西澤保彦のレビュー一覧

  • 生贄を抱く夜 神麻嗣子の超能力事件簿

    Posted by ブクログ

    やった、よかった、気分ソーカイ。

    外れ無しの作家さん。
    はじめて手に取った「解体諸因」から、本当にソンケーし、かつ偏愛している作家の一人、
    西澤保彦さんの人気シリーズ。
    これもまたまた表紙だけ見ると軽い感じで、いや実際にかなり軽やかなんだけど、
    通しで読むと裏にもうひとつ、いやまたひとつ、隠されたパラレルストーリーが
    (そうしてこれはエラク暗い)あって、多重空間のストーリーにぐるんぐるん振り回される快感。
    まるでパズルみたいにぴしっとはまる快感は、七回死んだ男と同レベルの出来じゃないですか?

    言葉だけで本当に、ジェットコースターに乗ったみたいにぐるぐるバーチャルな
    浮遊感を与えられる作家は

    0
    2009年10月04日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    あとがきで作者も書いていますが、今までのシリーズの埋め的エピソードな話が嬉しかったです。こういうのがあって彼らの時間がつながっていくっていうのは好きです。ウサコ視点の話が多かったのも嬉しい。結局それぞれの事件のホントのホントの真相っていうのは出てこないんですよね。でもひとつひとつの可能性をつぶしていって論理のぶつけ合いから導かれていく最終的な真実(の仮説)にはどれもうならされます。
    今まであまりタカチが好きになれなかったのですが今作を読んで少し見方が変わりました。

    0
    2009年12月31日
  • 生贄を抱く夜 神麻嗣子の超能力事件簿

    Posted by ブクログ

    神麻嗣子の超能力事件簿シリーズ第八弾。


    今回の作品群はメインキャストがほとんど登場しない異色の作り。

    というのも事件の当事者の目を通して語られているから。

    その分、幾分生々しく感じられて新鮮さを増している。

    個人的には緩い感じのメインキャストが見てみたいかもw

    0
    2009年10月04日
  • 夢幻巡礼 神麻嗣子の超能力事件簿

    Posted by ブクログ

    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2008/6/7~6/29
    神麻嗣子シリーズ番外編。奈蔵渉の不気味なキャラ設定が秀逸。西澤作品のキーでもある母子問題もとりあげられていて、チョーモンインシリーズの鍵を握る作品のようだ。奈蔵渉がシリーズ最終回でどのように絡んでくるのか今から楽しみである。l

    0
    2010年04月03日
  • 夏の夜会

    Posted by ブクログ

    祖母の葬儀の為、久し振りに帰省した「おれ」は同級生の結婚式に出席した。

    同じテーブルに着いた5人はみな小学校からの同窓生で、久々の再開を祝して、場を変え、飲みなおす事に。

    思い出を語る彼らの記憶から、30年前の担任教諭の殺害事件が話題に挙がり……。


    記憶の持つアヤフヤさと想像で補う恐さ。

    心の奥底にある真実が明かされた時、「おれ」は何を思うのか?

    0
    2009年10月04日
  • ストレート・チェイサー

    Posted by ブクログ

    酒場で名も知らぬ二人の女性と意気投合し、トリプル交換殺人を約束させられた主人公。

    酒に酔った彼女は、その対象に上司のウェインを指名する。

    翌日、彼の自宅で他殺体が発見された!!

    完全な密室状態の中、果たしてトリプル交換殺人は実行されたのか?

    0
    2009年10月04日
  • ナイフが町に降ってくる

    Posted by ブクログ

    何かに疑問を持つと近くの人間一人を巻き込み、時間停止する癖を持つ主人公。


    止まった時間の中で、巻き込まれた少女と共にナイフの突き立った死体の謎を解く。

    不条理且ロジックな西澤マジック、開演!!

    0
    2009年10月04日
  • 謎亭論処 匠千暁の事件簿

    Posted by ブクログ

    シリーズものとは知らずにここから読み始めてしまいました。それでもちゃんと面白かったです。テンポとキャラクターがよいなぁ。タカチは色々ずるいなあと思いました。

    0
    2009年12月31日
  • 死者は黄泉が得る

    Posted by ブクログ

    死者を蘇生させる事ができる装置。

    この奇妙な装置のある館には生前の記憶を失った生ける屍と化した女性達が、仲間を増やしながら生きていた。

    一方隣町では美女を巡る不可解な連続殺人が……。

    事件と生ける屍たちとの関連は?


    ……グロいの苦手なのですが。

    結末は秀逸です。

    0
    2009年10月04日
  • 完全無欠の名探偵

    Posted by ブクログ

    その男に会うだけでどんな謎も解明する。

    その男に対峙するだけで……。

    全ての謎が自ら解明されるのだから。


    そんな完全無欠の名探偵の活躍?を描く西澤マジックここに!!

