綾辻行人のレビュー一覧

  • 十角館の殺人(5)

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    ネタバレ

    切ないが割と悪人が居ないミステリー。まんまと騙されました。
    結構悲しい終わり方なので、個人的にはそこまで好きではないです。悪い人たちではないけど、ミスケンメンバーは少し苦手だなと思います。でも探偵役のエラリィは決断力のある良い人だと思い直しました。折角の名推理だったので、頑張って生き残って欲しかったです。

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    2024年11月25日
  • びっくり館の殺人

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    ネタバレ

    ヤング向けなのか挿絵があってビックリ!(笑)
    館シリーズにしては仕掛けがおとなしめだった気がしますが、不穏な空気感はシリーズのもの。
    しかし、祖父の龍平の腹話術はトラウマ級だと思います。
    子どもの時だったら読めなかった作品です(私には)。

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    2024年11月24日
  • 暗闇の囁き 〈新装改訂版〉

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    やっぱりおもしろい。

    主人公の悠木拓也は、卒論を集中して書くために叔父が所有している別荘を訪れる。
    そこで美しい二人の兄弟に出会うが、その周りにでは相次ぐ不審な死が。
    真相を追ううちに、そこには記憶の底に沈んでいた過去にまつわる悲しい真相が。


    綾辻行人のホラーテイスト多めのミステリーシリーズの2作目。
    相変わらず陰鬱とした雰囲気を醸すのがうまい。
    読み進めるうちに、薄皮一枚隔てた異世界に迷い込んだかのような錯覚を覚える。

    今回は前作よりもホラーテイスト強めなので、ミステリーとして読むと物足りなくはあるが、
    その分迫力は増している。

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    2024年11月24日
  • Another (下)

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    図書室本。通勤のバスの中で細切れで読みました。面白いけど、不気味さもあり読むのが辛かった2冊でした。解放され、ホッとしています。

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    2024年11月19日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    白き雪時が停まりし屋敷にて美しきひと愛しき別れ//問題は飽くまでも受け止める人間の意識にあると云える。(p.72)//雰囲気がいいので好みです//ある意味月並みな設定の新機軸は何か? 邸のありようか?/意外な展開を考えるなら、すべてが事故とか自殺とか偶然やったって場合かな? 見立ては誰にでもできるから。でも、それはさすがに…/連続殺人になるらしいので、犯人と動機がそれぞれ異なる、いわばリレー殺人とか(雰囲気的にこれはアリかも)/さて、後半戦(今回は読む前に書いてみました)/読後に…「第三の死」だけにある特別感はなんや? と思い、そこらへんから大まかなところは途中で察しました(あくまでも大雑把)

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    2024年11月13日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    犯人はおおかた予想できるものの綾辻先生の伏線の回収が鮮やかで度肝をぬかれるシーンが多々ある。
    非常にサクサク読める作品で早く次巻を読みたい。

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    2024年11月13日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    ネタバレ

    これだけ長編の小説を読んだことがなく
    なかなか勇気が出なかったけど、ついに。
    登場人物が多すぎて覚えられるかな?と不安だったが、さすがにみんなクセありで覚えやすい。
    途中で家系図が出てきたのもありがたかった。

    最後、ダリアの宴が怖すぎて怖すぎて…
    異様な光景を想像したらちょっと笑えてしまったけど、本当に怖かった〜

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    2024年11月12日
  • びっくり館の殺人

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    初めて綾辻さんの作品を読んだ。8作目で児童も大人も楽しめるものとのことで読みやすかった。
    トリックも最後まで気付かなかったし楽しめた。

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    2024年11月10日
  • 最後の記憶

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    ネタバレ

    初の綾辻作品…だと思う。若年性アルツハイマーを患った母の、恐ろしい記憶を辿る物語…なんだけど、前半は精神的な問題もあって、主人公のモタモタする感じがあまり楽しくない。中盤あたりから幼馴染が尻を叩いてくれたから謎解きも進んでいくものの、ホラーというよりかはファンタジー的なオチで終わってしまったのが何とも言えない感じだった。色々引っ張った結果がこれなのがちょっと残念。文章は読みやすくてとても良かったので、他の作品を読んでみたい。

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    2024年11月09日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    こうして来客があったりすると、途端にこの家は動きはじめます(p.142)/吹雪の山荘と見立て?/小劇団「暗色天幕」の一堂は吹雪に迷い湖畔に建つ広大で豪奢な霧越邸に辿り着く/深月や他のメンバーの名と不思議な暗合/何事にせよ謎はあった方がいいさ。(p.152)/北原白秋の「雨」。

    ■霧越邸についての簡単な単語集

    【芦野深月/あしの・みづき】暗色天幕の女優。本名は香取深月。二十五歳。鈴藤にとって美人としか言いようがない。槍中の母方の従兄の子。霧越邸の住人たちが知る人物にそっくり。槍中《そう。彼女は諦めている。》上巻p.267
    【暗色天幕/あんしょくてんと】小劇団。メンバーは槍中、榊、芦野、希美崎

