綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・どんどん橋、落ちた
犯人は猿のエラリイ、登場人物を人間だと思わせる叙述トリック
・ぼうぼう森、燃えた
犯人は人間のタケマル。一作目とは逆で、タケマルがオオカミだと思わせる叙述トリック
・フェラーリは見ていた
フェラーリ=車と思わせる叙述トリック。本当は馬。犯人は元の飼い主鈴木さん
・伊園家の崩壊
かのサザエさんを模倣した作品。個人的に1番好き(こんなサザエさんは嫌だ的な視点から)犯人は不在。笹枝と若菜の自殺。薬をやっているサザエも、下半身がないワカメも、虐待嗜好なイクラちゃんも嫌すぎる。
・意外な犯人
犯人はカメラマンの綾辻行人自身。あとがき曰く、本文中に出てくるU氏は若き日にの綾辻行人のことで、忘れっぽいことを嘆いているが、深泥丘綺談に出てくる40代の綾辻行人は忘れっぽいことを諦めているという差があるらしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ深泥丘綺談の方が先に読んでいるので、似ていると書くのは少し違うかもしれないけど、(深泥丘綺談の方が後に出ているため)似ていた。
結局どういうことなのかよく分からないまま終わるのでゾワゾワする。
・再生
由伊は再生する特別な力を持った女性だと信じた主人公が、首を切り落として再生を待つも結局再生はしなかった。
・呼子池の怪魚
池で釣った魚を持ち帰り育てるも、鳥になる?
・特別料理
珍味をとどまることを知らない、自分の指を切断して食べるというなかなかグロテスクな話
・バースデー・プレゼント
誕生日の前日に恋人を惨殺した?自分の元にも惨殺された自分が届く?乳母車に乗せて家に帰る
・鉄橋
偽の怖い話が現実になってしまう
・人形
歳をとる旅に人形となり棺が増えていく?
・眼球綺譚
表題作、自身の出自が、小説として届く話
目玉を抉りとるのは話であっても痛い -
Posted by ブクログ
角川ホラー文庫が1993年創刊されて
その30年の遺産とのこと
90年代から現在までの最強セレクション短編8編
選ばれたただけあって半分は既読作品でした
「再生」 綾辻行人 1993年
さすが綾辻さん、女性も魅惑的に書かれます
再生するのはそっちね
「夢の島クルーズ」 鈴木光司 1994年
リングの一連読ませていただきました
この作品も映画化されているらしい
はっきりと出てこないけど
そんなことありそうな生々しさ
仄暗い水の底からの一編
「よけいなものが」 井上雅彦 1983年
ショートショート
私なら老化かもしれない
「五月の陥穽」 福澤徹三
これは既読でしたが 現実の事故でビルの隙間から白骨が発見された事がありますから
ホラーではない怖さですね
ビルとビルの隙間は均一ではありません
落ちてはいけません
「鳥の巣」 今邑彩 1994年
多少オチはわかるけれど じっくりそこまで持っていく文章の力
「よって件のごとし」 岩井志麻子 1999年
“ぼっけえ”で読みましたね
これはよござんす
怖いし恐いし悲しいし
「ゾフィーの手袋」 小池真理子 2017年
“異形のものたち”で読みました
森鷗外“舞姫”を美化した感じで 舞姫の怨念
「学校は死の匂い」 澤村伊智 2018年
第72回日本推理作家協会賞短編部門受賞
“などらぎ”に収録
これはホラーだけどきちんと推理小説になっています
解説は 朝宮運河さんでした
私は岩井さんと小池さんの2作品がやっぱり好きなんですねー