西澤保彦のレビュー一覧

  • 腕貫探偵

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    『腕貫探偵、残業中』から、「体験の後」「雪のなかの、ひとりふたり」「流血ロミオ」の3編が漫画化されてます。
    うん、ユリエさんとの絡みがね、漫画に向いてますね。悪い意味ではなく、無難に漫画になってます。

    でも作者本人の巻末コメントにもあるとおり、腕貫さん、イケメン設定じゃなかったですよね……腕貫探偵→残業中と、原作の方で腕貫さんキャラが変化していって読んでた当時戸惑った印象を持ったのですが、作者もやはりそうだったのか(笑)と、そこは収穫。

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    2015年09月01日
  • 麦酒の家の冒険

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    ビール飲みたくなるのですよね!ビール!!1
    皆美味しそうにビール飲みながらの推理合戦は、読んでて飲みたくなってきてしまうのですよ……
    どうやらシリーズ物なので、ちょっと読んでみたいかも。
    九マイルは遠すぎるは未読なので、こちらも安楽椅子が読みたいときにはいいかも。wkwk

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    2015年08月03日
  • ぬいぐるみ警部の帰還

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    元々が単発の予定だった短編作品から始まってるせいか、西澤作品にしては微妙に各キャラの立ち位置がフワフワしてます。警察側の登場人物全員が皆それなりに優秀なので、これだけ複数にキャラが存在してる必然性がない印象を受けちゃうのもそのせいか……。
    軽くさくっと読める短編集になってますので、気楽に読める1冊ということでw

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    2015年06月22日
  • ぬいぐるみ警部の帰還

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    西澤保彦の探偵もの短編集。
    あとがきでは、10年前のノンシリーズ短編で使ったキャラクター、とされているが、その作品集は文庫化がつい先日で、特に感慨や違和感なく入れた。
    書き口はライトでユーモラスだが、ミステリとしての純度み完成度も高い。
    別にぬいぐるみ要らない、という点と、どうも犯人や被害者の心情が理解できないのが、難点といえば難点。
    「レイディ・イン・ブラック」がマイベスト。
    3+

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    2015年06月15日
  • 麦酒の家の冒険

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    タック&タカチシリーズ・第3弾。

    山中でガス欠になり、迷い混んだ家にはよく冷えたビールだけがあり…、という、最初から「???」な面白設定ではあった。

    いわゆる安楽椅子探偵もので、ひたすら座って推理を重ねるだけなので、やや間延び感があったのが残念。

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    2015年06月11日
  • 探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】 腕貫探偵、巡回中

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    こんな公務員いないだろ!っと取り敢えずツッコンでから読書スタート。

    誰かが死ぬというよりは、日常の中でなんとなく不思議な事(気にしなかったら無視出来そうな)が起こった背景を、よろず相談所の公務員が話を聞くだけで解決してくれる。

    うーん、不思議系。

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    2015年05月17日
  • 小説家 森奈津子の華麗なる事件簿

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    美人作家、森奈津子の周りで奇妙な事件が発生するが、それを推理して解決するという短編集。
    無人島で男性が殺された事件。宇宙人にエロい依頼をした男などは面白かったが、最後はなんだかよく分からず微妙な話でした(^^;;

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    2015年05月13日
  • 仔羊たちの聖夜

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    ネタバレ

    今回はタカチが大活躍。ボアン先輩、タック、タカチの出会いも分かりました。ボアン先輩は変わらないですねぇ(笑)
     その出会った日に起きた転落事故。目の前に女性が降ってきて…。 一年後にボアン先輩に頼まれ、タックとタカチはその時に紛れ込んでしまったらしいプレゼントを遺族に返そうとするのですが、そこから思いもよらない展開になっていくという話。
     いつもと違い、熱くなるタカチが人間らしくていいと思います。タックとのコンビもなるべくしてなったという感じがします。

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    2015年04月09日
  • 殺す

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    『猟死の果て』改題。
    警察/ミステリー/サスペンス
    ミステリーとしては、ミッシングリンクが徐々に明らかになっていく展開が秀逸。
    欠点は、あまりにも救いがないこと。登場人物の誰もが狂っていて、感情移入できないこと。

