西澤保彦のレビュー一覧
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ネタバレ差点で自転車の女性を轢いた車が急停車し、車のトランクからは女性の遺体が。目の前で起こった事故の際、元刑事である纐纈古都乃は陽炎のような謎の光を纏う不思議な双子を目撃していた…。「彼女は逃げ切れなかった」
友人の店の常連客・ギミーくんの元家庭教師が自殺した。教えてくれた恩師は他殺を疑っているという。亡くなった男性は少し前にバイト中のコンビニで強盗にあっており、その場に古都乃は偶然居合わせていた…。「男はごまかし切れなかった」
高齢男性から女性を刺したと通報があり、駆けつけた警官により男性は逮捕された。取調べ中に古都乃を指名した男性は元県議会議長であり、過去の事件の関係者だった…。「ふたりは愛し合 -
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作者が特殊設定ミステリの第一人者と呼ばれていることを初めて知ったけど、確かに予知夢という能力を、ロジカルに整理しつつ、とても面白く作品に組み込んでいて良かった。
序盤は登場人物達の複雑なキャラクターと関係性とにまごつき、少しオヤジくさい文体に萎え…というのはあったものの、展開が進み始めてからはノンストップで楽しく読めた。
例えば読者も探偵として参加するとか、社会的なメッセージを読み解くとか、単純に物語を楽しむとか、ミステリにおける、読者と作品との付き合い方は色々あると思うけれど、
本作に関してはそれがいまいち定まらないまま、設定の提示と状況の説明で物語が進み、気づいたら終わった…というのが少し -
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ネタバレ以下、ややネタバレ。
正直、ちょっと微妙でした。☆2.5くらい。
人格転移の設定自体は面白く、事件が起きるまではワクワクしましたが、一日で大量殺人になるので、せっかくの設定が生かせていないと思いました。
大量殺人だと、けっきょく、だれがだれに人格転移していたかという複雑な問題設定が台無しになりますよね。
動機の面でも、ぜんぜん納得できませんでした。そんなことで人を殺すことはまあないでしょう。心理的な面での説得力に欠けていると思います。
最大の問題は、犯人が殺した順番です。設定では、人格転移が時計回りに進み、いつ人格転移が起きるかはまったく予測できないとなっています。そして、犯人は時計回りに -
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ネタバレ故郷で開かれた同窓会に20年ぶりに参加した作家は同級生の死を誤解していたことを知り…『蓮華の花』。
フロリダの田舎道で死亡した日本人留学生の男性の袖口には卵が付着していた…『卵が割れた後で』。
数年ぶりに立ち寄った書店で買った本に挟まっていた謎の紙片と奥付けの書き込みに女子高生が悩まされる『時計じかけの小鳥』。
息子の刑事が語る解決した事件の謎を、元刑事の父が解き明かす『贋作「退職刑事」』。
女性を拉致・暴行を繰り返したハイスクールの問題児と舎弟が殺されたと、同級生の少女の家に舎弟の1人が押しかけてくる『チープ・トリック』。
クラスメイトの男子を同級生の少女が殺害した。しかし主人公は犯行時刻と -
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女性3人がルームシェアすることになった部屋、そこは所謂事故物件といわれるもので、昔殺された人がいて、しかも心霊現象的なことが起こるっていうもの。
で、ひょんなことから3人のうちの1人が、その殺された人と、ワープロ?を通じて交信できることがわかったから、事件解明に乗り出すって感じ。
なんかすごい、そうなるんか、、?って感じの話ではあった。話が出来すぎてる感と、そうはならんやろ感が混ざってる感じ?
キャラクターがみんな個性的というか、こちらもこんなになる?感が凄かったけど、おいらの周りは大人しい人が多いからなのだろうか←
とにもかくにも、犯人が役者的演技力だなって思いましたねฅ(*´꒳`*ฅ)