綾辻行人のレビュー一覧

  • 暗闇の囁き 〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    読み返し。
    湖と側の森、そして白亜の洋館。絵本世界のような美しい世界で繰り出される凄惨な事件。その対比がおぞましさをより感じさせる。
    昔主人公が描いた物語を軸に事件が展開される。全てはあっちゃんを蘇らせるため。
    強い兄弟の絆が、人格を増やしていくのが、ぞわりとする。

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    2025年05月07日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    ホラー。短編集。
    なぜか読みたくなったので、異形コレクション以外のホラー短編集にも挑戦。
    なかなか面白かった。
    著者の顔ぶれが豪華なので当然か。

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    2025年04月30日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    ・どんどん橋、落ちた
    犯人は猿のエラリイ、登場人物を人間だと思わせる叙述トリック
    ・ぼうぼう森、燃えた
    犯人は人間のタケマル。一作目とは逆で、タケマルがオオカミだと思わせる叙述トリック
    ・フェラーリは見ていた
    フェラーリ=車と思わせる叙述トリック。本当は馬。犯人は元の飼い主鈴木さん
    ・伊園家の崩壊
    かのサザエさんを模倣した作品。個人的に1番好き(こんなサザエさんは嫌だ的な視点から)犯人は不在。笹枝と若菜の自殺。薬をやっているサザエも、下半身がないワカメも、虐待嗜好なイクラちゃんも嫌すぎる。
    ・意外な犯人
    犯人はカメラマンの綾辻行人自身。あとがき曰く、本文中に出てくるU氏は若き日にの綾辻行人のことで、忘れっぽいことを嘆いているが、深泥丘綺談に出てくる40代の綾辻行人は忘れっぽいことを諦めているという差があるらしい。

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    2025年04月14日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    綾辻行人によるミステリー短編集。
    作者自身の
    過去の自分との対決というか、
    ミステリーのルールとはどんなものかを
    ユーモア的なメタ表現で文章化している。

    だがイマイチ胸にささるものが無い。
    よく作り込まれていて、さすが
    綾辻行人という感じだが、
    パンチ力に欠ける。

    名作と呼ばれる理由も
    もちろん分かるから読んでもいいと思う。

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    2025年04月14日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    「Another」を読んだ後そのまますぐこちらも読んだ。
    直接的に続編というわけじゃないけど、スピンオフとして楽しめた。

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    2025年04月14日
  • フリークス

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    綾辻行人によるホラーミステリー。
    患者の日記風の文章を挟みながら
    真相に近づいていくスタイル。

    表題のフリークスよりも
    二番目の話が秀逸。

    綾辻行人は精巧に作られた盤面で
    駒を動かし、読者はそれを眺めると
    後書きに書いてあったが確かに、と思う。

    しかしこの作品と緑ヶ丘きだんという
    もう一つの作品は、それを抜きにしてある
    感じがしてまさに畸型(きけい)といったところ。

    0
    2025年04月14日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    ネタバレ

    第一の犯人まではわかって、見立て部分をあやか(あほなふりは全部演技)がやって、あやかが第一の犯人を脅して、役欲しさにみつきを殺させたんだと思って読んでたら、違った…。うがちすぎた…。

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    2025年04月12日
  • 奇面館の殺人(上)

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    2012年。再読なのよ。
    東京都の僻地にある奇面館。作家日向京助の依頼により、彼になりすまし奇面館へ向かう鹿谷。叔母のかわりに奇面館でメイドする瞳子。奇面館に集められた6名の紳士。そして、儀式が始まる。殺人が始まる。死して首を切断され、指をフープロにかけられ、客たちは鍵付きの仮面をかぶらされていた。季節はずれの大雪がふり、奇面館から出れないw
    仮面つけっぱなしってストレスだよなぁ。

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    2025年04月05日
  • 眼球綺譚

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    ネタバレ

    深泥丘綺談の方が先に読んでいるので、似ていると書くのは少し違うかもしれないけど、(深泥丘綺談の方が後に出ているため)似ていた。
    結局どういうことなのかよく分からないまま終わるのでゾワゾワする。
    ・再生
    由伊は再生する特別な力を持った女性だと信じた主人公が、首を切り落として再生を待つも結局再生はしなかった。
    ・呼子池の怪魚
    池で釣った魚を持ち帰り育てるも、鳥になる?
    ・特別料理
    珍味をとどまることを知らない、自分の指を切断して食べるというなかなかグロテスクな話
    ・バースデー・プレゼント
    誕生日の前日に恋人を惨殺した?自分の元にも惨殺された自分が届く?乳母車に乗せて家に帰る
    ・鉄橋
    偽の怖い話が現実になってしまう
    ・人形
    歳をとる旅に人形となり棺が増えていく?
    ・眼球綺譚
    表題作、自身の出自が、小説として届く話
    目玉を抉りとるのは話であっても痛い

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    2025年04月04日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    2020年。若い作家との対談集in京都。
    「詠坂雄二」未読。メンドくさそうな性格w
    「宮内悠介」未読。
    「初野晴」読んだことある。
    「一肇」未読。
    「葉真中顕」未読。
    「前川裕」未読。
    「白井智之」大好き。
    「織守きょうや」最近名前知った。
    「道尾秀介」もう大御所だったのね。未読。
    「辻村深月」トリはそうだよね。
    後輩を育てたい、という気持ちが伝わってくる。さくっと読めるし、作家の人となりもなんとなく伝わり、対談集よいね。

