西澤保彦のレビュー一覧

  • 依存

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    ネタバレ

    今までの中で一番重たい話だけど、ウサコの語り口調とキャラクターが中和してくれる。現在の話と、ここに至るまでの話が交差しつつ、その間にもいくつかの小さなミステリーがあって、最後に全てが現在に集約される。
    最後のシーンは印象に残る。

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    2022年10月07日
  • 狂う

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    氏の著書で、個人的にとりあえず気になってピックアップした作品は、これで一通り読破って感じ。本作は、比較的自分の好みに一致する方向性のもの。タイトルからして尖りまくっとるし。どんどん頁を繰らせる引き込まれ度は大きかったんだけど、ラストの強引さも含め、細かく気になった部分は少なからずあったので、総合的にはこの評価。

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    2022年10月04日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    綾辻行人、有栖川有栖、西澤保彦、貫井徳郎、法月綸太郎、東川篤哉『自薦 THE どんでん返し』双葉文庫。

    6人の作家による6編収録のミステリー・アンソロジー。このアンソロジーが刊行された時に6人の作家のうち貫井徳郎以外の5人は余り読まない作家だったので、敢えて購入しなかったということを覚えている。古本屋の100円本ならと手に取ってみた。

    綾辻行人、有栖川有栖、法月綸太郎の短編がまあまあ面白かった。

    綾辻行人『再生』。ホラー短編。微かに記憶があると思ったら『眼球綺譚』に収録されていた1編。首の無い状態で揺り椅子に座る若い女性を目の前にして、ひたすらあることが起きるのを待ち続ける主人公。そういうどんでん返しだったか。綾辻行人は大昔に何冊か読んでいる。★★★★

    有栖川有栖『書く機械』。ベストセラーを目指せと編集長に発破を掛けられた新人作家は嫌々ながらも短期間での執筆に同意するが、次第に『書く機械』に魅了され、自ら進んで『書く機械』へと変貌してしまう。どんでん返し的な展開は弱い。有名な作家だが、有栖川有栖という奇妙なふざけたような筆名に読む気にならなかった作家。★★★★

    西澤保彦『アリバイ・ジ・アンビバレンス』。西澤保彦も何冊か読んでいる。明確なアリバイがあるにも関わらず殺人を自供する女子高生。その理由に終始するストーリーには面白味は無い。★★

    貫井徳郎『蝶番の問題』。貫井徳郎はかなり読んでいる。貸別荘で発見された五つの死体。全員死亡しているため、誰が犯人で誰が被害者なのか不明。ノートパソコンの中に残された手記から犯人を特定しようとするが……今一つの捻りかな。★★★

    法月綸太郎『カニバリズム小論』。法月綸太郎は何冊か読んでいるが、好みではない。著者が実名で小説の中に登場することにどうしても拒否反応を示してしまうのだ。物語の主人公が猟奇殺人の動機を解明すべく、法月綸太郎に頼る。大どんでん返しはラストの1行。★★★★

    東川篤哉『藤枝邸の完全なる密室』。東川篤哉は読んだことが無い。独身の資産家の遺産を独り占め指しようと甥が完全犯罪を目論むが……どんでん返しは何処だ。★★

    本体価格583円(古本100円)
    ★★★

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    2022年09月30日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    色々な作家さんの作品が楽しめてよかった。
    短編集は読み応えがないと思いこんでいましたが、短い中でもオチ、どんでん返しが楽しめてよかった。

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    2022年09月23日
  • 人格転移の殺人

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    久しぶりに頭をフル回転させながら、メモもとりながら読んだけど、やっぱり途中で分からなくなった(笑)
    複雑だなー

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    2022年09月17日
  • 方舟は冬の国へ

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    お話し自体は面白いし先が気になるし惹き込まれるし、とっても楽しめたのですが、どんどんSFチックになってくのが少し残念でした

    でも…
    男性ならこの奥様との生活は羨ましいかも…
    この子役は素晴らしい演技力…
    などと自分が旦那役だったら、なんて物語の中に入ったような感覚で読みました

    単純に面白かったですよー

    0
    2022年07月16日
  • スリーピング事故物件

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    中盤までスピーディーにだらついた物語だなあって感じでしたが、終盤の謎解きはさすが西澤保彦らしい伏線回収といつもの身勝手な人間の嫌なロジックによる犯罪っていうらしさ満載でした。

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    2022年06月15日
  • スリーピング事故物件

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    突拍子もない設定が西澤さんだわー。
    でも、登場人物の名前は案外普通っぽかった?
    ワープロ専用機というのが懐かしい。
    特定の人物が操作した時だけ電源が入って自動筆記するワープロだなんて、わくわくさせてくれる。
    エログロは、それほどでもなかったので読みやすかった。(そういう気配のところは飛ばし読みしたし。)
    しかし、その動機はどうなの?!
    びっくり。
    決着にもまさにお口あんぐり。
    やってくれるわ、西澤先生。

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    2022年04月19日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    私には後味が悪い話が多め、かつ、どんでん返し?と思う話が多めで、話やコンセプトはとても面白かったが、ちょっとタイトルに期待しすぎた感は否めず。

    0
    2022年03月05日
  • パズラー 謎と論理のエンタテインメント

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    推論と妄想のラインの綱渡りな印象

    同じ傾向の推理展開が多くて、一気に読むとお腹いっぱいで胃もたれしちゃうかな?