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    2015年04月07日
  • 探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】 腕貫探偵、巡回中

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    だいぶこじつけがましかった…
    お話しのためのお話し。
    そしてタイトルに意味がない。
    表紙のイラストあってない。
    ユリエが主人公化してる…

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    2015年04月01日
  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    ドロドロな人間関係。
    ただし、マザコンでシスコンで熟女好きの主人公のおかげで緊張感ゼロ。
    登場人物の個性強いなー。

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    2015年03月22日
  • 幻想即興曲 響季姉妹探偵 ショパン篇

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    美人ピアニストが夫の殺人容疑で逮捕。そして獄中で死亡する。それをミステリー小説の様に推理しながら原稿にする。本当の真実はどれなのだ?複雑化する内容に最後はピアニストの妹の推理によって、総ての事件が明らかになる。西澤保彦らしい小説です。

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    2015年03月21日
  • 麦酒の家の冒険

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    シリーズ前作「彼女が死んだ夜」に引き続き、机上の…もとい酒場の妄想モノ。
    前作は中途半端に現象が入り乱れ、且つ重大な事件のお話だったので、妄想が大部分を占めた論理展開で話が解決に至るのはどうかなと思った。が、今作は現象がとにかく少なく、事件という事件が無い状態で進み、ほぼほぼ全てが妄想話だけで構成されているので、こちらの方が割り切って読めた。
    よくまぁこれだけ、それぞれのキャラの目線に立った色んな推論ができるなぁと感心。

    一から十まで妄想前提での論理の組み立てで、「なるほど、確かにこれがこうだとその推理しかないわ!」とはならないので、私的には安楽椅子だとはあまり感じず。最後の妄想も非常に雑な

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    2015年03月21日
  • 身代わり

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    久々のタックシリーズ。といっても、タックは最後に少し出るだけで、ほとんどボアン先輩がメイン。
    それでも、タカチにウサコが揃うのは嬉しいもの。
    内容は一転、二転転がるけど、違和感なく入りました。ビール片手にボアン先輩と一緒に推理してる気になります。
    この前作の依存を読んでないのがちょっと後悔しました。

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    2015年03月12日
  • 殺意の集う夜

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    ネタバレ

    あとがきにもあるように「品」はない。
    ツッコミどころはたくさんありますが…
    面白い展開だと感じたのも事実。

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    2015年03月07日
  • 黄金色の祈り

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    今まで読んだ西澤作品と違う!!
    完全にミステリーだけど、ミステリーと思えなかった。
    とにかく主人公の思考が痛々しい。
    青春小説として頭に残りそう。

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    2015年02月27日
  • 黒の貴婦人

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    タック&タカチシリーズの短編集。
    表題作『黒の貴婦人』が好み。
    『依存』を読んでたらドキッとするかも。
    タイトルもいいですね。

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    2015年02月22日
  • 解体諸因

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    通算700冊目。全体的に非常に惜しい印象だった。センスは感じるけれど、魅力的な謎に対する答えが期待を越えるものではなかった。最後の短編もやりたいことはわかるが、流石に詰め込みすぎでごちゃごちゃしてしまったかな。

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    2015年02月18日
  • 解体諸因

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    短編と思いきや、最後に全部繋がったのは面白かったが、登場人物に魅力があまり無いので誰が誰だか分からなかった。ただまた読み返したいと思えるくらいには面白かった。

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    2015年02月01日
  • 身代わり

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    引きこもりから立ち直ったように見えた後輩が、一緒に飲んだその日に女性を襲って死んでしまった。それと同じ頃合いに、女子高生が警察官と一緒に殺される事件も発生。その二つの事件がどうつながって行くのか。。。

    シリーズ物のちょうど中間の話だったようで、主要の人物たちの背景が分かり難かったのが残念。大学生たちによる、酒飲みのグダグダ話を楽しめれば面白く読める作品なのかなと思う。

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    2015年01月24日