綾辻行人のレビュー一覧

  • 深泥丘奇談・続

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    ネタバレ

    前作の深泥丘奇談の話と緩やかにつながつまている。
    やはり夢十夜のような不思議な世界観。でも、作者が後書きで書いてある通り、難しく考えて読まなくていい。
    作中の「私」のように、そんな気がする。でその世界を楽しむ。
    〜な私なのだった。の表現がなんとも面白みのある空気に変えてくれる。
    友達が話すヘンテコな夢の話を思いながら私は読んでいた。
    自分だけが知らないモヤモヤ、いまいち通じない怪異、でも誰も不思議に思っていない。そんな怪異と現実感の境目がぼやけている感じが感覚として現実にありそうな気持ちにさせてくる。

    ソウのオチは面白かった

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    2022年01月31日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    表題「再生」は伊藤潤二の「富江」のような不気味さがあり、
    それを受け入れてしまう語り手もまた気持ち悪すぎる。

    「鳥の巣」の結末にもひんやりとさせられた。

    「依って件の如し」
    「ぼっけぇきょうてぇ」でも読んだけど
    今読み返しても岩井志麻子の作品はこの作品集のなかでも圧倒的だと思う。

    明治時代(?)の陰鬱で貧しい小さな村で交わされる会話や
    情景描写は読んでいて息が詰まりそうになる。
    結末まで一気に読んでしまえるほど引き込まれた。

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    2022年01月23日
  • 十角館の殺人(1)

    匿名

    清原さんの挿絵は以前からお見かけしていたのですが、漫画として読めるなんて贅沢です。原作は未読ですが、ミステリの舞台設定も古き良き感じで素敵です。続きも楽しみです

    #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2022年01月12日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

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    鳴風荘事件殺人方程式Ⅱ読みました。
    シリーズものです。
    探偵が夫の兄というのがお目白い。

    最近のもの以外で後読んでないのはどんどん橋落ちたぐらいでしょうか。次読むのは。
    綾辻行人の作品は読みやすいです。
    まあまあ面白いし良いです。
    殺人方程式IIIを出すとか出無いとか、
    このままでは氏の作品を残らす読み切る日が近いかも。良いのか悪いのか。
    新作長編をお願い致します。

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    2022年01月09日
  • 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    新装改訂版で再読。
    館シリーズとは違い、ホラーミステリな囁きシリーズ。雰囲気はAnotherに似ている。正確に言えばAnotherが似てるのかもしれないけど。

    15年以上ぶりに再読。読みやすい。ただ、特に黄昏の囁きは他の囁きと比べても小粒。凄くハラハラするわけでもなく、じっとりと霧の中を歩いているような感じがする。登場人物も少なめのため、犯人はすぐにわかるかも。
    (失礼かもしれないけど)重めな小説の間に挟むと丁度いいかもしれない。

    改訂前の天野可淡さんの表紙、祥伝社のきたのじゅんこさんの表紙に続いて、改訂版の表紙もグッド!
    祥伝社版の表紙が好きで、ジャケ買いしたのはいい思い出。

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    2021年12月22日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    出だし読み進まなかったけど、館のムードや古典の豊富な知識などがまたムードを引き立てる。豪邸、クローズド、謎の住人、探偵役、医師もいて、いかにもなミステリーで面白い。
    綾辻行人の館シリーズ設定は無いので、含みなく読める。

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    2021年12月15日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

    購入済み

    館シリーズは何作か読んでいますが、今回はことごとく予想と違う方向へ。
    建物の構造に気を取られ、ラストになって、え?そういうこと?と、まさかの展開。
    ん~、騙されて爽快、というよりは、なんかちょっとモヤモヤした感じ。

    #怖い #切ない #シュール

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    2021年12月10日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    双葉山で起こった惨劇から3年後、ついにあいつは山から街へと降りてきて、ただひたすらに殺戮を繰り返す。

    今作は子供の殺害シーンをはじめとして、殺人鬼の残忍さ、凄惨さが前作よりもバージョンアップしているように感じました。そのため、前作と同様にそちらに意識がいってしまって、作者の「仕掛け」には全く気づけず、今作も見事に騙されました。

    続編として、殺人鬼とは何者なのかを明らかとするような完結編が出ることを期待しています。

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    2021年11月28日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    間髪入れずに、読んだ!続編…
    序盤から、跳ばしていくわ。速攻や!
    しかも、子供まで…情け容赦ないというのはこの事。
    殺人鬼って言うと何か、もう少し計画的に知的な感じで、殺していく感じに思うけど、コイツは暴走列車みたいに、ほぼ全て力技。
    こんなエグいの読んでられん!
    …って言いながら、1日で読破やん。朝から読み始めて…今日、仕事やのに(ーー;)
    さすが、綾辻さん!文章上手い!^^;
    今回は、最後にどんでん返し!
    手や足や頭の飛翔な惑わされずに、分かりました!
    逆襲篇の方が、段々と殺人鬼が近づいて来て、ヒシヒシとした恐怖感があったような気がする。

    また、お会いしましょ!
    コイツ、不死身やし。(⌒

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    2021年10月26日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    ネタバレ

    この時点で殺された人間は一人だけであるがまだ人が死にそう。面白く様々な知識を得ることができる。いわゆる見立て殺人になりそう。色々とモヤモヤする展開だがそれがまた面白い。下巻も続けて読む。

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    2021年10月13日
  • 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

