西澤保彦のレビュー一覧

  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    凝ってるのかも知れませんが、あまりよい方向に作用せず、作者のひとりよがりのように感じます。
    腕貫探偵シリーズらしさも少しだけで、これじゃあ次作があっても読まないなあ。

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    2014年11月18日
  • 探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】 腕貫探偵、巡回中

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    ネタバレ

    腕貫探偵が市役所を飛び出していろいろな所に出没します。
    安楽椅子探偵だから仕方ないとは思うけど、
    途中からちょっと無理があるのではと感じました。

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    2014年11月02日
  • 幻視時代

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    数年前に死んだ同級生が写真に写ってる?
    パズルを解くような感覚で推理は進む。高校時代から遡りストーリーが展開する。
    オチもアクロバティックさは無く本格で良く出来ていた。

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    2014年11月02日
  • ナイフが町に降ってくる

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    ネタバレ

    コメディチックなSFミステリー。
    有り得ない設定だと、犯人・犯行手段・動機などを推理するのが刺激的で楽しいですね。

    以下ネタバレ。
    被害者に刺さっていたナイフに血痕が付着していないという条件から、犯人と犯行手段の予想ができました。

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    2014年10月24日
  • 幻視時代

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    1人の高校生の出来心がやがて悲劇を引き起こしていく・・。冒頭の心霊写真からサスペンスの予感がして、ハラハラしながら読みました。面白かったですが、肝心の心霊写真の正体は拍子抜け。白洲先生、回りくどいよ・・・。それと、文章中に「その時はまだ気付かなかった」的な表現が割と出てくるのが気になりました。

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    2014年10月13日
  • 狂う

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    あることをきっかけに猟奇的な連続殺人事件を犯す犯人が主人公です。概ね主人公視点で物語は進行します。殺しの描写がグロいです。注意しましょう。殺しをはじめる動機が薄いように思えてモヤモヤしますが、タイトル通り狂っているなら理解できない動機でも良いのかもしれません。オチがわりと良かったです。

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    2014年08月14日
  • 黄金色の祈り

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    ミステリと思って読み始めたけど何だ?青春小説?
    いくら若いからって自己中すぎて不愉快。勘違いを気付けない鈍感さにあこがれる気持ちはわからなくもない。

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    2014年08月03日
  • 探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】 腕貫探偵、巡回中

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    腕貫探偵シリーズの短編4作品。
    4月4日に配達に行くと必ず鳩が高層マンションに激突死するのを目撃し人が死んでしまう宅配便員などの相談に答える腕貫探偵。
    ミステリの動機は勘違い。無理はあるが筋は通る。西澤保彦らしいアクロバティックはあまり無いが面白かった。腕貫探偵は初期の頃に比べると愛想が出て来た気がする。

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    2014年07月23日
  • 探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】 腕貫探偵、巡回中

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     意外性に重きを置きすぎていて「ハ、ハァ」ってなる。
     このシリーズ、黒後家蜘蛛の会みたいになるのかな。それはそれで楽しみだけど。

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    2014年06月18日
  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    普通に面白かった。 西澤保彦らしいクロさとユーモアがあり良かった。 事件の様相と主人公の記憶、なかなか飽きさせないのもいい。

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    2014年05月31日
  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    今回の主人公・ミツヲがマザコンでシスコンで頼りなさ過ぎて一切記述に信頼がおけないのだけど、やはり嫌いになれないなあ…。
    しかし標葉さんの人生は相当可哀想。
    クロフォード先生と茅野先生はその後仲良くやってるんだろうか。

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    2014年05月27日
  • 腕貫探偵、残業中

