西澤保彦のレビュー一覧

  • こぼれおちる刻の汀

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    SFパートとミステリパート。融合したようで、ちょっと未消化な感じが。まぁ、元々別々の短編を組み合わせたんだから仕方ないか。それを考えると、見事に融合しているとも言えるなぁ。そのまま3作並べて、連作短編でも良かった気もします。

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    2010年06月14日
  • ナイフが町に降ってくる

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    表紙にすでに危険信号は現れていた。

    そう、あたしは西澤作品が大好きなんだけど、反面タカチとかボアン先輩とかの、ぬるめの学生シリーズが苦手なのだ。

    やはりこの作品も主人公?が女子高生。
    ロジックはしっかり組み立っているのだがなんとなく、ゆるい。
    女子高生だからなのか先生へのラブ心が延々書いてあったりいたずら書きをしてみたり‥

    なんか緊張感が。

    しかもこのユルいシーンが作品に深みを与えて‥ということも別にない。
    なので、大好きな西澤作品ではあるが、がっかり評価で★3つ。

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    2010年06月03日
  • こぼれおちる刻の汀

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    全てはただあとがきの通りつなぎ合わせなのかなと・・・色々設定混じりすぎて設定過多のような。
    どうも独立した話をなんとかくっつけた感があって読後感はいまいちだった。

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    2010年05月27日
  • スコッチ・ゲーム

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    「依存」に比べると小粒であることは否めず。
    この話もタカチの依存の話であって、ある種壮大な序章という予感を、「依存」の後に読むと感じる。

    何年か前に「子羊たちの聖夜」を読んでいたのだが、これでやっと話がまとまったというわけだ。
    すっきりはしたが、「依存」が良かっただけに物足りない。

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    2010年07月02日
  • 謎亭論処 匠千暁の事件簿

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    匠千暁シリーズ。短編集。

    時系列は繋がってはいないけれども、タックとタカチの関係の変化が垣間見れて楽しい。

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    2010年03月13日
  • ストレート・チェイサー

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    冒頭の意味ありげな会話から始まり、三重交換殺人計画、密室殺人、繰り返される不可解な事件などなど、一気に読み通す魅力があった。
    会話が中心で、テンポ良く物語が進んでいくのも手伝って、楽しみながらすいすい読める。
    さすが舞台をアメリカに置いただけはある。

    ……と、いう全てが仕掛けだということが分かったときはビックリ。
    趣向自体はすでに他の作品で読んでたけど、なるほどこのように料理するかと。
    西澤らしさも見られて、十分に楽しめた。

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    2010年03月09日
  • マリオネット・エンジン

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    ネタバレ

    「スナッチ」を読んで以来、苦手視して手を出していなかった著者の短編集。

    これが、なかなかに面白い。
    表題作と「虫とり」は小難しくて、読み流してしまったものの、その他の作品は魅力的だと思った。
    特に「家の中」が良かった。ラストのオチも好き。「シュガー・エンドレス」は別の意味合いで何やら恐ろしいものがあったな・・・。

    余談。あとがきに笑った。

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    2014年12月14日
  • 完全無欠の名探偵

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    可愛い孫のために送り込まれた、どうやっても毒にも薬にもならなさそうな男。
    それが巻き起こす…というか、起きてる話、ですね。

    高知に着くまで、ついてからも続いていく人からの話。
    世間はせまい、と言いましょうか、すごい確率といいましょうか。
    小説ですから、で終わらせるには、本が分厚すぎます。
    むしろこうなってこうなるのか…という
    別の楽しみがちょっとあったりw

    最後の落ちがすごいです。
    三段階使用(笑)
    しかし、物語の狭間狭間に出てくる人物の謎も解決できましたが
    その説明をしてくれた人の謎が!!w
    これはもう、そんなものだとしておいた方がいいですね…。

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    2010年01月29日
  • 殺意の集う夜

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    ネタバレ

    事件の経過と主人公の真実に絶句した。お茶を口に含んでいたら間違いなく本が水浸しになっていただろうくらいには。

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    2011年07月21日
  • マリオネット・エンジン

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    西澤保彦のSFと言われたらそりゃあ期待するよ!
    期待するなって方が無理ってもんでしょ!

    と、思いながら読み始め…

    …撃沈しました。


    もしかしてもう旬が過ぎてしまったのではないかという気持ちがじわじわと。

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    2009年12月27日
  • スコッチ・ゲーム

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    反則的な犯行動機にまったく推理できずに、これは無いでしょとあきれる部分もあった。
    ただ西澤保彦自身がもつ人の捉えかたはなんとも独特で悲観的ですきである。「精神論的に被害者は加害者である」のくだりは確かに、とうならされる。哲学的な要素が良い。本筋のミステリーの方はちょっと設定が現実的でなく確率論的に無理じゃないかなーと駄目だしをしたい。

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    2009年12月03日
  • 夏の夜会

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    同級生の結婚式に出席するために戻ってきた地元。
    そこで再会した、昔の友人達。
    当然始まる昔話…は、妙な方向へどんどんと流れていき
    ついには記憶を甦らせる破目に。

