綾辻行人のレビュー一覧

  • 7人の名探偵

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    十角館の殺人から30周年を記念して7人の作家に書き下ろされたアンソロジー。いずれも、なんだかその辺にありそうな、なさそうな、本格ぽくもあって、さらりと軽く読める、そんな作品が集まり、メインディッシュのような前菜のような1冊となっていた。

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    2024年11月27日
  • 十角館の殺人(5)

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    ネタバレ

    切ないが割と悪人が居ないミステリー。まんまと騙されました。
    結構悲しい終わり方なので、個人的にはそこまで好きではないです。悪い人たちではないけど、ミスケンメンバーは少し苦手だなと思います。でも探偵役のエラリィは決断力のある良い人だと思い直しました。折角の名推理だったので、頑張って生き残って欲しかったです。

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    2024年11月25日
  • 暗闇の囁き 〈新装改訂版〉

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    やっぱりおもしろい。

    主人公の悠木拓也は、卒論を集中して書くために叔父が所有している別荘を訪れる。
    そこで美しい二人の兄弟に出会うが、その周りにでは相次ぐ不審な死が。
    真相を追ううちに、そこには記憶の底に沈んでいた過去にまつわる悲しい真相が。


    綾辻行人のホラーテイスト多めのミステリーシリーズの2作目。
    相変わらず陰鬱とした雰囲気を醸すのがうまい。
    読み進めるうちに、薄皮一枚隔てた異世界に迷い込んだかのような錯覚を覚える。

    今回は前作よりもホラーテイスト強めなので、ミステリーとして読むと物足りなくはあるが、
    その分迫力は増している。

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    2024年11月24日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    白き雪時が停まりし屋敷にて美しきひと愛しき別れ//問題は飽くまでも受け止める人間の意識にあると云える。(p.72)//雰囲気がいいので好みです//ある意味月並みな設定の新機軸は何か? 邸のありようか?/意外な展開を考えるなら、すべてが事故とか自殺とか偶然やったって場合かな? 見立ては誰にでもできるから。でも、それはさすがに…/連続殺人になるらしいので、犯人と動機がそれぞれ異なる、いわばリレー殺人とか(雰囲気的にこれはアリかも)/さて、後半戦(今回は読む前に書いてみました)/読後に…「第三の死」だけにある特別感はなんや? と思い、そこらへんから大まかなところは途中で察しました(あくまでも大雑把)

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    2024年11月13日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    犯人はおおかた予想できるものの綾辻先生の伏線の回収が鮮やかで度肝をぬかれるシーンが多々ある。
    非常にサクサク読める作品で早く次巻を読みたい。

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    2024年11月13日
  • 最後の記憶

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    ネタバレ

    初の綾辻作品…だと思う。若年性アルツハイマーを患った母の、恐ろしい記憶を辿る物語…なんだけど、前半は精神的な問題もあって、主人公のモタモタする感じがあまり楽しくない。中盤あたりから幼馴染が尻を叩いてくれたから謎解きも進んでいくものの、ホラーというよりかはファンタジー的なオチで終わってしまったのが何とも言えない感じだった。色々引っ張った結果がこれなのがちょっと残念。文章は読みやすくてとても良かったので、他の作品を読んでみたい。

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    2024年11月09日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    こうして来客があったりすると、途端にこの家は動きはじめます(p.142)/吹雪の山荘と見立て?/小劇団「暗色天幕」の一堂は吹雪に迷い湖畔に建つ広大で豪奢な霧越邸に辿り着く/深月や他のメンバーの名と不思議な暗合/何事にせよ謎はあった方がいいさ。(p.152)/北原白秋の「雨」。

    ■霧越邸についての簡単な単語集

    【芦野深月/あしの・みづき】暗色天幕の女優。本名は香取深月。二十五歳。鈴藤にとって美人としか言いようがない。槍中の母方の従兄の子。霧越邸の住人たちが知る人物にそっくり。槍中《そう。彼女は諦めている。》上巻p.267
    【暗色天幕/あんしょくてんと】小劇団。メンバーは槍中、榊、芦野、希美崎

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    2024年10月29日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    ネタバレ

    はしがきを読んでワクワク!
    読み始めも好きな感じで、期待大で読み進めました

    みなさんグロい、とおっしゃってますが
    私はそういうのが全然平気なので
    すらすら読みました。

    殺人鬼が迫ってくる感じに怖い!とか
    ハラハラしても良さそうなのに何故か
    全く感じず、淡々と読みました

    最後まで読んで、確かに特徴のズレとかあったな、、と。
    はじめに、生き残った2人とあったのでそれはずっ
    気にしていましたが、そういうことか。

    んーでもやっぱり双子だからって
    全く同じ事が同時に起こるっていうのは
    ありえなさすぎて、納得いかないな

    怖さを期待したけど、怖くなかったし
    ハラハラドキドキもできなかったので残念

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    2024年10月18日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    しょっぱなからエグい。少し読んだだけでしばらくダメージが抜けなかった。いたぶり殺す殺人鬼に慣れるのに少し時間が必要。
    今回もテレパシーとか体に入り込むとかのスピっぽい話が入っていたが…
    シリーズ1も2もトリックはあり得なさ過ぎてイマイチ感がある。