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    2025年04月05日
  • Another (上)

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    ネタバレ

    これはホラー?ミステリー?
    人がどんどん死んでいくのは呪いなのか?
    こっから何が起こるのか気になるなぁ。
    できれば殺人であってミステリーだったらいいなぁ。
    今のところミステリーよりかはホラー読んでる感じだからとりあえず評価は星3で。

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    2025年03月28日
  • 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

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    じわじわと露骨になっていく主人公の記憶と犯人像。不気味さと恐怖感。2年前に読んだため近頃また再読したい。

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    2025年10月29日
  • 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

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    囁きシリーズ3作目。「ねえ、遊ぼうよ」がリフレインして頭に植え付けられる。
    前2作に比べると場面が通常の街なかなので閉塞感というか、追い詰められる怖さはあまりないので、比較的読みやすいかも。
    ただ犯人は予想できなかった。。。

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    2025年03月17日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    本格ミステリとしての体裁を保ちながら、幻想的な美しさを感じる物語は、綾辻さんの真骨頂と言えそうです。

    館シリーズではありませんが、醸し出される雰囲気から、シリーズの番外編と表現しても、それほど的外れではないように感じました。

    後に発表される『暗黒館の殺人』にも通じるものがありそうで、初期の代表作のひとつと称されるのも頷けます。

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    2025年02月25日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    およそ十年ぶりの再読です。

    上巻では主に、舞台となる霧越邸の意匠や、収集品などについてのエピソードに重点が置かれています。

    場合によっては少々退屈する展開かもしれませんが、この数々の描写が物語の幻想性と、霧越邸が持つ存在感を更に高めている、そんな印象を受けました。

    物語の雰囲気を楽しみながら、下巻へと進みたいと思います。

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    2025年02月22日
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    面白かった、し、回想のお姉ちゃんてそっち?!とかそう来るんだ〜〜?!という驚きもあったけれど。
    迷路館といいこの作品といい、ちょっと生理について神格化というかなんというか、ああ当事者ではないんだなこの人は、という男性感のある書き方でちょっと辟易しました。本編とはあまり関係のないところだけど。

    0
    2025年02月21日
  • 深泥丘奇談

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    起こっていることは怖くないんだけど、オチのない不気味な話がずっと続いてカロリーが高い。
    「えっ知らないの?常識よ?」と言ってきたら信じざるを得ない連中ナンバー1・2であるワイフと医者が怪しげなことを次々信じさせようとしてくる。それが怖い

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    2025年02月14日
  • 十角館の殺人(1)

    匿名

    無料版購入済み

    この作品でしか登場しないのが悔やまれるほど、エラリイがすこぶるイケメンである。個人的には、河南くんは原作準拠してほしかった。

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    2025年02月09日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫が1993年創刊されて
    その30年の遺産とのこと
    90年代から現在までの最強セレクション短編8編
    選ばれたただけあって半分は既読作品でした

    「再生」 綾辻行人 1993年
    さすが綾辻さん、女性も魅惑的に書かれます
    再生するのはそっちね

    「夢の島クルーズ」 鈴木光司 1994年
    リングの一連読ませていただきました
    この作品も映画化されているらしい
    はっきりと出てこないけど
    そんなことありそうな生々しさ
    仄暗い水の底からの一編

    「よけいなものが」 井上雅彦 1983年
    ショートショート
    私なら老化かもしれない

    「五月の陥穽」 福澤徹三
    これは既読でしたが 現実の事故でビルの隙間から白骨が発見された事がありますから
    ホラーではない怖さですね
    ビルとビルの隙間は均一ではありません
    落ちてはいけません

    「鳥の巣」 今邑彩 1994年
    多少オチはわかるけれど じっくりそこまで持っていく文章の力

    「よって件のごとし」 岩井志麻子 1999年
    “ぼっけえ”で読みましたね
    これはよござんす
    怖いし恐いし悲しいし

    「ゾフィーの手袋」 小池真理子 2017年
    “異形のものたち”で読みました
    森鷗外“舞姫”を美化した感じで 舞姫の怨念

    「学校は死の匂い」 澤村伊智 2018年
    第72回日本推理作家協会賞短編部門受賞
    “などらぎ”に収録
    これはホラーだけどきちんと推理小説になっています

    解説は 朝宮運河さんでした

    私は岩井さんと小池さんの2作品がやっぱり好きなんですねー

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    2025年02月02日
  • 7人の名探偵

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    2017年。アンソロジー。
    「水曜日と金曜日が嫌い」これは既読。麻耶さんの首にへびが巻いてあるのは何故?
    「毒饅頭怖い」山口雅也。パンク探偵、完読できなかったんだよなぁ。
    「プロジェクト・シャーロック」我孫子さんは初読。もうゲーム界にいるのかな。
    「船長が死んだ夜」火村さん&アリス。これはせつないね。
    「あべこべの遺書」のりりん。
    「天才少年の見た夢は」歌野さん。
    「仮題・ぬえの密室」トリは綾辻さん。のりりん、我孫子さんと集まり、自宅で嫁とともに語らう。京都ってミステリー好きがいっぱいいていいね。

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    2025年02月05日