無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
カメラと盗聴器の仕掛けられた別荘で、初めて会う女性を妻として、
少女を娘として一ヶ月暮らすことを条件に大金を提示されたカズト。
唐突に始まる生活に不自然さと緊張を覚える一方で、それ以上の違和感に、
徐々に気づくカズト。
一方ほんの少しずつ親密になりはじめた妻・ヒロコと、
なぜかテレパシーで会話もできるようになる。
現れる不審な男。観察者の正体。娘の持つぬいぐるみ。運命、冬、方船。
そこここに散りばめられた謎が徐々に膨れあがり、最後に一気に集約される。
このへんはさすがの西澤・ワールド。
不可思議な設定も超能力も、無理なく美しく、ひとつに閉じる。
あっけない3人の生活の終焉にものすごいさびしさを感じる自分の姿に、
いかに自分が3人に感情移入していたかに気づく。
だからあたしは、このエンディングを心から歓迎したい。
せめて祈ろう。3人の未来が、せめて寒くとも甘くあるように。
Posted by ブクログ
五月の連休が終った頃はローワークに仕事を探しに来ていた十和人(つなしかずと)は、失業をしていた。
帰り道にオリエント・リサーチ(民間の調査会社)の調査員と名乗る男に話しかけられた。
「ある場所に一ヶ月くらいの間滞在して欲しい」と依頼されたのだ。
多少不自由な思いをさせられる事は聞いたのだが、支度金として小切手で働いてる年収分と仕事が終った時に法外な報酬を提示された。
どんな内容かは、話されて無く不安を感じたが、失業保険が切れた彼は引き受ける事にした。
そして二ヵ月後オリエント・リサーチから連絡が来た。
東京行きの飛行機に乗り迎えの車に外が見えない状態で1時間移動してある所に連れて行かれた。
そこで待ってたのは、初対面の年上らしい女性と少女。
そして依頼内容はカメラと盗聴器で監視された別荘で「家族」を演じる事だった。
滞在を始めた三人は「家族」を演じ始めるのだが・・・。
法外な報酬の仕事は、監視下に置かれた別荘で家族を演じる事だった。
いったい誰が何のために?
三人には滞在を始めて不思議な現象が・・・。
家族とその愛のあり方を巡る、鮮烈にしてキュートなファンタジック・ミステリーです。
俺の印象ですが、西澤さんの作品はロジックが抜き出てる印象が強いですが、これは非常にバランスがいい作品です。
血生臭さがなく後味も清々しいかったです。
そして面白い作品でもありました。
帯に書いてある「家族の愛って、なんだろう?」この言葉もまた魅力です。
ミステリー好きも心情を書いた作品が好きな方もお勧めする作品です。
ぜひ、みなさん読んで見てくださいね
とっても満足した作品です
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