綾辻行人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いかにもグロテスク表現がふんだんに盛り込まれていそうな、奇怪なタイトルに惹かれて。
短編集はこれまでいくつか読んだが、いまいちどれも刺さらず、
それならばと個人的"ハズレ無し作家"である綾辻行人の短編集を読んでみた。
特徴としてはどの短編にも「由伊」という名前の女性が登場するが、すべて別人である(と解釈できる)。そしてその女性の近いところ、あるいは女性自身に事件が起こる…といったところ。
話に繋がりがありそうで無い、みたいなモヤモヤ感のせいか、いまいちのめり込めず。
結果的に私の短編への苦手意識がより高まってしまう形に…
そろそろ『暗黒館』に手を出すか…
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Posted by ブクログ
ネタバレ全体を通して見ても部分部分を見ても面白いのは間違いないのだが、二千ページを読まされた末のオチがこれかぁ〜と思うと褒めきれないのが正直なところだ。
構造がかなり複雑で理解するのにてこずる。というよりいきなりファンタジーで片付けられて困惑しただけかもしれないが。
読者を騙すために沢山用意された"偶然の一致"に対する説明が全部ファンタジーで済まされるというのはアンフェア極まると思う。全てが作者の匙加減過ぎて整合性がないため考える価値がなくなるのだ。
"視点"の構造そのものややっていること自体は新鮮で面白みがあったが、肝心のオチがこれでは肩透かしを喰らって -
Posted by ブクログ
ネタバレ・どんどん橋、落ちた
犯人は猿のエラリイ、登場人物を人間だと思わせる叙述トリック
・ぼうぼう森、燃えた
犯人は人間のタケマル。一作目とは逆で、タケマルがオオカミだと思わせる叙述トリック
・フェラーリは見ていた
フェラーリ=車と思わせる叙述トリック。本当は馬。犯人は元の飼い主鈴木さん
・伊園家の崩壊
かのサザエさんを模倣した作品。個人的に1番好き(こんなサザエさんは嫌だ的な視点から)犯人は不在。笹枝と若菜の自殺。薬をやっているサザエも、下半身がないワカメも、虐待嗜好なイクラちゃんも嫌すぎる。
・意外な犯人
犯人はカメラマンの綾辻行人自身。あとがき曰く、本文中に出てく -
Posted by ブクログ
ネタバレ深泥丘綺談の方が先に読んでいるので、似ていると書くのは少し違うかもしれないけど、(深泥丘綺談の方が後に出ているため)似ていた。
結局どういうことなのかよく分からないまま終わるのでゾワゾワする。
・再生
由伊は再生する特別な力を持った女性だと信じた主人公が、首を切り落として再生を待つも結局再生はしなかった。
・呼子池の怪魚
池で釣った魚を持ち帰り育てるも、鳥になる?
・特別料理
珍味をとどまることを知らない、自分の指を切断して食べるというなかなかグロテスクな話
・バースデー・プレゼント
誕生日の前日に恋人を惨殺した?自分の元にも惨殺された自分が届く?乳母車に乗せて家に帰る
・鉄橋
偽の怖い話が現 -