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    シリーズ3作目。他2作はかなり昔に読んだので久しぶりの囁きシリーズ。やっぱり雰囲気が凄く良いです!()書きで過去の囁きがリフレインしていき、想像できる情景がノスタルジーでどこか不気味です。ラストシーンは個人的にちょっとクドいなと思ったので、ミステリとしてトリックを楽しむよりかは雰囲気を楽しむ作品かなーと思います。

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    2021年09月20日
  • フリークス

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    ネタバレ

    五、六年前に購入して積んでいたものをようやく消化。綾辻行人作品はミステリを手当たり次第に読んでいた時期にいくつか読んだことがあるような気もするが、何を読んだか覚えていない程度。
    最近翻訳小説ばかり読んでいたので文章があまりにも読みやすく少し感動した。言葉運びのテンポもいい。描写は比較的さっぱりしており、テーマに反して口当たりが軽く、短編ということも相まって(そして三作品集めても一冊が非常に薄いので)サッと読める。

    短編三作からなる連作集。いずれも舞台は同じだが各話に直接的な繋がりはない。
    本屋で表紙買いしたため事前情報なく、単なるサスペンス小説のつもりで読んでいたところ、まず一作目の叙述トリ

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    2021年09月19日
  • 殺人方程式 切断された死体の問題

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    面白くないわけがないっ!
    綾辻さんらしい読みやすさしかない作品w
    まぁ、謎が解けるわけはないけど、結果を知るとクッソーっ!ってなるwww

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    2021年09月13日
  • フリークス

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    ネタバレ

    旅のお共として。精神科病院の患者に関連する3篇の短編集というか、連作短編というか。面白かった。日記とか患者が書いた小説とか、本文の中にまた別文章が入るもの好きだし、そもそも精神病系が好きだし。フリークスって何かと思ったら奇形という意味だそうだ。最後の表題作はほんとひどい話だった。醜い自分のストレス発散のために奇形児を作るなんて。彼らはどうなってしまうのかとフィクションなのに思っちゃう。

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    2021年09月10日
  • 暗闇の囁き 〈新装改訂版〉

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    『緋色の囁き』同様にホラー要素強めの本格ミステリー。美しい兄弟とその周りで起きる謎の変死、そこに主人公がどう絡んでいくのかドキドキしながら読みました。
    このシリーズならではのテイストに溢れ、読み終えてタイトルにも納得でした。
    館シリーズとは違った魅力があると思います。

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    2021年09月02日
  • 殺人方程式 切断された死体の問題

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    ネタバレ

    面白くてあっという間に読んでしまった!

    が、私の大の苦手教科がでてくるとは思いもしなくて、もっと勉強しておけばよかった〜、とおもいました!

    あの頃、こんな勉強したって人生に全く役に立たない!!と思いましたが、この本の肝心要のところが勉強不足の為に理解不能になるとは!笑笑

    人生って、おもしろいなぁ〜!!

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    2021年08月17日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

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    トリックはなんとなく想像がつきましたが、犯人はよくわかりませんでした。解決編を読むとなるほど納得です。筋の通った理論展開であり張り巡らされた伏線もきれいに回収。スッキリです。

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    2021年08月04日
  • 深泥丘奇談

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    ネタバレ

    ミステリ的な要素も顔を出すが、ジャンルとしてはホラー。
    よくわからないままのもの。正体や真実が明かされず、読者の想像に任せるもの(そしてこの部分を各々読者なりの怖い世界に浸れるポイントとしているのだろう)。

    しばらく民俗学の本を読んでいたのもあるが、そのおかげでか、そういった点に特に気を惹かれたように思う。

    表記しようのない聞いたこともない悪霊の名前、遺跡、呪い、雨が降り続いたときに生贄を思わせる住人の言動。→悪霊は渡来人?遺跡も関係がある?とか考えてしまった。

    作中に「この世に不思議なものなどない」と京極夏彦の作を引用していたのも面白かった。
    不思議なこと、理不尽なことにも必ず理由があ

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    2021年07月23日
  • 最後の記憶

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    母を蝕む奇病「白髪痴呆」それは母の記憶を奪い去る。彼女の幼い頃の恐怖の体験、白い閃光、ショウリョウバッタの飛ぶ音、子供達の悲鳴、脳裏に残る「最後の記憶」が母を苦しめる。森吾はこの奇病が遺伝するのではと怯えるが幼なじみの唯の助けで「最後の記憶」の謎を探り始める。
    現実世界から異世界へ母と森吾の記憶が哀愁と恐怖を呼ぶ。
    伏線の回収は巻末の引用文献にまで及ぶ、「白髪痴呆と日本の昔話」白毛社、あの有名な日本昔話だ。
    「眼球奇譚」の咲谷由伊の名が登場する。
    ノスタルジック・ファンタジー・ホラー。
    ★★★★✩ 4.0

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    2021年06月05日
  • 深泥丘奇談

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    綾辻さんのお話にしてはオチなしのふわふわした短編が繋がる連作短編集。奇談だからそういうもんなんだよな、と思うまでなんか落ち着かなかった(笑)
    「悪霊憑き」がきちんとしたミステリーだっただけに、そこまでの電車やら雨やらでもやっとしたのが一度落ち着いて、でもってまたムシやら鍵やらでふわふわするという(笑)
    読み終わってみると、クセになっちゃうんだけど、館シリーズファンとしては物足りない、かなぁ。

    いや、でもこれはこれでありだな。きっと「続」も「続々」も読むんだろうな(笑)

    ラストの「声」を読むと「ああ!」ってなるのは綾辻節だよね。

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    2021年05月24日