綾辻行人のレビュー一覧

  • Another 2001(上)

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    ネタバレ

    Anotherシリーズ完結編ということで、設定やキャラクターはおなじみです。と思ってたら、冒頭から重要なネタバレがあえて!?下巻から盛り上がりそうな期待感がありました。

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    2025年12月02日
  • 奇面館の殺人(上)

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    ネタバレ

    『暗黒館』以来、およそ2年ぶりの綾辻先生。「びっくり館」は飛ばしてしまったのですが、久しぶりの館シリーズですね〜。
    このところずっと海外ミステリばかり読んでいたのもあり、まずその会話文の多さと読みやすさに驚きました。

    ひょんなことから怪しげな「奇面」の集いに参加することになった鹿谷。
    序盤はなんだかのほほんとした雰囲気があり、「ほんとに誰か死ぬのか?」と思わずタイトルを確認してしまったほどですが、いざ蓋を開けてみれば……。
    「顔なし死体」が現れ外は季節外れの吹雪、連絡手段は断たれてしまい、おまけに館に閉じ込められた招待客たちは「鍵のかかった仮面」で正体がわからない――。
    いやはや、お膳立てが

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    2025年11月30日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    独白、一人称手記の魔力、

    各々時系列に沿った手記と現在時パートで読みやすい
    気がついたときには先が気になって気になってイッキ読み瞬殺でした






    エドガー・アラン・ポーの『黒猫』率いるタイトル、地下室、、、VS、、、ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』

    盛大なタイトルモチーフそのもののミスリード、、、


    金田一の右心臓の話を思い出して、「綾辻以後」という言葉を噛み締めています

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    2025年11月30日
  • びっくり館の殺人

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    ネタバレ

    一応『館』シリーズにはなるらしいけど・・。まあ『人形館の殺人』と同じく異色の作品ですね(笑)『館』シリーズって感じではないですが(笑)ミステリというよりホラーに近い気がしていしまう内容ですね(笑)最初ミステリーランドで読んだ時は相当不満な作品でしたがさすがに何回か読んで行けば慣れる物ですね(笑)早く次の『館』シリーズ読みたいですね(笑)最近ホラーとかに力入れてしまってる感じでが・・・。

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    2025年11月30日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    綾辻作品は「館」シリーズだけですが、4作目になります。主人公飛龍想一の身辺に起きるおぞましい事件、そして身にせまる姿なき恐怖。
    読者にさまざまな推理をさせるストーリーから思いがけない結末。この結末は見方によってはあっけないかもしれないけど、現実味もあってある意味満足できました。さまざまな推理をし続けるうちにあっという間にラストを迎える不思議な作品でした。

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    2025年11月29日
  • 殺人方程式 切断された死体の問題

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    ハウダニットとフーダニットに焦点を当てたミステリー。
    探偵パートが読みやすく、綾辻作品ならではの伏線が楽しめた。
    館シリーズと比較するとハードルが高くなっちゃうのは仕方ない。

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    2025年11月27日
  • 奇面館の殺人(下)

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    あ、あれ?あまりハマらなかったな。。挑戦状がなかったからかヌルヌルと解決編に行ってしまった感があったりとか、事件自体のギミックに期待しすぎちゃったかな。圧巻怒涛の解決編のオビはちょっと言葉が強すぎるのでは。
    たぶん事件そのもののトリックというよりは、この本全体に施された仕掛けを楽しむのが正解な楽しみ方かなと。サッカーの1試合で名勝負を期待するのではなく、Jリーグ全体の趨勢を楽しむような。読んでて感じるザワザワとした違和をなんとか究明するような読み方がおすすめかも。

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    2025年11月26日
  • 人間じゃない 〈完全版〉

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    ・短編集なので、読みやすい。
    ・最後まで内容が理解できないモノが多い。
    ・回りくどくて飛ばし読みしたモノもある。

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    2025年11月26日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ミステリーと言えばの代表作で過去に読んだミステリー小説にも登場するような作品だったから読んでみたが、ミステリー特有の『???』っとなる不具合のようなものが少なくて伏線が好きな人には少し物足りないかもしれない。でもミステリーの基礎ではあるのでやめてよかった。、

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    2025年11月25日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    館シリーズ第6弾
    手記と現在が入り混じっていて、音楽をかけて読んでいても、途中から音楽が聴こえなくなるくらい没頭した
    これって叙述トリック…?
    手記で変だなって思うところはあっても、まあ鹿谷が解いてくれるだろうって甘えてしまうところもあり
    江南のところにかかる一本の電話
    手記を携えて、自分が誰なのか解明して欲しいという老人は手記の作者で、それはある別荘で起こった事件のことだった。その別荘も、中村青司の作品だったー
    黒猫館があるのが阿寒じゃなくてメルボルンってなった時はのわーって心で叫んでしまった…いや、内臓の逆だけじゃないのか…館ごと逆(?)なのか、と…レナは心臓発作で、でも理性というか結局

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    2025年11月24日
  • びっくり館の殺人

