彼女は逃げ切れなかった

彼女は逃げ切れなかった

1,799円 (税込)

8pt

3.3

彼女は逃げ切れなかった――不思議な双子と元刑事が、すべての真相を見抜くから。轢き逃げを起こした車に積まれていた変死体、何度も殺人犯の身代わりになる男、全焼した家から発見された死後数十年の謎の死体……。酒場に持ち込まれる「奇妙な事件」の裏にあるものとは!? 五年前に警察を早期退職した纐纈古都乃は、ある朝、車での轢き逃げ現場に遭遇する。その瞬間、交差点の向かいにいた双子の姉妹が妙な閃光を放ったように見え、轢き逃げをした車が急停止し、別の車と接触。そして轢き逃げをした車のトランクからは女性の遺体が発見された。後日、居酒屋を切り盛りする旧友からの頼まれ事をきっかけに、古都乃は双子と再会する。古都乃は姉妹に、「ことさんは、やっぱり見えるんだ」と話しかけられて――。日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞の著者が放つ、極上の連作短編集。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    336ページ
  • 電子版発売日
    2024年08月30日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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彼女は逃げ切れなかった のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    元女刑事と超能力が使える双子がタッグを組んで……なミステリなんだけれど、双子の能力を全面に出す特集能力ミステリじゃないところが面白い。ミステリはミステリとして成立してて、たまたま双子がいるって感じだ。シリーズ化してほしいな〜。

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    西澤保彦作品にしては、特殊設定も少なめで連作の繋がりは残してあり面白いが、意外性が足りてない。全ての作品が憶測的に終わっており消化不良もあった。

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    姉妹の特殊能力が活躍する内容かと思ったら、ほぼなくても問題ない話ばかりだった。そちらを期待すると残念かもだけど、各話は嫌いではない。一作目のタイトルと三作目の犯人のやり切れなさが印象的でした。

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    元刑事の纐纈古都乃と姪だけど養子縁組により娘になった、ほたるも又刑事と言う職業。
    元刑事と現役刑事のコンビの短編集。

    親子のテンポの良さが軽快でした。
    是非今度は長編が読みたいです。

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    警察を早期退職した古都乃。
    近所の不思議な双子の姉妹と相まって広がる連作ミステリー。

    なんかのシリーズものだったか?とおもったけど、そういうわけでもなかった。
    纐纈って前にも出なかったっけ?

    0
    2024年10月01日

    Posted by ブクログ

    奇妙な事件に立ち向かえ… 刑事を退職した古都乃の深い考察が光る連作短編集 #彼女は逃げ切れなかった

    ■あらすじ
    刑事を早期退職した女性である古都乃は、ある朝ひき逃げ事故を目撃する。さらにその後、トランクからは別の死体が発見されてしまうのだ。その事故は双子の姉妹も目撃しており、古都乃は彼女たちから特

    0
    2024年09月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    差点で自転車の女性を轢いた車が急停車し、車のトランクからは女性の遺体が。目の前で起こった事故の際、元刑事である纐纈古都乃は陽炎のような謎の光を纏う不思議な双子を目撃していた…。「彼女は逃げ切れなかった」
    友人の店の常連客・ギミーくんの元家庭教師が自殺した。教えてくれた恩師は他殺を疑っているという。亡

    0
    2025年05月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】
    第一話 彼女は逃げ切れなかった
    第二話 男はごまかし切れなかった
    第三話 ふたりは愛し合い切れなかった
    第四話 誰ひとり戻り切れなかった
    第五話 それは彼女が逃げ切れなかったから

    相変わらずの同性愛に読めない名前。
    双子の超能力がいまひとつ生かし切れていないような気がする。論理的解決

    0
    2024年10月29日

彼女は逃げ切れなかった の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    336ページ
  • 電子版発売日
    2024年08月30日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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