西澤保彦のレビュー一覧

  • 方舟(はこぶね)は冬の国へ

    Posted by ブクログ

    2007/9/9大阪国際空港の本屋で購入。
    2014/6/26〜6/30

    7年ものの積読本。
    見知らぬ3人が一ヶ月間別荘で擬似家族を演じさせられる、という変わった設定の多い西澤作品の中でも突出した設定。誰が何のために、というところが、ずーっと引っ張られたままストーリーが展開。そして結末は切ない。タイトルも十分練られていたんだなぁ。

    0
    2014年06月30日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2010/9/30~10/2

    匠千暁シリーズの短編集。「招かれざる死者」、「黒の貴婦人」、「スプリット・イメージ」、「ジャケットの地図」、「夜空の向こう側」の5編。
     学生時代から卒業後までのさまざまなシーンでおなじみのメンバーが活躍する。「依存」を読んでからかなり時間が経ってしまったので、細かいことを忘れてしまっており、いろんな伏線がピンとこないところもあったが、独立しても十分楽しめる作品群。一度彼らといっしょに「さんぺい」、「花茶屋」で鯖寿司を食べてみたいなぁ。

    0
    2010年10月02日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    ◆招かれざる死者
    ◆黒の貴婦人
    ◆スプリット・イメージ または避暑地の出来心
    ◆ジャケットの地図
    ◆夜空の向こう側
    以上5篇の短編集。安槻の大学に関わりのある人物たちが必ず登場する。

     読んだ後で、これもシリーズものだったんだと気づく。どれも”安槻”の話ではあるものの、1つ1つ、話は完結しているはず。それなのにどれもどこかとまだ繋がっているような感じを受け、結局この1冊では繋がらない・・・。タカチこと高瀬千穂、ウサコこと羽迫由紀子、ボアン先輩こと逸見祐介、そしてタックこと匠千暁。キャラもそれぞれしっかりしてたし、物語も結構意外な方向へと進んでいって楽しめるものが多かったので、他のも探して読んでみようかな。この中の話では【スプリット・イメージ または避暑地の出来心】と【ジャケットの地図】が好き。

    0
    2011年11月19日
  • 完全無欠の名探偵

    Posted by ブクログ

    西澤さん『らしさ』が前面に押し出された、異能力ミステリ。主人公のみはると話しているだけで、自分の中で勝手に事件が解決してしまう──というような、ちょっと紐のほどける感覚を味わうことができる。いくつもの事件が短編的に折り重なって、最後の解決に向けて進むので、短編集としても読めなくはない。また不倫かよ! と辟易するくらいに不倫事件ばっかりだが、あまり重いテイストにしないためにも、リアリティとのバランスを考えて不倫程度がベストだったのだろう。重すぎず、解決の爽快感もあり、読後感のいいよくまとまった一冊。

    0
    2009年10月04日
  • 複製症候群

    Posted by ブクログ

    いつも奇想天外、大胆不敵なトリックで読み手を楽しませてくれる西澤さんの作品。でも感想は難しい…何を書いてもネタバレになってしまいます。

    しかし閉鎖された空間って怖いです。おまけに「ストロー」なんて得体の知れないものが表れちゃうんですから、人間が恐怖に駆られるのも分かります。

    この物語に出て来る七色の幕、「ストロー」とは一体何だったのか、その説明は最後までありません。それでも許せるのが西澤さんの作品の特徴ですね。

    0
    2010年02月06日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    シリーズ名が定まらない、タック、タカチ、ボンちゃん、うさこのシリーズ。西澤保彦さんミステリはお話が良いので大好き。短編は卒業後だったりするので、たまにびっくり。そして、タック&タカチの関係につい注目してしまいます。

    0
    2009年10月04日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    タック&タカチシリーズは短編の方が好きだなあ。あれこれ迷って推理するより、さっとタックが答えを出してくれる方が面白い。ボアン先輩が一番好きなんだけど…この話の中では表題作の「黒の貴婦人」が好き。タイトルの意味がわかったとき、ちょっとぐっときた。

    0
    2009年10月04日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    タックシリーズ。4人組のどたばたがあんまり無いのは、ちょっとつまらない。このシリーズ、その解決が本当に正解なのか分からないままの短編がよくあり、ちょっともやもやする。

    0
    2009年10月04日
  • 夢幻巡礼 神麻嗣子の超能力事件簿

    Posted by ブクログ

    よいですねー。
    基本的にコメディタッチのチョーモンインの番外編。
    本編の鬱憤を晴らすかのような(笑)ダークっぷり。
    まだ文庫化されていない本編を読むのが楽しみになります。

    てか、西澤さんてひょっとすると、
    こういう絶望的な話の方が得意なのかなぁ?
    ちょっと主人公の猟奇殺人鬼の発想についていけないところもあるんだけど、
    それがまた迫力というか、リアリティになってる。
    怖いもの見たさで何度も読み返したくなる作品。

    0
    2009年10月04日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    叙述トリックのお手本みたいな作品
    伏線は確かに張られてるけど多分初見じゃこの真相は見抜けないと思う
    動機とか納得いかないところもあるけどそれも含めて普通っていう評価
    表紙にこどもが描かれているのはずるいと思う

    0
    2026年10月12日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    高校生の久太郎は、同じ1 日が繰り返される「反復落とし穴」という現象が不定期で訪れる、特異な体質の持ち主だ。
    とある正月、資産家である祖父の家で開かれた恒例の新年会で、祖父がとある宣言をする。
    それは、後継者を決めるために毎年書き換えていた遺言書の更新を、今年で最後にするというものだった。
    親族が揉める中、祖父が何者かに殺害されてしまう。
    偶然にも「反復落とし穴」が起こった久太郎は、事件をリセットするべく試行錯誤を始める。