    人間の脳はコンピューター以上に優れているそうで
    確実に生まれてから今までを記憶しているそうです。
    ただ、それをどこに仕舞い込んだか分からないので
    記憶が勝手に作られたり、奥底に入り込んで
    何かきっかけがないと思い出せないらしい…と
    昔聞いた事があります。

    まさにそんな話です。
    すっかりと忘れていた過去に、憶え間違いをしていた過去。
    自分の憶えている過去とまったく違う過去を告げる人物。
    一体過去には何があって、どうしてすっかり忘れ去

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    2009年11月26日
  • 複製症候群

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    ある日壁が現れた。
    それを触ると、触った『生き物』の複製ができあがる。
    オリジナルとコピーとが遭遇した、その閉ざされた空間で起こった殺人。
    犯人は一体誰で、何が起こったというのか。

    1号2号と出てくる自分。
    もしもこんなものが出てきたら冗談ではないですね。
    自分を知っているだけに、まったく御せない自信だけはあります!w

    しかしこの状態でこういう殺人事件というのは…。
    ある意味読みやすかったです、想像通りな感じで。
    面白かった、というよりは、人間って恐ろしい! と
    思える内容ですね。
    ぷちっとこないよう、常日頃気をつけましょう。

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    2009年11月20日
  • スコッチ・ゲーム

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    以前読んだ「七回死んだ男」が面白くて面白くて、今回もそんな感じの話を期待して読んでいたものの…。最後迄読んで、此れがさりげにシリーズ物である事に気づいて少しがっかりでした。
    どうせならシリーズは最初の事件から読みたいじゃん。

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    2009年11月20日
  • 完全無欠の名探偵

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    白鹿毛グループの総帥・白鹿毛源衛門は、高知に行って帰って来ない孫娘を溺愛していた。
    なんとか、孫娘のりんを東京の自宅に戻って来ないかと悩む日々が続いていた。
    源衛門は、運転手兼秘書の黒鶴に相談する。
    黒鶴が、提案したのは一人の男を高知のりんの就職先に潜入させる事を提案する。
    源衛門は、その男に会いその特殊な能力を実体験する。
    その男の名は、山吹みはる。
    警備員をしてる巨漢の男だった。
    人々は、彼が短い相槌を打つだけで、勝手に記憶の糸を手繰り隠された真相へと導かれる。

    山吹みはるは、りんの住む高知へと旅立つ。
    みはると接していく人々は、自分の中で燻っていた謎の真相にたどり着く

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    2009年10月11日
  • ストレート・チェイサー

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    舞台は外国。
    一体どこの国なのか、というのはまったく関係なしです。

    読みきった感想を言うならば「騙された」の一言で終了します。
    そう言われれば、やたらに奇妙な事があったりしたな…と。
    それ以前に、きれいさっぱり文章に騙されました。
    いつもの事と言えばいつもの事(笑)

    最後にがっくりと方を落とす事は確かかと思われます。

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    2009年10月07日
  • マリオネット・エンジン

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    マリオネット・エンジン読んだ。なんか全体的にものすごくグロテスクなSFホラーでした。よくも悪くも西澤節全開。虫捕りが一番、ミステリでないといいながらいつもの西澤さんでした。仮説のオンパレード

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    2009年10月04日
  • 夏の夜会

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    2007/1/31購入 未読 ずっと探していて買えなかった本

    2009/9/18〜9/19

    久しぶりの西澤作品。
    小学校の同級生の結婚式で30年ぶりに集まった5人の同級生。二次会場で昔起こった殺人事件に話が及ぶ。被害者は彼らの担任であった。会話を重ねていくうち、自分達の記憶に違和感を感じる彼らであったが。果たして真相は?
     人の記憶のあいまいさに着目した作品。面白い試みであるが、なぜに登場人物達にこんな難読苗字をつけるのだろう。出てくるたびに詰まってしまう。

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    2009年10月07日
  • 仔羊たちの聖夜

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    【通称タックこと匡千暁、ボアン先輩こと辺見祐輔、タカチこと高瀬千帆―。キャンパス三人組が初めて顔を突き合わせた一年前のクリスマスイヴ。彼らはその日、女性の転落死を目の当たりにしてしまう。遺書、そして動機も見当たらずに自殺と結論づけられたこの事件の一年後、とあるきっかけから転落死した女性の身元をたどることになった彼らが知ったのは、五年前にも同じビルから不可解な転落死があったということ。二つの事件には関連はあるのか?そして今また、新たな事件が…。】


    シリーズものの第3弾。
    前作よりも随分と読みやすかった。ただ単に前作が私の好きなタイプではなかったというだけかもしれないけど。
    クールビューティー

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    2010年09月08日
  • マリオネット・エンジン

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    短編集で、題名になっている作品は一番最後。
    SFというか、独特の世界になっているせいで少し分かりづらかったですが
    これはこれで面白いかと。

    一番最初の話が、一番怖かったです。
    身近にあるもの、なので、一番想像力が働きますし
    あまりに摂取するとこうなるのか…という未来も。
    ここまでは摂取できないかと想いますがw

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    2009年10月07日