西澤保彦のレビュー一覧

  • 幻想即興曲 響季姉妹探偵 ショパン篇

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    ★3以上4未満

    色々と推理しながら読んでいたけど、
    全く予想をしていない展開だった。

    だけど、なんかいまいち自信を持って面白かった!
    と言えないもやっとした読後感…

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    2020年02月16日
  • 彼女はもういない

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    読ませる。
    気持ち悪さ不快さの表現がうまい。
    犯人も手口もわかるように書いてくれているんだけど、最後のひっくり返り方にそーきたかとなる。

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    2020年02月15日
  • 新装版 瞬間移動死体

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    ネタバレ

     メカニズムもへったくれもないトンデモ設定を大前提に、条件の中でいかに論理的な謎解きを展開するか、というのが、この方の作品の見どころですね。しかし、今作はご都合主義やこじつけが論理を上回っているような印象を受けて残念。そして登場人物たちの心情や、そこから生まれる行動が、いまいち腑に落ちない……。
     瞬間移動のために「アルコール摂取が必要」「着ている衣服が脱げる」「移動先にある何かが対価として移動されてくる」といった条件が、謎解きの要所要所で生きてくるのはさすがですが、しかしここでもトリック成立のためにあとからこじつけたような設定もあって、う~ん……という感じ。
     そしてラスト、話の収拾をどうつ

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    2019年12月21日
  • 人格転移の殺人

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    6人の男女の人格が入れ替わる中で殺人事件が起こる。設定もはちゃめちゃながら、事件もはちゃめちゃだった。しかしそれでいて解決に至る過程はなかなかロジカル。中盤からは一気に読んだ。

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    2019年12月12日
  • 夢の迷い路

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    変わった映画マニアのユッキーこと『柚木崎渓』が気になっているの同級生のエミールこと『日柳永美』、本好きの一風変わった女子高生だ。そんな二人が趣味と食欲を満たすため、忘れられた過去の謎に挑む。

    ちょっと変わった高校生コンビが活躍するパズラー連作集第二弾。え、第二弾!?どうりで所々気になることがあったわけだ。まあ読んでなくても支障はなかったけど、やはり読んでおいた方が楽しめたんじゃないかと思う。
    語り手は高校生とは言え、扱っているのは殺人事件だし、しかもどろどろとした悪意が発端だったりするので重苦しい気分にはなるが、まあ過去の出来事だし、織り込まれる日常が救いになってるかな。
    それにしてもこの著

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    2019年11月18日
  • 人格転移の殺人

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     大前提の人格転移装置にの仕組みについて、科学的な説明や理屈をつけようともしない、この潔さ(笑) 筆者が都合よく設定したルールの上で、いかにロジックによる推理を成立させるかというのが、この筆者の作品の見どころといったところでしょうか。無駄な設定も多いように感じられましたし、動機や事件の経緯などは、かな~り無理な部分も多かったのですが、話に勢いがあって面白かったです。
     それにしても、「マスカレード」に巻き込まれた面々とスイッチの順序がなかなか頭に入らず難儀しました。特に中盤の乱闘シーン、ややこしいわ……;

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    2019年11月07日
  • 夢の迷い路

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    人間関係は好きなんだけど。エミールとユッキーがカワ(・∀・)イイ!!。ただ事件がどれもいまいちというか。相変わらず嫌な奴がとことんいやな奴なんだよなぁ、この人のミステリ。

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    2019年11月07日
  • 腕貫探偵

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    所謂「安楽椅子探偵」か。
    しかし、正直なところオチが強引な印象。
    「真相の1つとして、そういう可能性もある」というべきではないかと思う。

    7本の短編の中で「スクランブル・カンパニィ」は白眉。
    著者のファンなら、登場人物に既視感を抱くのではなかろうか。
    この登場人物の後日談も見てみたいなと思う一方で、
    それだと他のシリーズ作品と似たようなカンジになっちゃうな、と。

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    2019年10月14日
  • 麦酒の家の冒険

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    タック&タカチシリーズは全部読めているわけじゃないので順に読んでいこうという事で手に取った一冊。道に迷い行き着いた先にあった家には大量のビールが!?という奇妙な状況に惹かれて読み始めたのだが、途中で繰り広げられる色々な仮説は酒の席でこそ輝くものから妙に現実的なものまで様々。一つの謎をずっとこねくり回しているので多少の飽きを少々感じるところはあるが、安楽椅子探偵ものとして導かれる結末はなかなかにあっと驚くものだった。

