西澤保彦のレビュー一覧

  • 麦酒の家の冒険

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    前作でもそうですが、思考の飛躍がすごい。

    ちょっとくどいくらい論理を突き詰めますが、納得できたのかと言えば微妙ですね。

    なんかアレですね。「ウミガメのスープ」を思い出しました。

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    2013年02月28日
  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    女子高で連続殺人が起こり、住吉ミツヲは血まみれの包丁を握って被害者のそばで倒れていた。自分が犯人なのか分からないまま逃げていると、犯人が捕まったというニュースが。それは意外な人物だった。
    この作者は学園ものの方が面白い。理由は良く分からないが人が良く動いている気がする。そして記憶にまつわる話も。
    ストーリーは良くも悪くもアクロバチィック。嫌いではないし、非常に面白く読む事が出来た。

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    2013年02月25日
  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    冒頭で出ていたことがすっかり頭から抜け落ちていました。
    なんであんな大事なことを…

    してやられた

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    2013年04月18日
  • 麦酒の家の冒険

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    内容(「BOOK」データベースより)
    ドライブの途中、四人が迷い込んだ山荘には、一台のベッドと冷蔵庫しかなかった。冷蔵庫には、ヱビスのロング缶と凍ったジョッキ。ベットと96本のビール、13個のジョッキという不可解な遺留品の謎を酩酊しながら推理するうち、大事件の可能性に思い至るが…。ビール党に捧げる安楽椅子パズル・ミステリ。

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    2013年04月30日
  • 身代わり

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    登場人物に魅力というか、自分も学生時代はこんな風にみんなでワイワイと酒飲みながらダベってたかった。

    そんな感情的になりながら読んでました。

    最後は・・・うーんでしたが・・・

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    2013年01月27日
  • 動機、そして沈黙

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    ひさしぶりの西澤さん。西澤さんらしい話ばかりだけど、七回死んだ男とかのようなキレはないかなぁ。やはり神麻嗣子シリーズがいいな。

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    2013年01月15日
  • スナッチ

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    SFかと思ったら、意外とミステリーよりだった…
    どっちにしてもなんか消化不良気味だな、悪くはないのだがイマイチ物足りなさが残るって感じ

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    2013年01月12日
  • 解体諸因

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    そんな理由でいちいち解体するなよ!(笑)

    見事なまでの解体殺人の解体短編集。
    一気に読んだのに、頭の中が解体されてしまいました。
    バラバラバラバラ…
    順番も年代も登場人物も、もう解体。
    でも真実はひとつ。
    シリーズも世界も本当はひとつに繋がってる(はずだ)。

    さて、そろそろ本格的にタック&タカチシリーズに乗り出すかな。

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    2012年12月24日
  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    ネタバレ

    腕貫探偵は
    ほんのちょっとだけしか出てこないけれど、
    相当なスパイスであった。
    改めて思い返せば
    裏でずーっと見てる感じで、
    まさしく「produced by腕貫探偵」。

    登場人物はみんな濃い人達で
    殺されちゃう被害者も濃い人で
    主人公のミツヲが一番ゆるゆる。
    しかも、肝心のことを記憶してない記憶障害だなんて。

    うむ、ある意味私みたい~
    どうでもいいことは覚えてんだけどなぁ。

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    2015年05月07日
  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    ■舞台は私立女子校。腕貫探偵が導く真相は――

    学校関係者が連続死。新任講師・住吉ミツヲは混沌とする記憶を抱えたまま事件に巻き込まれていく。彼は同僚の妻を殺してしまったらしいのだが……。封じられた記憶の鍵を握るのは魔性の女性事務員なのか? 交錯する時間軸と人間関係に惑うミツヲを救うため、愛くるしい女子高生、ド派手な女大富豪、腕貫着用の公務員――三人の個性派探偵が集結。幻惑の舞台が開演する!