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    2024年10月29日
  • 暗黒館の殺人(三)

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    ネタバレ

    3巻はそこそこの厚さでしたが、話の展開はその厚さに見合ってないように感じました。
    ダリアの夜の宴に食された肉は何の肉だったのか。
    はい、私も人魚(らしきもの)の肉だと思いました。でも本当は……。

    そして浦登家の秘密が明かされました。横溝正史の世界のようにナマナマしいです。
    この巻のラストはなんと双子姉妹が!!
    どうなってしまったのか、すご~く続きが気になります。
    いよいよ最終巻。ワクワクします。

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    2024年10月28日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    ネタバレ

    分からないことだらけのまま二巻に突入しましたが、謎は謎のままです。
    そんな状態のまま殺人事件が起きました。そして第二の犠牲者が…。
    何だか怪しい人だらけで(犯人という意味ではなく)ドキドキします。私だったらこの館には一日だって居られないと思います。不気味過ぎて。
    行ってはいけないと言われていた峠の向こう側へ行ってみたくなった中学生の市朗。彼は後悔でいっぱいです。
    この暗黒館に真っ当な人はいるのか、続きが楽しみです。

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    2024年10月24日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    ネタバレ

    序盤から怪しげな訳ありな雰囲気しかありません。
    江南(かわみなみ)は建築家中村青司の館が気になり、一人で「暗黒館」を見に行き、地震により館から転落し記憶が飛んでしまいました。
    今回は「中也」と呼ばれる大学生の視点で描かれています。
    まだ館と館の持ち主一族の紹介、そして怪しげな「ダリアの日」の宴しか終わってない…。
    この宴の意味、暗黒館の秘密、浦登家のこと等分からないことだらけでワクワクします。
    続きが楽しみです。

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    2024年10月22日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    ネタバレ

    はしがきを読んでワクワク!
    読み始めも好きな感じで、期待大で読み進めました

    みなさんグロい、とおっしゃってますが
    私はそういうのが全然平気なので
    すらすら読みました。

    殺人鬼が迫ってくる感じに怖い!とか
    ハラハラしても良さそうなのに何故か
    全く感じず、淡々と読みました

    最後まで読んで、確かに特徴のズレとかあったな、、と。
    はじめに、生き残った2人とあったのでそれはずっ
    気にしていましたが、そういうことか。

    んーでもやっぱり双子だからって
    全く同じ事が同時に起こるっていうのは
    ありえなさすぎて、納得いかないな

    怖さを期待したけど、怖くなかったし
    ハラハラドキドキもできなかったので残念

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    2024年10月18日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    しょっぱなからエグい。少し読んだだけでしばらくダメージが抜けなかった。いたぶり殺す殺人鬼に慣れるのに少し時間が必要。
    今回もテレパシーとか体に入り込むとかのスピっぽい話が入っていたが…
    シリーズ1も2もトリックはあり得なさ過ぎてイマイチ感がある。

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    2024年10月12日
  • 暗黒館の殺人(四)

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    長かった…前後編形態を読んだのですが、前編はほぼ流し読みでした。
    今作はファンタジー要素が強めというか、設定があまり好みではなかったのですが、それでもラストは圧巻でした。
    諦めずに読んで良かったです(笑)

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    2024年10月11日
  • 十角館の殺人(1)

    無料版購入済み

    うーん😔

    ちょっと私の頭の中の『十角館・・・』と落差がありすぎた。
    原作読んでからこっちにきたら変な感じすると思う。江南、女の子になってるし・・・ それに、全員顔が綺麗すぎる・・・w
    でもまあ、小説読まずにってのだったら、普通に問題ないと思う。ただ、ぶっ飛び感は半端なかった‼‼ので、出来ればもう少し丁寧に書いてほしかったなーーー

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    2024年10月01日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    びっくりするものは、特にありませんでした。綾辻先生は、前作でほとんど力を使ったという感じでした。
    私の中での綾辻ブームは、ここで終了しました。

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    2024年09月23日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    あなたは違うんです(p.453)/「どんどん橋」と「ぼうぼう森」は(今の読者にとっては)ヒネリもなくびっくりするくらい簡単に解ける謎やろうから、全体を通したなんらかの引っ掛けがあるんかなあ? と思った。U君は若い頃の「僕」なんやろうけど…/「フェラーリ」はともかくとして/「伊園家」は多くの日本人が知っているあの一家に似た一家に不幸が…。これは、正解するのは難しそう/ドラマ「意外な犯人」自体の「答え」は簡単やったんやけど……今の「僕」は昔目指した「僕」とはちゃうってことやろうか? 良し悪しというのではなく。

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    2024年09月22日
  • 深泥丘奇談

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    自分の住んでいる所の近くが舞台だからここはあの場所ね、となるのが良かった。ただ、面白くはなかった、、、

    館シリーズのような伏線回収もないし、かといって雰囲気が良い訳でもない
    ただただ不気味なんだけど、なんか不気味だなあ、くらいで、ホラー小説としてもなんかイマイチだった

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    2024年09月17日