綾辻行人のレビュー一覧

  • 暗黒館の殺人(三)

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    浦登家の謎について、過去に起きた殺人事件について、ダリアの宴についてなどが明かされていく巻。ある程度予想していた通りの内容だった。そしてラストに双子姉妹に惨劇が振りかかる。ここからどのように物語が収束するのか気になるところ。

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    2025年09月10日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    二巻でようやく一人目が死ぬ。そして二人目も殺される。起承転結の「承」の部分の巻。複雑な家系図も覚えられてきて、するする読めた。ゴシックミステリと帯に書かれているが、時折挟まる”視点”が怖い。

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    2025年09月10日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    ネタバレ

    暗黒館の殺人一巻。まだ誰も死んですらいないのに600P近くあった。凄いボリュームだ。一巻を振り返ると江南の母が死に、中也が暗黒館を案内されつつ浦登家の人間関係を教えてもらい、ダリアの宴を行った、くらいしか出来事が起きてない。それくらいしか話が進んでないのに600P弱あるってとんでもないな。シャム双生児のところはひやっとした怖さがあった。奇形に対する恐怖がある。

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    2025年09月09日
  • Another (下)

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    ネタバレ

    「ホラー」というジャンルと聞いて読みましたが、心霊的な描写は少なくどちらかと言うとオカルト的な要素が多かったように感じます。そのため心霊系が苦手な方でも読めるような印象を受けました。
    上下巻あったことで少し読むのを躊躇っていたが思いの外すらすらと読めた。しかし、分ける必要性があったかと言われると疑問が残る。上巻、下巻通してそこまで重要ではない情報等を少し引き延ばしすぎな印象を受けた。勿論、不思議な、それこそオカルト的な世界観に入り込む事ができると言う点では良いが、物語全体が間延びしているようだった。
    上巻での伏線を下巻では丁寧に一つ一つ回収しており、読みやすい点では良かったが丁寧すぎて読み手側

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    2025年09月09日
  • びっくり館の殺人

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    ネタバレ

    他の方も書いている通り、子供向けに書かれているため、ミステリとしては物足りない感。

    ていうか、近親○姦モノって暗黒館の時も使われてたエピソード…
    いくら前作より10年経ってるとはいえ…

    ストーリー、構成は大変素晴らしいが、ネタを使い回すのはちと頂けないなと。

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    2025年09月09日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    シリーズ4作目。
    今までの趣向とはまったく違った展開でやや物足りなかった〜
    今で言う多重人格が織りなす事件だけど刊行当時はきっと珍しいストーリーだったのでは。
    でも、やっぱり島田潔が登場しないとおもしろくないよね〜。
    中村青司の手掛けた館でもなかったし隠し通路もなかったのね〜。
    ちょっと不完全燃焼。

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    2025年09月07日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    時計館まで読んだからその続きも気になって読んだ!
    今作も江南くんと鹿谷が登場するから面白かった
    このコンビが出るの嬉しい

    今作は割とびっくりしなかったかなぁ
    2時間で読めた! 引き込まれました

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    2025年09月04日
  • びっくり館の殺人

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    ネタバレ

    前作の黒猫館のあとがきに、館シリーズ一旦中断と書いてあった通り、だいぶ止まってたっぽく、黒猫のときは1992とかだったのに、今回は2005になってる。たぶん実際に10年以上止まってたんだろうな。
    となると鹿谷ももう初老だ。出てくるのか?

    お、ちゃんと「Webサイト」とか出てくる。時代が進んでる!

    六花町に全身黒ずくめの犯人が… コナンやん!河南は出てこないのに。

    あれよあれよという間に、謎解きが勝手に進んでいく。鹿谷は?途中で怪しいおじさんとして登場しただけだ。
    犯人もわかり、理由もわかり、トリックもわかり、そして主人公があの街に久しぶりに戻ってきたら、あのときの友人たちと館で偶然再会し

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    2025年09月04日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    綾辻さんの館シリーズ2作目。

    過去と現在を行き来しながら、双方で起きる殺人事件を通して謎解き。

    王道設定もありつつ、おどろおどろしい雰囲気が怖い反面癖になるミステリーでした。

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    2025年09月03日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    1冊目、しかも600ページ弱の長編もはやシリーズ読破に向けた使命だ。きっとそこかしこに伏線が張られているのだろうけど、4冊目読み始める頃には忘れてそうだ…宴が始まったら楽しくなってきた。