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    2012年12月20日
  • 複製症候群

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    3+ 

    不条理な極限状態に於ける欲望と葛藤と自己崩壊を描いた壮大な屁理屈(褒めてます)。

    例によってSF設定の“why”に説明はないが、いつものことなのでそれは気にならない。ただ、登場人物の心情に関する部分の“why”に投げっぱなしの点があるのは、大いに気になる。

    それと状況を鑑みるに、川を挟んで〈ストロー〉に囲まれているので、川を流れていったアレはそのうち〈ストロー〉に到達してしまい、んんんーなことになるだろうし、川魚なんかもどんどん…、ま、いいか。あまり重箱の隅をつつくのも野暮なのかもしれない。

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    2012年12月17日
  • 身代わり

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    ネタバレ

    ほうほう。。。
    こんなふうな 終わり方する
    ミステリーも あるんだ!

    にしても、 女性と男性の
    考え方の違いについては
    あぁ、なるほど思わせるものがあった。

    トリックについては
    こんがらがりそうだったけど、
    理解!!

    シリーズものとは知らずに
    この本から読んでしまったので、
    前のシリーズも読んでみようかな!

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    2012年12月08日
  • 身代わり

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    学生探偵モノ。落ちも悪くないが、最後は若干消化不良。読後にシリーズモノだと知った。軽いタッチで読むには良いかも。

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    2012年11月25日
  • 身代わり

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    ネタバレ

    シリーズものとは知らずに読んでしまった。正直キャラクター同士のどうでもいい会話が邪魔で仕方なかったのだが、おそらくシリーズを読んで来た人には色々面白いものがあったのだろうか?
    ミステリーとしては面白い作品でした。
    感想としては、最後のオチがきちんと示されたわけではなく、推理・推測・憶測の水準で終わっちゃって最終的に犯人が逮捕されたのかどうなのかがさっぱり描かれていないのが、僕には納得いかないなぁという感じ。でも勿論その推理の筋はきちんと通っているし、きっと真相にはちがいないんだろうけど・・・

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    2012年11月04日
  • 身代わり

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    食事しながらの推理とか、このシリーズだなと思いながら読んでいたが。
    最後拍子抜け。何か消化不良だけど

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    2012年10月27日
  • 身代わり

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    シリーズもの。
    レギュラーメンバーの頭脳担当?が外れてはいるけれど、刑事や先輩の行動力で必要な情報、ヒントは得られる。
    二件の事件が結びつくまでが謎だったけれど、後半はするすると納得。
    タカチとタックの様子を読みながら、前作を再読したくなった。

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    2012年10月25日
  • 彼女が死んだ夜

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    発想が突飛すぎてはたして推理と言えるのだろうか、とは思う。
    その代わり、事実は重いモノが用意されているんですが。

    この匠千暁シリーズは複数の出版社から出ていて、次にどれを読めばいいのか分かりにくいのがもったいないですね。

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    2013年02月28日
  • 麦酒の家の冒険

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    車がガス欠して山道をさまよっていた4人の学生の前に現れたのは、ベッドひとつと冷蔵庫いっぱいのビール以外には家具の全くない家だった。


    安楽椅子探偵もの。といってもそんな快適そうな場所では推理してないけど(笑)

    突き詰めると、4人でかりであーだこーだ言ってるだけの話なので何も身構えずに読めました。この気楽さが安楽椅子探偵のいいところ。



    大学生が4人集まってケータイが一台もない時点で年代を感じました(笑)

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    2012年10月15日
  • 身代わり

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    ミステリとしては、それはない、という展開とオチ。ただしこのシリーズの肝はそこじゃなく、主人公四人、特にタックとタカチの想像を絶する関係性。確か何年も前に前作『依存』でそこに深く感動したはずなのに、如何せん時間があきすぎててその時の感情を忘れてる。そこが致命的。それ抜きにしちゃうと、物語としては微妙。ただ、すべてを自分の手の上で操りたい女子高生、っていうキャラはちょっとだけよかった。『依存』もう一回読んでから読み直そ。

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    2012年10月12日
  • スナッチ

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    ネタバレ

    自分が乗っ取られる・・・それだけじゃなく20代だった自分が気づくと50代・・・そしてさらには殺人事件とミステリーがいっぱい。まだ40代にもなってない私なので気づけば50代のショックが計り知れない。昭和の時代を知ってる人や高知に住んでる人には面白いんじゃないかな。ストーリーはまぁ普通だったけど印象には残る作品。『ベツバオリ』と『サシモドシ』という言葉でこの本を思い出すでしょう(笑)

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    2012年10月08日