
    一方で意味のない殺人描写にポルノまがいのエロチックなシーンも描写が古臭くて退屈。
    ヒロインを含めどのキャラも精彩がないので、意外性のある展開のはずなのに、物語に乗り切れない。
    後半の展開に期待。

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    2021年05月15日
  • 仔羊たちの聖夜

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    ネタバレ

    タカチとタックの関係性がほんとに良い…。
    事件のオチ、予想できた部分もあったけどそこからの伏線回収えげつなかった。
    全部繋がるのにスッキリしない、むしろモヤモヤする…。
    親子の呪縛を一貫して書いててすげえわ。

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    2021年05月12日
  • 仔羊たちの聖夜

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    シリーズ4作品目。
    今回の語り部はタカチ。
    教育、しつけという名の洗脳。
    でも、それをしなくては子供たちは生きていけないと思う。
    親目線でいうとなるべくしたくはないんだけど、
    どうしてもそうなってしまうのよね。
    仮説をばーっというタイプではなく、
    どストレートな感じ。
    読みやすく、面白かった。
    家庭環境って本当に大事ですね。

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    2021年05月12日
  • 麦酒の家の冒険

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    シリーズ3作目。
    ほぼいつもの4人が酒を飲みながら、自分たちが体験した話をしているっていう話。
    学生ならではの無茶や、集まって何かをするって感じがでていた。
    社会人や家庭を持ったらになったらなかなかできないですよね。
    青春が詰まった作品でした。

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    2021年05月07日
  • 彼女が死んだ夜

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    第一の事件だけど、シリーズ2作品目。
    殺された人は皆、性格が悪い。
    男と女は自信と信頼がないと続かない。

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    2021年04月29日
  • 麦酒の家の冒険

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    癖があって人として好きになれるタイプの登場人物が出てくると、ミステリーも読めるのだけど、今回は個人的にはあまりハマらなかったなあ。

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    2021年04月29日
  • 必然という名の偶然

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    ネタバレ

    腕貫さんの勤める櫃洗市で起こる、腕貫さんの出てこないミステリ短編集。櫃洗市を構成するホテル〈シンヒツ・ロット〉やら私立囲櫃学園やら国立櫃洗大学やら、お馴染みの舞台が登場する。
    腕貫さん好きなので、出てこないとやっぱり淋しいけど、このシリーズのノリは好きだし各編ストーリー展開に意外性があって楽しく読めた。
    6編のうち、最初と最後が同じコミュニティの話で、あとは登場人物はバラバラ。

    「エスケープ・ブライダル」
    同級生倉橋の4回目の結婚披露宴に出席すべくシティホテル「シンヒツ・ロット」に来たケーカクこと恵本角樹。倉橋の3番目の花嫁は、披露宴当日に蒸発し、死体で発見されていた。実は、4度目の結婚披露宴は犯人をおびき出すための狂言だった。
    結局語り手のケーカクが犯人で驚いた(動機弱すぎ!)。解決してめでたしな感じだったけど、倉橋が2度結婚に失敗したのは事実だったことに気づいて後味悪かった(笑)。
    月夜見ひろゑのキャラがマンガチック。裏腕貫さん的にシリーズ化できそう。

    「偸盗の家」
    最初の誤配エピソードが面白かった。同姓同名で前夫と現夫というなかなかこんがらがりそうな設定。そして継父と連れ子の愛憎…あなおそろしや。

    「必然という名の偶然」
    これも同姓同名トリックの変型と言えるかな。同窓会名簿の各卒業年度の7番目の人がここ数ヶ月で20日ごとに不慮の死を遂げてるらしい、という法則の信憑性を問題にした話。
    いや確かにこれだけでその法則性を当てはめるのは乱暴かもしれないけど、逆にこれほど条件の合う同姓同名が沢山いるだろうか、との思いの方が遥かに勝る。法則性は正しいに一票(笑)。

    「突然、嵐の如く」
    豪雨で道が寸断されて櫃洗市と石間木市の行き来が出来なくなったことで起こった事件。石間木に居るはずの妻が、櫃洗市で車に放火しようとして体に火が移った挙げ句慌てて飛び出したところ車にはねられ死亡した、と警察から電話が入る。
    携帯が今ほど普及してないとはいえ、他人の携帯から電話したら着歴で発信元バレるだろ、とツッコミ入れたくなる話だった。
    男性教師をたぶらかそうとする女生徒、怖い。

    「鍵」
    この話は結構好き。かつて住んでいたワンルームの鍵を見付けたことで、出来心からそこに忍び込んでみる主人公(馬鹿)。ふいに戻ってきた今の借り主と思しき人物に慌て、思わず首を締めてしまう。警察が来て自白するが、殺したのは自分の妻だった。妻も自分をその部屋におびき寄せて殺そうと計画してた、って話。
    まぁ、鍵は替えようぜ貸し主。

    「エスケープ・リユニオン」
    再び第一話に出てきた月夜見ひろゑやらオヤカタやらの同級生界隈の話。
    西澤さんってたまに中年のコミュニティを扱うけど、これが結構私にハマる。この同級生達のやり取りも面白く読めた。
    前半は第1話でいい雰囲気になった倉橋と鍵谷由衣を取り持とうと同級生達が即席の同窓会を企てるふりしてお膳立てし、彼らは退場、後半は残った同級生のうち芸能人の長渕が殺される。
    中心のぼやけた話で、エピソード単位ではなく、時間単位で切り取った物語になってるところが珍しく感じた。

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    2021年04月26日
  • 偶然にして最悪の邂逅

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    過去の事件を会話形式で振り返り、真相が判明する西澤さんといえば、な設定の短編集。過去と現在が行ったり来たりしたり、事件の関係者が脈絡なく増えたりは以前からなんだけどどうも読みにくかった。真相も曖昧に終わったままで煙に巻かれたり。昭和に死んだ幽霊と彼が殺された事件について推理する「ひとを殺さば穴2つ」と同時刻に別の場所で起きた親傷害&娘殺人事件をリアルタイムで刑事が追う「リブート·ゼロ」はすっきり結んでいて良かった。表題作は一番複雑で真相もおお?といまいち理解が追いつかなかったが最後の締めに西澤さんらしさを強く感じた。「間女の隠れ処」での推理作家の愚痴は自虐かな?

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    2021年04月23日
  • 解体諸因

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    匠シリーズの1作品目。
    9つの短編からなります。
    バラバラにする理由は沢山ある。
    人間は基本正常でちゃんとした判断ができる。
    現場に行かないで解決しちゃう系の探偵。
    殺人からそうでないものまで様々な作品があります。

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    2021年04月15日
  • 偶然にして最悪の邂逅

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    今までどこかで読んだことがあるようなないようなのオンパレード。読後、心にあまり引っ掛かる物語はない。平成またいで令和になったねってかんじ。

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    2021年04月13日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    綾辻行人、有栖川有栖、西澤保彦、貫井徳郎、法月綸太郎、東川篤哉のあっと驚くどんでん返しの短編集。驚き方はそれぞれだが、まあ工夫されている。綾辻行人の「再生」は既に読んだものだったが、これは秀逸。うわーそう来たかという終わり方だ。貫井、東川のは、もうひとひねり欲しいところだ。

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    2021年04月04日
  • 腕貫探偵

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    困った人たちの前に現れる、櫃洗市市民サーヴィス課臨時出張所。ライトなミステリで面白い。殺人起こらなくても、ちょっとした疑問が実は…っていう驚きが面白い。あと登場人物のおかしな名前も好き。

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    2021年04月01日