    0
    2009年10月04日
  • 方舟(はこぶね)は冬の国へ

    Posted by ブクログ

    2007/9/9大阪国際空港の本屋で購入。
    2014/6/26〜6/30

    7年ものの積読本。
    見知らぬ3人が一ヶ月間別荘で擬似家族を演じさせられる、という変わった設定の多い西澤作品の中でも突出した設定。誰が何のために、というところが、ずーっと引っ張られたままストーリーが展開。そして結末は切ない。タイトルも十分練られていたんだなぁ。

    0
    2014年06月30日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2010/9/30~10/2

    匠千暁シリーズの短編集。「招かれざる死者」、「黒の貴婦人」、「スプリット・イメージ」、「ジャケットの地図」、「夜空の向こう側」の5編。
     学生時代から卒業後までのさまざまなシーンでおなじみのメンバーが活躍する。「依存」を読んでからかなり時間が経ってしまったので、細かいことを忘れてしまっており、いろんな伏線がピンとこないところもあったが、独立しても十分楽しめる作品群。一度彼らといっしょに「さんぺい」、「花茶屋」で鯖寿司を食べてみたいなぁ。

    0
    2010年10月02日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    ◆招かれざる死者
    ◆黒の貴婦人
    ◆スプリット・イメージ または避暑地の出来心
    ◆ジャケットの地図
    ◆夜空の向こう側
    以上5篇の短編集。安槻の大学に関わりのある人物たちが必ず登場する。

     読んだ後で、これもシリーズものだったんだと気づく。どれも”安槻”の話ではあるものの、1つ1つ、話は完結しているはず。それなのにどれもどこかとまだ繋がっているような感じを受け、結局この1冊では繋がらない・・・。タカチこと高瀬千穂、ウサコこと羽迫由紀子、ボアン先輩こと逸見祐介、そしてタックこと匠千暁。キャラもそれぞれしっかりしてたし、物語も結構意外な方向へと進んでいって楽しめるものが多かったので、他のも探して読ん

    0
    2011年11月19日
  • 完全無欠の名探偵

    Posted by ブクログ

    西澤さん『らしさ』が前面に押し出された、異能力ミステリ。主人公のみはると話しているだけで、自分の中で勝手に事件が解決してしまう──というような、ちょっと紐のほどける感覚を味わうことができる。いくつもの事件が短編的に折り重なって、最後の解決に向けて進むので、短編集としても読めなくはない。また不倫かよ! と辟易するくらいに不倫事件ばっかりだが、あまり重いテイストにしないためにも、リアリティとのバランスを考えて不倫程度がベストだったのだろう。重すぎず、解決の爽快感もあり、読後感のいいよくまとまった一冊。

    0
    2009年10月04日
  • 複製症候群

    Posted by ブクログ

    いつも奇想天外、大胆不敵なトリックで読み手を楽しませてくれる西澤さんの作品。でも感想は難しい…何を書いてもネタバレになってしまいます。

    しかし閉鎖された空間って怖いです。おまけに「ストロー」なんて得体の知れないものが表れちゃうんですから、人間が恐怖に駆られるのも分かります。

    この物語に出て来る七色の幕、「ストロー」とは一体何だったのか、その説明は最後までありません。それでも許せるのが西澤さんの作品の特徴ですね。

    0
    2010年02月06日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    シリーズ名が定まらない、タック、タカチ、ボンちゃん、うさこのシリーズ。西澤保彦さんミステリはお話が良いので大好き。短編は卒業後だったりするので、たまにびっくり。そして、タック&タカチの関係につい注目してしまいます。

    0
    2009年10月04日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    タック&タカチシリーズは短編の方が好きだなあ。あれこれ迷って推理するより、さっとタックが答えを出してくれる方が面白い。ボアン先輩が一番好きなんだけど…この話の中では表題作の「黒の貴婦人」が好き。タイトルの意味がわかったとき、ちょっとぐっときた。

    0
    2009年10月04日
  • 黒の貴婦人

    Posted by ブクログ

    タックシリーズ。4人組のどたばたがあんまり無いのは、ちょっとつまらない。このシリーズ、その解決が本当に正解なのか分からないままの短編がよくあり、ちょっともやもやする。

    0
    2009年10月04日
  • 夢幻巡礼 神麻嗣子の超能力事件簿

    Posted by ブクログ

    よいですねー。
    基本的にコメディタッチのチョーモンインの番外編。
    本編の鬱憤を晴らすかのような(笑)ダークっぷり。
    まだ文庫化されていない本編を読むのが楽しみになります。

    てか、西澤さんてひょっとすると、
    こういう絶望的な話の方が得意なのかなぁ?
    ちょっと主人公の猟奇殺人鬼の発想についていけないところもあるんだけど、
    それがまた迫力というか、リアリティになってる。
    怖いもの見たさで何度も読み返したくなる作品。

    0
    2009年10月04日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    同じ日を反復する性質を持つ主人公とその家族をめぐる殺人事件を解決するミステリー。
    キャラクターが個性豊かで、コメディ要素
    が意外と多くて面白かった。
    苦手な現実離れした設定のものにしてはかなり面白かったけど、オチがなんだかなぁと言う感じだった。
    オチを話す友理に対して、違和感がかなりあった。
    ミステリーもっといろんな人の読みたいと思った!

    0
    2026年02月22日