謎亭論処 匠千暁の事件簿

謎亭論処 匠千暁の事件簿

722円 (税込)

3pt

呑むほどに酔うほどに冴える酩酊推理!

女子高の正門前に車を停め、夜の職員室に戻った辺見祐輔は憧れの美人教師の不審な挙動を垣間見た。
その直後、机上の答案用紙が、さらに車までがなくなった。ところが二つとも翌朝までに戻されていた。誰が、何のために?
辺見の親友であり、酒に酔うほど冴え渡る酩酊探偵・匠千暁に相談すると……。
続発する奇妙な事件を、屈指の酒量で解く本格推理の快感!

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謎亭論処 匠千暁の事件簿 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編集なので、ひとつひとつの話は短いけれど、切れ味は抜群。些細な謎を突き詰めていくと、人の悪意という毒を孕んでいることが透けて見えてくるのはシリーズ特有のものだと思うが、不思議と読後感は悪くない。「督促状」「上履き」「不幸の手紙」あたりが特にお気に入り。

    0
    2015年07月28日

    Posted by ブクログ

    名探偵タックシリーズ第七作。

    酩酊を謎亭としてしまうところに、作者の愛を感じる。

    のんだくれ四人組(なんて書くと異論がキャラクターから聞こえて来そうだが)の仮想的現実は、読む者の理解を得られるのか?


    飲み介と致しましては、一緒にぐだぐだ飲みたいなぁ。
    一ファンとしては、「名探偵の自白調書」が

    0
    2010年04月14日

    Posted by ブクログ

    タックシリーズ、短編集。
    どうしても刊行順に読みたいわけでもないが、作中の時系が発行順ではないので、正確に辿るのはなかなか難しい。
    しかしながら、完成度の高い、安楽椅子探偵シリーズであり、ユーモアミステリであり、キャラクター小説である。
    特にユーモアセンスはよい。シリーズ作品の多くが90年代に書かれ

    0
    2015年07月12日

    Posted by ブクログ

    ボアン先輩大活躍。祐輔って書かれると普通に格好良くて別人っぽい。
    重すぎもせず、飛躍しすぎもせず、正統派のミステリとして読める短編集。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    薦めてくれた人曰く、これから読み始めるといいかも、との事。
    通常がどういう感じなのかは分かりませんが
    これは短編集になっています。
    時間軸が色々なので、学生だったり社会人だったり。
    他のも読みたくなってくる内容になっています。

    最後にあった書き下ろしのおまけには
    ものすごく笑ってしまいました。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    シリーズものとは知らずにここから読み始めてしまいました。それでもちゃんと面白かったです。テンポとキャラクターがよいなぁ。タカチは色々ずるいなあと思いました。

    0
    2009年12月31日

    Posted by ブクログ

    シリーズ7作目。
    8つからなる短編集。
    卒業後はみんな変わったねぇ。
    仲良くて何より。
    正解のない作品が多いです。

    0
    2021年06月19日

    Posted by ブクログ

    4人の大学生がいろいろ推理する連作短編。匠千暁(ほんわかしているが、意外と推理は綿密だ)、辺見祐輔(留年・休学を繰り返してあちこちさまようボヘミアン。後に女子高の教師になる)、羽迫由起子(くりくり目の天然派。後に大学での研究者となり、夫は刑事)、高瀬千帆(超美人で推理は鋭い)の4人のやりとりがなかな

    0
    2020年07月27日

    Posted by ブクログ

    タックが探偵役の謎解き短編集。勧善懲悪でもないし、想像掻き立てる結末だらけだけど、それぞれの人生の断片も垣間見られて面白い。

    0
    2019年08月30日

    Posted by ブクログ

    タックシリーズの短編集。第7作目。ボアン先輩が社会人になってからの事件、ウサコが結婚してからの話、学生時代の話など。このシリーズは長く続いているので、何となく自分の大学生時代を思い出して懐かしくなるような面映い感じがする。そして時が経つとボアン先輩が一番自分の心境に合っているような気がするのが面白い

    0
    2013年04月13日

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