西澤保彦のレビュー一覧
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宇宙人が建造したとされる謎の施設。
人間の肉体から精神を引き剥がし、
他者の肉体へと入れ替えてしまう。
一度入れ替えが行われると、
不規則なタイミングで永遠に
入れ替えが続くという。
大地震から避難した6人の男女が
不運にもこの施設へ入り込んだ。
肉体と精神がごちゃ混ぜになった
彼らをアメリカ政府の役人は
何処とも知れない場所へ隔離した。
そこで事件が起こる。
以前に読んだ七回死んだ男よりも
更に不可思議な設定のSFミステリ。
ユーモラスで軽やかな文章は
相変わらず読みやすかった。
だが設定が複雑過ぎる割りに
あまり魅力的でない物語と
予想通りのラストだったので、
読後の満足度は高くなかっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ〇 概要
櫃洗市を舞台として,安楽椅子探偵「腕抜探偵」が活躍するシリーズ第2弾。今回も,市民サーヴィス課にいろいろな相談が持ちかけられる…と思いきや,「腕抜探偵」がプライベートで事件に巻き込まれたり,そもそも出張していて,物語に登場しなかったり。腕抜探偵とその愉快な仲間たちが活躍するキャラクター小説というべきか。
〇 総合評価
1作目同様,ミステリとしてのデキはそれほどよくない。しかし,それぞれの話は意外性のあるオチがあり,話としては1作目よりはるかに面白い。ユリエという名キャラクターも登場しており,キャラクターの魅力も含め,話に深みがある。1作目は,腕抜探偵が最後に真相をほのめかすとい -
Posted by ブクログ
ネタバレうーん、何というか、モヤモヤとした終わり方でちょっと喪失感がでてきた。最後がハッピーエンドみたいなかっこうで終わっていたので、まだ救いようがあったが、どうにも腑に落ちない。
設定自体はなかなか面白いと思ったが・・・偽りの家族が徐々に愛を深めていく過程は本当にほのぼのとしていてなんだかいいなあって気がしてくる。しかし、中盤あたりから精神感応現象なる訳のわからない、要するに「テレパシー」が現れ、いかにもSFっぽくなってくる。
しかも、その原因が娘「レイナ」だというのがラストで明かされる。その上、アメリカ合衆国がどおのこうの、「非有都市の完全体」?「超人類」?などと理解しえない言葉が飛び交いちょ