    0
    2022年01月09日
  • 腕貫探偵

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    話自体は面白いのだけど、とにかく名前が読みにくくて困った。
    一つの話に一人ならまだしも、主要人物全員がややこしい名前の時など何度も最初のページに戻って読みを確認しなければならず閉口した。
    こういうのって、編集の人は口を出したりしないのだろうか。
    次巻も読みたいが、また読みにくい難読の名前の人物ばかり出てくるんだろうなあ。

    0
    2021年12月26日
  • 殺意の集う夜

    購入済み

    饒舌な語り手

    西澤先生の作品に類型的な語り手が本書でも登場します。
    このタイプのナレーターを好きになれるかどうかが楽しめるか否かの分水嶺なので『試し読み』を強く推奨します。

    #シュール #ダーク #ドロドロ

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    2021年12月14日
  • あの日の恋をかなえるために僕は過去を旅する

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    単行本が2001年という事を考えると中々挑戦的なストーリーかも。
    タイムスリップした理由が全くよくわからないため、少し残念だか、ミステリがメインではないのて、割と面白かった。

    0
    2021年10月03日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    どんでん返しがあるお話は好みだし、自薦というのも気になったので楽しみに読んだ。

    □綾辻行人「再生」
    おっとそうだったの?という面白さ。この後どうなったんだろうと想像すると、怖いんだけどちょっとニヤニヤしてしまう。

    □有栖川有栖「書く機械 ライティング・マシン」
    読みやすかったけれど、どんでん返しっぷりはそうでもなかったかな。

    □西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
    この作品も難しい名字がいろいろ出てきたなー。谷谷谷谷(たにかべやつや)とか刀根館(とねだち)とか。
    ほとんど会話の中での推理だけで動機を導き出せるのすごい。なるほどなーと思える結末だった。

    □貫井徳郎「蝶番の問題」
    手記のところから謎解きの部分が面白かった。終わり方はちょっと気が抜けちゃった。

    □法月綸太郎「カニバリズム小論」
    カニバリズムについて語っているパートは少し読みづらかったけれど、展開は面白かった。
    こどもが小さい頃に「生首に聞いてみろ」を読んだけれど、途中で読書スイッチ切れてそのままになっている。今なら最後まで読めるかな。

    □東川篤哉「藤枝邸の完全なる密室」
    語り口が軽くて読みやすい。セリフのチョイスや探偵とのやり取りがちょっととぼけてて楽しめた。
    気になる展開に、わかりやすく気持ちいいオチ。短い作品なのに満足感あった。


    76ページ
    頭に中に→頭の中に

    0
    2021年09月28日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    6人の作家が自作から自選したミステリ・アンソロジー
    異なった作風の6篇が楽しめます。
    唯一、綾辻行人の「再生」が既読で、ミステリというよりホラーの作風でしたが・・・ま、概ね楽しかったです。が・・
    どんでん返し?な作品は・・・

    0
    2021年09月20日
  • さよならは明日の約束

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    高校生カップル、ゆきさきくんとエミールの甘酸っぱい?青春安楽椅子探偵ミステリー。よくある、美女と平凡な男の組み合わせで、例の如く熟女趣味のマニアックな人物で。
    とはいうものの、ロジックをうまく組み立てて、きっとこうだろうなという結論に持っていく書きぶりは爽快。

    0
    2021年08月29日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    6つの物語からなる短編集。

    ■綾辻行人「再生」
    非現実的な世界観の中に重く仄暗い現実感。
    オチについては想定できたが、物語に魅せられた。

    ■有栖川有栖「書く機械」
    こちらも非現実的な物語だが、
    綾辻さんの作品とは違い、世にも奇妙な物語に出てきそうな世界観。面白い。

    ■西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
    西澤さんの軽妙なテンポや表現が好き。
    特に最初のブログのような独り語りとか。
    どんでん返しとまではいかないものの、オチを見て、タイトルを思い出しなるほど。という感じ。

    ■貫井徳郎「蝶番の問題」
    この作品は主人公から先輩を通して、読者に挑戦しているかのような内容。
    プロットがしっかりしているからこそ、フェアな内容になっているのだが、私は探偵に向いてないみたいだ。

    ■法月綸太郎「カニバリズム小論」
    カニバリズムについての実例や考察が語られ、
    そこに集中されるからこそ最後のオチでどんでん返し。

    ■東川篤哉「藤枝邸の完全なる密室」
    東川さんの小気味いいやり取りは絶望先生の絵が出てくるイメージ。
    途中で出てくる伏線をしっかり回収し、オチも面白い。
    単純に見えて意外と思いつかない発想。

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    2021年07月23日
  • 殺す

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    強烈なタイトルだし、内容もそれに見合うようなグロテスクさなんだけど、読後感はちょっと中途半端。真相は結構意外なものだったし、なるほどって感じだったんだけど、ここに狂った警官を絡ませた意味は?どこかで繋がるのかと思いきや、結局それぞれが別の事件で、たまたま同時進行だっただけ。そりゃないよ。これまで読んだ著者の作品の中では、個人的には一番下かな。

    0
    2021年07月14日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    綾辻さんの作品がホラーチックでオチが怖く、面白かった。
    法月さんの作品は食人についてひたすらしつこく論じていく形式で、気持ち悪くて流し読みしてしてしまった…
    他の作品はまずまず。短編ミステリーとしては面白いが、どんでん返し感は思ったより薄かった。

    0
    2021年07月10日
  • 彼女が死んだ夜

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    ネタバレ

    推理というより「当てずっぽうが偶々当たった」感は否めないけど、キャラクターが面白くて楽しく読めました。
    ハコちゃんの自己中さにイライラしたけど、こういう結末になったので納得というか…
    読み終わった後にタイトルを見て、彼女とは誰のことだったのかわかりしっくりきました。

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    2021年07月09日