    本作が最初に刊行されたのは1995年とのこと。
    30年以上前の作品でありながら、設定はタイムループを繰り返して死を回避するという、時代を感じさせないワクワクする設定だ。
    表現や、登場人物の言葉遣いの古めかしさとの間のギャップで生じる違和感も楽しみながら読み進めていった。
    終盤のどんでん返しでは、そこをひっくり返されるのか、という予想外の方向性で驚かされる。
    後から考えるとそういう意味があったのか、と思う点も多く、しっかり伏線が張られていたことが理解できた。
    一方で、事件の犯行方法や動機等を推理するという話ではなく、主人公が殺人を防ぐための対処方法もシンプルなので、中盤は少し単調に感じられた。
    また最後のどんでん返しも説明的な印象があったので、驚きの余韻が感じられる終わりだとより好みだったかもしれない。
    しかしながら、時が経っても色褪せない設定のミステリーの面白さを体験できる機会となった一冊だ。

    0
    2026年10月10日
  • 殺意の集う夜

    Posted by ブクログ

    嵐の山荘でドミノ式に6人殺した万理、何故か殺していないのに死んでいる友人、そして別の場所で起こる殺人の話。凄いジェットコースターかのようなとんでもぶっ飛びで先が読めなさすぎて全然分からん面白い。こんなに集まる?集まるんよとんでもねぇとちょっと可笑しくなる

    0
    2026年10月07日
  • 殺意の集う夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とっても面白くて一瞬で読み切ってしまった。意図せず連続して殺してしまうところの躍動感は思わず笑ってしまうくらいだった。
    でも、落ちが気に入らない。こんなのが認められるならなんでもありじゃないか。一人称や恋愛関係などはまあそういうこともあるよねと思うけど、初対面の八重原が襲ってきたのと辻褄が合わない。

    0
    2026年10月07日
  • 腕貫探偵

    Posted by ブクログ

    そんな一言でわかる?と思うほど端的な言葉しか話さない腕貫探偵の一言で、相談相手が自分に降りかかる謎を解決していく話。
    結構さっくり書いてあるが、話の一つ一つの事件は重いものが多かった。

    個人的には卒業名簿の話が、これだけはわかったので印象深かった。
    嘘つきというものは病気だとよく祖母が言っていたが、1つ嘘をつくと一生つき続けないといけないからだと、小さいころから少しの嘘も許して貰えなかったのだが、この話を読んで本当に病気なんだなと思った。

    一つ一つの作品がよくできていたが、その後のことまで読みたくて不完全燃焼だった。

    0
    2026年10月02日
  • 神のロジック 次は誰の番ですか?

    Posted by ブクログ

    SFっぽくもあり、妙にリアルな部分もある。
    ミステリーでもあり、悲しい部分もある。

    SFだとリアルに感情移入することはなかったけど、少しだけリアルな部分があったからこそ中盤から後半にかけては一気読みだった。

    前半は途中読むのを止めようと思ったけど、SFとリアルの境界線をぼかすのが上手で結果読んで良かった。

    こういう楽しみ方もあるんだなぁ。

    0
    2026年09月23日
  • 検索結果はありません

    Posted by ブクログ

    「検索結果はありません」で始まる24個の短編
    不思議な話が多くて、理解が難しいものもあったけど、サクッと読めていい

    0
    2026年09月18日
  • 幻視時代

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    四年前に死んだはずの少女が写真に写り込んでいる謎。何気なく文芸部に入った悠人、同じ文芸部の才能溢れる女子・飛鳥、悠人の母も学んだ先生・白州。
    悠人の母の作品を高校の卒業文集で盗作してしまった悠人、飛鳥は文芸のコンテストで表彰されデビューするもスランプに陥り同じく盗作する。と言う展開。
    あんまり驚きはない。

    0
    2026年08月25日
  • 双死相殺 腕貫探偵リバース

    Posted by ブクログ

    腕貫探偵シリーズ。元妻の家で妻の櫛を手に死んでいた友人の元父の死の謎と襲われた女子大生。自宅の離れで心中したかと思われた居候の女性と従兄。向かい合う二つのマンションで起きた時間を隔てた二つの事件。

    0
    2026年08月16日
  • 検索結果はありません

    Posted by ブクログ

    最初の一行は共通で、あとの展開が作者によって異なる、メフィストリーダーズクラブのショートショート企画の第七弾。「検索結果はありません」の一文で始まる24の短編集。
    この一文で始まるので、あるはずのものがない、という内容が多め。そのためか、「小説版の世にも奇妙な物語短編集」のような内容が多く、楽しめた。
    少々、落ちがわかりにくかったものがあったのはやや残念。
    (ちなみに、短編集なので、ボリューム不足云々言うのはお門違いだと思ってる)

    特に面白かったのは、風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、梨「被り拒否強火担なんで自衛でブロックします」、時農(著)阿井幸作(訳)「変容」、麻根重次「ロスト・マム」。

    次回作『引き出しの奥に何かがある』を楽しみにしよう。

    0
    2026年08月16日
  • 検索結果はありません

    Posted by ブクログ

    同じ文章から始まっても、行き着く先は本当に様々。
    今回もこんな展開があったか!と面白く読めました。
    ちょっとホラー系が多めだったかな?

    0
    2026年08月15日