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    館シリーズ8弾

    暗黒館の後で読みやすかった(^^)
    でもついつい、深読みしてしまう(^_^;)
    家庭教師が怪しい?
    それともお手伝いさん?とか(笑)
    辞めちゃったお手伝いさん、もしかして殺された?とか。

    鹿谷さんもしっかり登場❢

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    2025年11月24日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    非常に読みやすいミステリーで、分厚さの割にサクサクと読み終えた。だが、個人的にはあまり合わなかったのかなぁという感覚。
    伏線になり得る要素が多く、かつ分かりやすかったため、大どんでん返しという程驚かされた感覚はなかった。また、登場人物が多い割に、最初の登場シーンの印象が薄く、ひとりひとりのキャラクターを掴みづらく感じた。
    自分の場合、キャラクターも楽しみたいので、そのように始まってしまうと、それ以降キャラクターに興味が湧きづらくなり、作品を楽しむ要素が少なくなってしまうように感じる。これは自分の努力不足かもしれないが。
    結末を知った今、どれだけ多くの伏線が張られていたのか、読み直して答え合わせ

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    2025年11月24日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    有名だと知人から聞いたので一読。
    ミステリー要素がとても強く、謎がどういうものなのかと不思議に思いながら読んでいきましたが、最後に全てが解ける開放感はすごい良かったと思いました。
    その反面、動機が薄かったり、仲間なのに何も感じずに殺人事件を実行するという点がなんともいえない点だと感じました。
    解説にもありましたが、古い慣習が残っているという点で、共感できない点もあり、
    読後違和感が残りました。

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    2025年11月23日
  • 7人の名探偵

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    最近日本酒の飲み比べセットを楽しむ機会があった。思わず舌がでてしまう辛口のものから甘ったるくて眉を顰めるもの、華やかなフルーティさが口の中に広がるもの。私は結局にごり酒を購入した。それからしばらくにごり酒を目にするととりあえず買って飲んでみることにしている。本作品集を読んで、ふとそれと似ているなと思った次第であります。

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    2025年11月20日
  • びっくり館の殺人

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    館シリーズ、8館目。

    あやしい噂が囁かれる洋館、びっくり館。
    館に住む少年と友達になった三知也たちが遭遇したある事件。後に明らかになる戦慄の真相とは…?

    雰囲気たっぷりの、見ようによってはいかにも何かいわくありげな洋館、通称びっくり館。
    びっくり館と呼ばれる謂れはいろいろありますが、私はびっくり館、行ってみたいかも♪
    びっくりがいっぱいで楽しそう(*ˊ ˋ*)♡

    最初のページを見た時に「え、ホラー?」って思って(ホラー苦手なんです)、読み始めるのに少し勇気がいったけど、ホラー苦手でも全然大丈夫だったε-(´o`)ホッ
    ダブルカバーに最「怖」ミステリーと書かれていたので、少し覚悟はしていた

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    2025年11月16日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    『Another』の間に起こった見崎鳴を語り部とした一夏の幽霊譚。続編、と銘打ちながらも実際の位置付けは外伝に等しく、話の広がりもスケール感もさほどなく、あくまでサブストーリーといった塩梅である。幽霊の一人称視点で物語は始まり、なくなった死体の謎や死因の謎、電話の謎など、細かな謎が散りばめられているものの、謎への吸引力のみで読むにはインパクトが足りず、また、謎の究明に時間的な制約や妨害などもないため、ストーリーとしては盛り上がりに欠ける。前作とはアプローチの仕方が逆転してはいるが、誰が死ぬかわからない逼迫感がなく、またヒロインの回想から物語が始まるのもあって身の安全も保証されているので、良くも

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    2025年11月11日
  • 奇面館の殺人(下)

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    感覚が麻痺しているのだろうか。驚いたのだが、なにか足りない。それよりも、エピローグにあった一コマから、鹿谷が新月に投げられるシーンを勝手に想像してクスッとしたわたしである。

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    2025年11月11日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    詳しい感想は最終巻にて✎☡

    謎は解決するどころか、ますます深まるばかり。
    めちゃくちゃ焦らされてる感じがする…!

    ✎︎____________

    これこそが紛れもない自分自身であると確信できるような根拠を、そもそも人は何において見出すものなのだろうか。(p.44)

    〝真実〟など無理をして探し求めるものじゃない。むしろ知らないままでいられることを良しとする(p.184)

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    2025年11月08日
  • 殺人方程式 切断された死体の問題

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    方程式ってタイトルにつくくらいだから、トリックの妙を味わわせるのが主眼ってのは、まあ当然。その奇想天外さに驚かされるんだけど、反面っていうか、真犯人とその動機が、何とも取ってつけた感を覚えてしまい…。筆力があるから、途中で止めたくなったりは全くしないんだけど、ちょっとモヤッとしたものが残る。

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    2025年11月06日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    謎、ナゾ、なぞ〜。
    ほんま謎だらけ。
    「ダリアの宴」マジでなに?
    そして「肉」、早く真相にたどり着きたいけど、地道に3巻へ行こう❢

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    2025年11月05日