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    腕貫探偵、第二弾。
    「体験の後」強盗が押し入ったレストランで人質になっている腕貫さん…状況が面白い。
    「雪の中の、ひとりとふたり」腕貫さんにアタックをしかける食いしん坊女子大生登場。
    「夢の通い路」記憶にない想い人との写真。実に西澤さんだなあ。
    「青い空が落ちる」これは予想できた。そうだね、趣味ってそういうものですよね。
    「流血ロミオ」腕貫さんがだーりんとか呼ばれていて衝撃を受ける。
    「人生、いろいろ。」この話の主人公、なんか嫌いになれない。二股かけてて殺人を企ててるのになんか、嫌いじゃない。人生いろいろ、ま、こんなこともあるよね、と色々受け入れちゃうのって、なんかすごいしなんかダメで、嫌いじゃない。

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    2014年05月22日
  • 麦酒の家の冒険

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    ネタバレ

    安楽椅子探偵もの。
    タック・タカチのシリーズ二作目。
    「麦酒の家」の謎をひたすら考え続けます。
    タイトルの「冒険」はあくまで頭の中でのことみたい。
    仮説を立てては崩す展開は面白いが、約300ページも続くと、さすがに長すぎた気も…

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    2014年05月03日
  • 解体諸因

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    バラバラ殺人事件のつめあわせ。ふざけてんのかっていうくらいバラバラ死体まみれ笑。おもしろかった。短編集と思いきや連作集でした。

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    2014年04月29日
  • モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵

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    腕貫探偵というより高校生探偵か大富豪探偵。登場キャラは好きなんだけど腕貫さんと住吉ユリエの出番の多い腕貫探偵が読みたい。

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    2014年04月26日
  • 必然という名の偶然

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     ここに乗っている短編は、すべて後味が悪い。
     事件は解決すれども、人生はすっきり解決しないし、先行きも悪いままだ。
     けれど、リアルな人生というのはそれでも続くし、そんなものなのかもしれないな。

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    2014年04月17日
  • 探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】 腕貫探偵、巡回中

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    配送会社で働く兄が、思い詰めた顔で打ち明けたのは、辞意。そのきっかけとなったのは、毎年四月四日に、窓に激突死する鳩と、死人がでる事件に遭遇してしまうことだった……。(「贖いの顔」)他三編。

    腕抜き探偵シリーズ4冊目。
    様々な不可解な事件を腕抜きさんがさらっと解決するシリーズ。
    そもそも事件が不可思議で、そこから推測されるトリックとか謎も不可解で、でもそのとんでもさ加減を楽しむシリーズ。

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    2014年04月08日
  • 探偵が腕貫を外すとき 【電子特別版】 腕貫探偵、巡回中

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     古今東西、ミステリーにシリーズ作品は数多い。出版サイドから見れば、固定ファンがつけば一定の売り上げが見込めるシリーズ作品のメリットは大きいだろう。一方、作家サイドから見れば、マンネリ化との戦いを強いられることになる。

     腕貫探偵シリーズは、僕が読んでいる数少ない西澤保彦作品であり、本作はその最新刊である。読後感が常に微妙なこのシリーズ、今回もやはり微妙であった。それなのに、不思議と次も読みたくなってしまう。熱心なファンというわけでもないのに。

     『腕貫探偵、残業中』の文庫版解説で、関口苑生氏は、西澤さんがそれぞれの登場人物の物語を丁寧に紡いでいると指摘している。逆に言えば、凝らなくてもいいところに凝っているわけで…というのは、僕が某所に書いた感想からの引用だが、ある意味真相以上にディテールに凝っていて、微妙なのは当然なのである。

     「贖いの顔」。真相がどうあれ、納得させる説をひねり出すイマジネーションがすごい。よくそんな「秘密」をずっと抱えて生きてきたな。うーむ、そこまでするかなあ…。「どこまでも停められて」。本作中唯一、いやシリーズ唯一と言っていいきれいな結末。何だよそりゃ。これだけ奇妙なシチュエーションの数々を思いつくのは感心する。

     最後の「いきちがい」。幼稚園の同窓会を企画するというのも珍しいが…あんな設定やこんな設定は必須なんですか西澤先生??? こういう実例を知らないので、コメントできません。真相よりこっちの方が印象に残ってしまったではないか…。

