綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上巻で折り重なっていた謎が
一つひとつ暴かれていく解決編。
犯人との対決を迎えたクライマックスの盛り上がりは
流石の一言です。
本当に面白かった!!
でも個人的に一番魅力を感じたのは
館の持つ不思議な力。
ミステリーを超常現象のようなものと結びつけるのは
あまり好きではないのですが、
理屈や原理では理解できない不可思議な現象を
不自然ではなく、上手く、美しく絡めさせていて、
極上の物語に仕上げています。素晴らしい!!
★5を付けたいくらい好きな話でしたが、
大どんでん返し的なことがなく
今すぐ読み返したい!と思えなかったので、
★4としました。
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Posted by ブクログ
吹雪で道に迷った劇団・暗色天幕のメンバーは
山中に建てられた謎の洋館"霧越邸“に逃げ込み
一旦は難を逃れたものの、
降り止まない吹雪のために屋敷に閉じ込められてしまう。
偶然訪れたはずの屋敷の中から見つかる
自分達の名前と共通する品々。
食事の提供や一人一部屋を与えてくれるなど
良くしてくれるものの、冷たい対応の家人たち、
時折見え隠れする何者かの影…。
不思議なことが起こる中、
メンバーの一人が何者かに殺害されてしまう。
犯人は劇団の中にいるのか?
それとも偶然訪れたこの屋敷の家人なのか?
見立て殺人を行う理由とは?
また次々に起こる不思議な現象は何なのか?
謎が折り重なっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ青春ミステリ小説を読んでいたら、急に王道の推理小説が読みたくなり中断してそ読みました。
まず、面白かったです。
語り部( 主人公 )が謎を解くのかな?と思ってましたが、あまり活躍せず。双子の兄が探偵役でした。にしても犯人が実は双子と言うのはよく見るのですが、逆はあまり見た事ないなと実感しました。
携帯などがまだ普及する前なのか、多少の古さはありますが全然気にならないほど楽しかったです。
車の鍵開けるやつは「コナンで見たやつ!!!!」と思わず叫んでしまいました。あれ、本当にできるんですね。
肝心のトリックも思った以上にダイナミックで、『金田一少年の事件簿』で出てきそうな印象でしたが、似た -
Posted by ブクログ
ネタバレミステリー要素は少なくて、どっちかと言うとホラー小説を読んでる気分で面白かったです。
綾辻さん作品なこともあり、「どんでん返しとか来るのかな」と身構えて読むも、すんなりとトリックもなく終わりました。だからといって面白くないわけでもなく、逆にどんどん物語にのめり込みました。
登場人物も少ないので、わかりやすいです。
でもなんというか、主人公が思ったより他所様のおうち事情に首を突っ込みすぎだな?と思っていたのですが、そこは綾辻ワールドらしく理由がありました。
ラストは悲しい結末だなと思っていたのですが、終章でゾクゾクして終わりました。やっぱりホラー…。
最初の事件は『殺人鬼』とリンクしていると -
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購入済み
日本版そして誰もいなくなった
最近漫画版も出版されたので、両方を読み比べると、文字で本を読むことの楽しさを味わえる作品だと思う。
言葉による表現から物語の場面が頭の中に映像化される楽しさを実現してくれる表現力、描写力が備わった作品である。
ストーリー自体は、アガサクリスティのそして誰もいなくなった仕立てかと予想はしながらも、独自のトリックとアリバイ工作、謎解きから結末への物語の終息のさせ方が綺麗で充分に楽しめた。読後の余韻が心地よいミステリーだった。 -
購入済み
面白かった
原作が人気小説だけあって、面白かったです!とにかく絵がすごく綺麗で、ストーリーも先が気になります。
ただ、原作と性別を変えてるキャラがいるのが残念でした。漫画以外にもドラマや映画でもよくありますが、原作の男キャラを女にするの本当にやめては欲しい。ほとんどが女キャラにする必要ゼロだし。そのキャラのファンだとすごくショックです。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ新装改訂版で再読。
館シリーズとは違い、ホラーミステリな囁きシリーズ。雰囲気はAnotherに似ている。正確に言えばAnotherが似てるのかもしれないけど。
15年以上ぶりに再読。読みやすい。ただ、特に黄昏の囁きは他の囁きと比べても小粒。凄くハラハラするわけでもなく、じっとりと霧の中を歩いているような感じがする。登場人物も少なめのため、犯人はすぐにわかるかも。
(失礼かもしれないけど)重めな小説の間に挟むと丁度いいかもしれない。
改訂前の天野可淡さんの表紙、祥伝社のきたのじゅんこさんの表紙に続いて、改訂版の表紙もグッド!
祥伝社版の表紙が好きで、ジャケ買いしたのはいい思い出。