西澤保彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ事故物件にルームシェアする事になった3人の女。一室に置かれたワープロに1人が触ると21年前に殺された男と交信がとれた。曰く見知らぬ女に殺された。3人は過去の殺人事件の謎に迫る。
大前提はファンタジー。あと百合描写が強くてびっくり。因縁てそういう…からの執着的なやり取り。あらすじだけだと分からないから苦手な人は注意。
情報収集がサクサク進むのはテンポ良いけどリアルじゃないよなと思ってたけどこれもまた運命とかそういう系の話??って読み終わって感じた。
微妙に名前覚えづらかったかも。
動機はめちゃくちゃ利己的で身勝手だし因果応報で終わるしスッキリはしない…かな? -
Posted by ブクログ
騙されたー!となるような「どんでん返し」は1つもなかった。タイトルでかなりハードル上げちゃってるので難しいとは思う。
6人の豪華なミステリー作家さんの作品をサクッと読めたのは良かった。
綾辻行人『再生』
★★☆☆☆
ストーリーには1番のめり込んだけど、ホラーが強くて好みではなかった。
有栖川有栖『書く機械』
★★☆☆☆
ここまではいかなくても、作家さんは命を削る想いで執筆されているんだろう。
西澤保彦『アリバイ・ジ・アンビバレンス』
★☆☆☆☆
何か読みにくいなと感じた。以前読んだ『七回死んだ男』でも同じ感想だった。自分には合わないみたい。
貫井徳郎『蝶番の問題』
★★★★☆
クローズ -
Posted by ブクログ
カバー変えで目についたので買ってみた
ふんふんそれで?って感じで
なんも考えずに読んでみた
なんで約束のネバーランドみたいなことになってんのかな?
って考えるくらいはしたけど
まぁ読めばわかるか〜って
途中で考えるのやめて
つらつらと読み終わってしまった
…いや確かにこれは騙された
騙されたんだけど
え…??
…え???
って眉間にしわ寄せて
聞き直しちゃうみたいな
なんだかそんな感じ
腑に落ちないわけでもなく…
荒唐無稽すぎwwwって呆れるでもなく…
たぶん好みと合わないんだと思う
誰かにオススメすることはないけど
ちゃんと最後まで読んだ
星はギリギリ3つ
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Posted by ブクログ
ネタバレ短編集だった。腕貫シリーズを全く知らずに読んでたので、全くバイアスなしで。
1つ1つの短編は濃度の違いはあれ、おもしろかった。時間をいじった叙述トリックとか。
必然という名の偶然…。あくまで短編を束ねてるに過ぎず、全体を貫くテーマという訳では無いと思うんだけど、本のタイトルにした以上、なんらかの必然性がほしい。すべてが偶然の上に成り立つ事件だったことは間違いない。だけど、それが「必然という名」という言葉で括れるんだろうか?と考えると、ちょっと違う気もする。むしろ「偶然という名の偶然」というか。もちろん事件の背景にはなんの理由もきっかけもないということはありえないから、何かしらの必然はあった -
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★わたしたちはこうして、同じ方舟の中にいる(p.260)
■五つのメモ
・破格の報酬で、自分たちの「別荘」で一か月感、架空の家族を演じることになった男、女、少女の三人。
・別荘には盗聴器と監視カメラが非常にたくさんしかけられている。こういうシチュエーションの常として当然ながら監視者と依頼者は同一人物ないしは同一組織やろうけどいったいなにをしたいのか。
・最初は謎だらけ。目的も場所も、誰が仕組んでいるのかも、西澤保彦さんということで読み始めただけて先入知識がないのでこの著者でよくある超能力や魔法がある世界なのかそうでないのか、ミステリなのかSFなのかサスペンスなのかファンタジーなのかすらわか -
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ネタバレ初音はひょんなことから因縁かつ親友のような腐れ縁のような相手のユウに格安のハウスシェアを提案される。それも二人だけでなく、ユウの姪の大学生の真歩との三人で。しかしその部屋は、ユウの友人に紹介された曰く付きの物件、事故物件だった。知人の叔父がかつてその部屋で殺害され、その部屋に残された電源の入らないワープロを動かそうとすると一人でに元に戻っているらしい。好奇心から触れてみるとなぜか真歩だけ電源が入れられ、文章を入力してみるとそこには勝手に返事が浮かび上がる。それは、かつて死んだ叔父と名乗った。
西澤さんにしては珍しくグロくもエグくもなくストレートに人間関係が絡み合うミステリ。いや珍しくはないか