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    2024年10月12日
  • 十角館の殺人(1)

    無料版購入済み

    うーん😔

    ちょっと私の頭の中の『十角館・・・』と落差がありすぎた。
    原作読んでからこっちにきたら変な感じすると思う。江南、女の子になってるし・・・ それに、全員顔が綺麗すぎる・・・w
    でもまあ、小説読まずにってのだったら、普通に問題ないと思う。ただ、ぶっ飛び感は半端なかった‼‼ので、出来ればもう少し丁寧に書いてほしかったなーーー

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    2024年10月01日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    びっくりするものは、特にありませんでした。綾辻先生は、前作でほとんど力を使ったという感じでした。
    私の中での綾辻ブームは、ここで終了しました。

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    2024年09月23日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    あなたは違うんです(p.453)/「どんどん橋」と「ぼうぼう森」は(今の読者にとっては)ヒネリもなくびっくりするくらい簡単に解ける謎やろうから、全体を通したなんらかの引っ掛けがあるんかなあ? と思った。U君は若い頃の「僕」なんやろうけど…/「フェラーリ」はともかくとして/「伊園家」は多くの日本人が知っているあの一家に似た一家に不幸が…。これは、正解するのは難しそう/ドラマ「意外な犯人」自体の「答え」は簡単やったんやけど……今の「僕」は昔目指した「僕」とはちゃうってことやろうか? 良し悪しというのではなく。

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    2024年09月22日
  • 深泥丘奇談

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    自分の住んでいる所の近くが舞台だからここはあの場所ね、となるのが良かった。ただ、面白くはなかった、、、

    館シリーズのような伏線回収もないし、かといって雰囲気が良い訳でもない
    ただただ不気味なんだけど、なんか不気味だなあ、くらいで、ホラー小説としてもなんかイマイチだった

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    2024年09月17日
  • 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

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    暗黒館の殺人以来の綾辻作品。奇しくも今日は十角館の殺人のドラマ版解禁日。
    緋色の囁き、暗闇の囁きに比べると現実感が強くて、設定はあまり好みでない。彼の淡々とした文体は現実から乖離した世界が舞台になる方がマッチする。

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    2024年09月16日
  • フリークス

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    精神科病棟、3つの病室のミステリー。母を見舞う息子、自宅に隠されていた日記。患者の日記、足と顔と記憶を失い自分が誰かかも謎。患者が書いたというミステリーの謎を解く探偵、異形のフリークたちのうち誰が殺人犯人か。

    何層にも重なった語り、語り手にとっての真実と事実。読者の感情を揺るがせつつも論理的な推理を要求するのがさすが推理作家。

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    2024年09月09日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    奇想天外なトリックに騙されました。
    騙されるのを覚悟して読んだ方がいいですね。
    短編集なので、読みやすいですが、真剣に犯人を当てようと思うと大変だと思います。

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    2024年08月22日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ベストと謳ってるので、一定水準はクリアしてる読み応えのある作品が多いけど、その分既読も多かったり。特に綾辻行人、澤村伊智の両作品が印象深かったかな。

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    2024年08月15日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    ホラーも、文章なら耐えられるようになった気がします。面白かった。
    ショートショートの広場で初読だったらしくて読みたかった「よけいなものが」を再び読めて嬉しいです。
    「依って件のごとし」が哀しくてよかった。さすが志麻子…「再生」は弱い富◯か…好き。
    澤村伊智さんのお話も初読だったので、この姉妹は比嘉姉妹だったのだと他のレビューを読んで知りました。

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    2024年08月11日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    シリーズ2作目。グロ注意その2…こんなにもグロいのは初めてかもしれない…真面目に全部読むと気分が悪くなりそうだったので、その箇所は適度に流しながら読んだ。
    若干のミステリ要素もありつつ、やはりでもこれはスプラッタ小説の極み…

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    2024年08月07日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    【収録作品】
    鈴木光司「浮遊する水」…『仄暗い水の底から』
    坂東眞砂子「猿祈願」…『屍の聲』
    宮部みゆき「影牢」…『あやし』
    三津田信三「集まった四人」…『怪談のテープ起こし』
    小池真理子「山荘奇譚」…『異形のものたち』
    綾辻行人「バースデー・プレゼント」…『眼球綺譚』
    加門七海「迷(まよ)い子」…『美しい家』
    有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」…『赤い月、廃駅の上に』

    ホラーは理不尽で怖い。
    きれいに見えるものは怖い。
    曖昧な記憶が怖い。

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    2024年08月07日