西澤保彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ふたつの話が交差しつつ進んでいくのですが
さっぱり前後の話がどこで交わるのか…。
片方は女性だらけ、片方は学友の集まり。
学友は繋がっていくけれど、女性だけの方は…はて??
と思っていたら、最後の最後にこんな状態とは。
すごいというよりも、脳内大混乱です。
きっちりと相関図でも書いていけば
もうちょっと分かるかも?
混乱せずに読めば、それほど分からない内容でもないですがw
しかし最後、間違えるってどういう事ですか、とか
ちょっと突っ込みたいです。
仮にも顔知ってるんじゃないんですか?
もう記憶混乱してるんでしょうか?
むしろ死体…お疲れ様です、とも。
で、結局この屋敷…というか機械。
一 -
Posted by ブクログ
最初の感想と言われれば、やはりあの主人公の友達です。
こんな友人いらね~というのがくると思います。
が、よく計算して動いてるな、という関心もあります。
最後の最後では、がっくりくると言いましょうか
完全にきれいさっぱりだまされました。
さすが文章。
さすがミステリー。
殺した憶えのない友人を殺したのは、一体誰なのか。
その人物に自分の罪もおっかぶせようと
必死に考えを巡らしていくのが
人間追い詰められたらすごいな、と。
むしろまぁ、色々な意味でこれほどの偶然もないかと。
むしろ最後の一文により、すべてが分かったというか
という事は…という、別の驚きも出てきます。
それを踏まえて振り返れば -
Posted by ブクログ
可愛い孫のために送り込まれた、どうやっても毒にも薬にもならなさそうな男。
それが巻き起こす…というか、起きてる話、ですね。
高知に着くまで、ついてからも続いていく人からの話。
世間はせまい、と言いましょうか、すごい確率といいましょうか。
小説ですから、で終わらせるには、本が分厚すぎます。
むしろこうなってこうなるのか…という
別の楽しみがちょっとあったりw
最後の落ちがすごいです。
三段階使用(笑)
しかし、物語の狭間狭間に出てくる人物の謎も解決できましたが
その説明をしてくれた人の謎が!!w
これはもう、そんなものだとしておいた方がいいですね…。