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    2019年10月05日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    大好きな作家さんばかりの「どんでん返し」短編集。
    お馴染みのキャラクターが登場したり、既読作品もあったけど、さらっと読めるので悪くない。
    いちばん好きなのは「蝶番の問題」。
    面白かったのは「藤枝邸の完全なる密室」。


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    2019年09月27日
  • 探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】 腕貫探偵、巡回中

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    【内容】お役所の「市民サーヴィス課」の職員が市民を悩ませる謎を相談を受けたその場で解き明かす。たまに殺人事件もあるよ。
    【感想】この探偵さんはたぶん、その解答が本当かどうかよりも相談者が納得できるかどうかに主眼を置いている。状況証拠だけで辻褄を合わせているのでそのままでは刑事事件の場合逮捕は難しそう。でもそこが面白さとは言える。なんかヘンやでって状況を今回はどうまとめてくれるのかってとこ。

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    2019年09月13日
  • 腕貫探偵、残業中

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    腕貫探偵の続編。

    今回は前とは違い、腕貫さんは毎回毎回ちらっと出るくらい。
    とにかく神出鬼没だが、
    時間外は、美味しいお店に現れるという要素が追加された。

    メインは語り手の主人公で、
    都度都度人物は語るものの、
    いろんな人の目線で語られる「腕貫さん」という人物が輪郭をなしていくのは面白い。

    難読な名前も特になく、さらりと読み終えた。

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    2019年09月02日
  • 謎亭論処 匠千暁の事件簿

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    タックが探偵役の謎解き短編集。勧善懲悪でもないし、想像掻き立てる結末だらけだけど、それぞれの人生の断片も垣間見られて面白い。

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    2019年08月30日
  • 腕貫探偵

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    事務員を彷彿とさせる腕貫をした相談係の男が、
    相談に来る人々のちょっとした疑問や悩みを解決していく。

    それぞれのエピソードごとに、
    彼の現れる場所は異なるものの、
    相談を受けてそれにアンサーを出すというスタイルは同じ。

    軽く読めてしまう本。
    ただ、みんな名字が読みづらくてしんどい…

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    2019年08月19日
  • さよならは明日の約束

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    maybe it's right the my idea, but can't know the four answers.

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    2019年08月13日
  • 彼女が死んだ夜

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    ネタバレ

    妄想がたまたま当たってただけのような…

    財布が無くなるくだりは必要なのか?
    ※推理できるところを示しただけか?

    そんなタイミングで強盗がくるのか?

    結婚式の前後から秘密の趣味を共有するとあるが、娘が亡くなった後に続けられるのか?

    「論理の恋人」部分は、なんか要らない。

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    2019年08月10日
  • 腕貫探偵

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    連作ミステリ。
    突如現れる市役所の職員と思わしき苦情係に、人々は不思議と引き寄せられ悩みを話し始める。
    その悩みの真相を話だけで突き止めてしまう謎の腕貫男。

    役所の職員らしい融通の聞かないやりとりに思わずむっとしてしまいますが、謎を解いてしまう頭脳?分析力?がすごくて憎めない。
    探偵とタイトルにありますが華やかに謎解きを披露することはなく、それどころか丁寧な説明すらせず、ヒントだけ与えて突き放す。
    連作なのでテンポよく読めましたが、登場人物の名字が難読なものだらけで、そこでひっかかって入り込みにくい。

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    2019年07月21日
  • スコッチ・ゲーム

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    タカチの過去と現在を交えながら、殺人事件解明する物語。犯人の意外性や衝撃性、動機はインパクト薄いが、タカチの内面の葛藤や成長を見る上で面白い物語。最後の結びから、タックの事件を扱った、次作への期待が高まる。

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    2019年07月21日
  • 夢の迷い路

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    前作では渓のことは「マイナーな本と映画好き」くらいに表現していたが、今回は身内からとはいえキモオタと言い切られていて少し可哀想になったw
    あとがきがある!

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    2019年07月19日
  • 麦酒の家の冒険

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    迷い込んだ別荘。ベッドと冷蔵庫しかない。冷蔵庫の中にはビールがぎっしり。
    そこから、あーでもないこーでもないと、状況を推理。大きな事件が起こるわけではないけれど、仮定と想定の中でロジック組み立て、物語を閉じる手法が巧み。

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    2019年06月12日