     それにしても、探偵役がここまで地味で目立たないシリーズ作品も珍しい。キャラクターの熱心なファンを抱えるシリーズは多いが、腕貫氏のファンってどのくらいいるのだろう。『探偵が腕貫を外すとき』なんてタイトルがついている割に、いつもと同じだし。

     最後に、僕が某所で主張している説を繰り返させていただきます。このシリーズの空気感は、蒼井上鷹作品そのものだ。蒼井上鷹さんもメジャーとは言えないだけに、同意してくれる方が何人いるのかわからないが…。

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    2014年04月07日
  • スナッチ

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    22歳だった。次の日、ぼくは53歳になっていた。空白の31年。ぼくは、きみは、ぼくたちは、少しは幸せだったのだろうか。彼を襲ったのは、不条理でやりきれない、人生の黄金期の収奪。あらかじめ失われた、愛しい妻との日々。おぼえのない過去を振り返る彼に、さらなる危険が迫る。

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    2014年04月06日
  • 身代わり

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    ネタバレ

    『依存』の続き。
    今までの安規シリーズに比べるといまいち…?

    ミステリー的には、珍しく典型的なトリック。
    ミステリー好きなら途中で気づく可能性高し。

    とはいえ、西澤作品のすごさは、
    謎解きのおもしろさだけじゃなく、
    心情描写の精緻さや
    キャラクター同士の掛け合いのおもしろさなど、
    超いろいろあるので、
    ふだんならそれでも全然いいのだけど。

    でも今回のはなぁ…。
    つまんなくはないんだけど…。

    まず、タックが療養中→復帰の過程をたどるので、
    いつもの4人組が飲みながらあーでもないこーでもないと議論を交わし合う過程はほぼなく…
    みんなが揃うのは最後の数ページくらいなのが残念。

    てか、7章必要?!
    できれば「夏の名残を慈しむ会」でいつもみたいな議論を繰り広げて、解決に向かってほしかった…!!
    なんでボンちゃんだけ連れて行っちゃうかなぁ。。。

    そして今回は心理描写もいまいち甘い感じが…。
    あたしは西澤保彦の、
    人のエゴとかプライドとか、そういう誰もが持ってるドロドロした感情の表現が秀逸すぎると思っているのだけれど、
    今回はそういう部分の描写が…なくはないんだけど、
    すごく、なんとういうか、中途半端な感じがする。

    結局、最後まで残った犯人の動機はわからなかったし。

    それに、ソネヒロは最期、反撃を受けて一拍おいてから死ぬわけだけど、
    その一拍がなんだったのか、結局よくわからないし。
    あれは事故なの?! 自殺なの?!
    自分の思惑とはまったく異なる展開を向かえて、
    何を思って死んでいったんだろう…とかが気になっちゃうわけです。

    というわけで、なんとなく全体的に、不完全燃焼。
    もっと長かったら、もっと細部まで書き込めて、
    いつもみたいに面白くなったんじゃないかなーと思うんだけど、
    なんだろ…枚数指定でもあったんだろうか。。。


    あと本編とは関係ないし、これはまったく西澤保彦に帰属される問題ではないけど…解説が下手すぎる。

    解説は、書き手が違うので当然、本編とは独立してるわけだけど、
    優れた解説っていうのは、本編が不完全燃焼気味であっても、その印象を一気に覆すこともある。

    …が、これはないわ。
    まず日本語が下手。
    そして前半の、シリーズ等の説明は、他の解説や西澤保彦のあとがき等をなぞってるだけで、解説者自身の視点とか、目新しい点が何もない。
    で、一番肝心な後半、本書の解説は、説明がマジで下手すぎる。
    日本語が下手なのと相まって、ところどころまったく意味がわからない。
    うちの学生かよ?!

    解説って意外と大事だよね、という話。

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    2014年04月06日