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    2025年08月31日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    ★★★☆☆人形の目を持つ少女、見崎鳴がこの夏に遭遇した、不思議な体験。夜見山北中学三年三組にふりかかる災厄。事故にあって左足を引きずる青年賢木晃也。幽霊は存在するのか。死んだらどうなるのか。死体はどこにあるのか。感想としては、そんなに驚く仕掛けはなかった。ホラーを期待していたが怖くなかった。途中までどうゆう展開なんだろうと不思議な感覚。

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    2025年08月30日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    ネタバレ

    時計のトリックについては何となく想像ができてしまった。気付かずに読んでいたら物凄く感動したと思うだけに残念。個人的にはいくつか強引な部分があったように思えるが全体を通してボリュームの割に読みやすく、一気に最後まで読み切れることができた。島田と河南の共闘が描かれるかと思いきや最初と最後だけだったのが少しだけ残念。

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    2025年08月27日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    今作はあまりささらなかったかな。
    管理人の正体も手記の違和感もわかりやすかった。もう一つの館がそんなに離れているとは思わなかったけど。ただ場所自体は事件の内容に別に関係ないし、添え物扱いで薄い印象になった。

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    2025年08月27日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    現状ではなんとも言えないが、下巻を読んでスッキリすることに期待。福西くんが合流してないことに意味があるのかどうか。色々疑問点はあるので早速下巻を読もう。

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    2025年08月25日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズ6作目。
    今回は人里離れた森の中に建つ洋館が舞台で、屋根の上には風見鶏ならぬ風見猫w
    館の管理人である鮎田冬馬が記した手記の謎に、お馴染み鹿谷門実と江南孝明コンビが挑む。

    本作も、これまでのシリーズと比べると異色作に感じた。過去に同様の印象を受けた人形館とは、また違ったテイストだったけど。
    鮎田冬馬の手記のパートと、鹿谷&江南の推理パートが交互に展開される。推理パートは、手記の中で既に起きた事件を追っているので、緊迫感はちょっと薄いかも。
    手記パートのところどころに感じる違和感に、どれだけ気付けるか。伏線が巧妙に張り巡らされており、終盤の解決編で綺麗に回収する様はお見事だっ

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    2025年08月22日
  • びっくり館の殺人

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    謎解きに至るまでは設定もよくて読みやすくて評価低めなのに結構面白いじゃん!と思って読み進めていましたが、謎解きパートで(意外な結末ではあったものの)個人的に謎がいくつか残ったままで消化不良感があり、少年少女向けということもあり物足りなさも感じたので⭐︎3としました。
    前作暗黒館が重厚な傑作でほぼ謎も回収しきってくれただけにギャップが大きかったのかもしれません。
    現在刊行されてる館シリーズもあと一作...!奇面館、楽しみにしてます。

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    2025年08月21日
  • 連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集

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    「ぼくを見つけて」誘拐された子の話。両親による、まさかな展開。
    「菊の塵」すごい手法である。めちゃくちゃおもしろい!!
    「ゴースト・トレイン」
    「白蘭」
    「他人たち」
    「夜の自画像」なかなか良い。ミステリー。

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    2025年08月19日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    ホラー要素強めで夜中に読まなきゃよかったなと思いました笑
    トリック的にはあまり好きなタイプのトリックではないので、評価は低めですが、長いシリーズなのでこういう作品もあってもいいのかもしれません。
    次の時計館に期待します!!

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    2025年08月12日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    ネタバレ

    こういう作品は探偵役も疑わねばならないの典型だったやつ。館の中にいる何者かの正体に関してはちょっと…て感じだったけど、火事のショックやら肉体的な問題があるから隠そうとする気持ちは分からなくもない。でもそれならちゃんと隠し通しなよ…てなった。どうして殺さねばならなかったのか、の部分が深月以外なんかよく分からなかったし、館で起きた怪現象は結局謎のままだったのが残念。なんかどれもどっちつかずのままで終わっちゃったなあ。

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    2025年08月10日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    多くの登場人物がいて、その中の多くがすでに故人となっているところからのスタート。

    起こるべくして起こる殺人事件。
    時計館の平面図と睨めっこしながら、推理をするのは面白い。

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    2025年08月10日