綾辻行人のレビュー一覧

  • 深泥丘奇談・続々

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    不思議な世界に迷い込めましたよ。
    深泥丘界隈は、我々が覗いてはいけないところですね。
    例のあの名前、やっぱり気になりますねぇ。

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    2025年06月24日
  • 殺人鬼 ――逆襲篇

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    ネタバレ

    覚醒編読み応えあったので逆襲編も読んでみた。
    続編落ちるのはあるあるだけどなんか思ってたのと違う結末だったな。
    死なないってどういうチート、、?って感じだし植物状態の父の身体を使うのもなんでもありやん、、って感じでちょっと萎えた。
    コロスの波動で操って沼から様子見てたってこと?楽すんなや、、って思いました。
    スプラッター作品は好きなのだ殺戮描写生々しいのは良かったー!静子さんの死に方が1番無理かも

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    2025年06月21日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    基本的に大体の時間は良質な恐怖作品を摂取したい!と嗅ぎ回っているような生活をしている。しかしどういうタイプの怖い話を摂取したいか、というのは日によって随分異なる気がする。
    アンソロジーの良いところは、特に下調べせず手に取っても、なにかしら気分にぴったりな作品に出会えるところ。
    今回しっくりきたのは三津田信三『集まった四人』、小池真理子『山荘奇譚』。
    山あいの怪談が気分だったのかもしれない。


    ーーーーー以下ネタバレーーーーー


    三津田信三『集まった四人』
    これ絶対アカンやつ!という序盤の電話シーンや神社絡みの伝説から期待膨らむ。知らない者同士で曰く付きの山に行くとか嫌やなぁ...。山あいにある謎のカモフラージュ入口や、やっぱり用意されてた魅惑的な石、という展開も良すぎる。山居に関してもかなり期待した通りの描写・きれいなオチで、一編読むだけでかなり満足度の高い作品だった。

    小池真理子『山荘奇譚』
    語り手が直接怖い体験をするのかと思いきや、部下を介してひたひた迫ってくるのが面白い。地下での出来事が伝聞に終始するのが逆に余白があって怖い気がする。

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    2025年06月14日
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

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    ネットでみかけたオススメから読む。
    綾辻は十角館しか読んだことがなく、あまり詳しくない作家。
    新本格と呼ばれる京大ミステリ研グループ作家たちのほぼリーダー、というイメージ。

    いろんなお嬢様が出てくるお嬢様学校でのミステリ、ということでワクワク読む。
    殺人系クララ白書である。

    はじめはその分厚さには驚いたが、一行ずつが短いので1時間半ほどで読み終える。

    読み終えて。
    えー、犯人って⚪︎子じゃなかったんかー。
    ちらちらと怪しく描かれているし、読者をびっくりさせるには、⚪︎子か××が犯人かと思ったけど、そうきたのかー。
    たしかにあの子達がいなければ、その次にはあやしい人物だったかも。
    うーん、まだまだ読みが浅かったです。
    姉妹の表現にもすっかり騙されてしまった。

    しかしまあ、あの子は本当にイビられて殺されたんだ、嫌だなあ。
    せっかくいいキャラなのに。

    モデルとなったのは映画サスペリアだそう。
    そちらは見たことがないのだけど、映画エコールに似た感じかな。(エコール、ロリータ趣味の微エロ成分の出し方が気持ち悪かったな)
    ぜひ本作も映像化したらよいのでは。
    ラジオドラマとかも向いていそう。

    ファンとしては、見返しの「本文図版 小野不由美」でニッコリ。
    しかし、別に間取り図で見るトリックとかは無いんですね。

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    2025年06月13日
  • 殺人方程式 切断された死体の問題

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    おすすめにあった本なので読んでみた。かなり古い時代設定なのだが、それでもトリックなどは現代でも通じそうなものだった。理系じゃないから方程式等は全然分からなかったけれども。ただせっかくの双子設定なのにお兄ちゃんばかり目立ってるのが若干もったいない気がした。次のシリーズとかで活躍してくれるのかな?妻のほうの真犯人に関しては何となく分かったけど、旦那の方は全然気付かなかった…あんなに伏線張られていたのに。

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    2025年06月10日
  • 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    最初が一番怖かったですが、読んでいくうちに怖さは無くなっていきました。
    ただ、まさかノリちゃんが老人とは思わず、子供の格好をして子供と遊ぶ老人を想像したらゾワゾワしました。

    綾辻行人の館シリーズ以外は初めて読みましたが、やはり面白いです。もっといろんな作品を読んでみたいと思いました。

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    2025年06月04日
  • 殺人方程式 切断された死体の問題

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    ネタバレ

    犯人に関してのどんでん返しはまさかそっちか!とまんまとしてやられた。
    動機に関して尾関の姉が元教主の光子だとか?と思って読み進めていたらそっちの方と因縁があるのね。
    所々怪しいと思っていた映美のバックボーンはなるほど。

    トリックに関しては、冒頭のロープ、寝袋うんぬんで方法はわかったもの、物理苦手過ぎてF=maのあたりははえー、そうなんだ…で正直ピンとはこなかった(笑

    最後の種明かしからの自殺辺りが若干チープにも感じたが、きちんと細かい描写の伏線回収もされていて、明日香井家のキャラクター達が若干漫画、ラノベっぽい?設定しているもののキャラが立っていて読みやすい作品だった。

    2025.0529.24

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    2025年05月29日
  • 深泥丘奇談

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    目眩に悩む推理作家の主人公は、深泥丘病院に通うが、病院の壁から奇妙な音が鳴ることに気づく。
    この地域では不可思議な事ばかり起こるが、周りは誰も気にしていない。
    幻想的だが、妙に現実感のある、癖になる奇談短編集。

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    2025年05月25日
  • Another (上)

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    起承転結の起の部分。
    ホラー映画で興味本位で心霊スポットに入って1-2人目の犠牲者が出るあたり。

    見崎鳴は実在するのか。
    死者は誰なのか。
    先が気になる。

    2025.0518.12

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    2025年05月18日
  • 眼球綺譚

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    いかにもグロテスク表現がふんだんに盛り込まれていそうな、奇怪なタイトルに惹かれて。

    短編集はこれまでいくつか読んだが、いまいちどれも刺さらず、
    それならばと個人的"ハズレ無し作家"である綾辻行人の短編集を読んでみた。

    特徴としてはどの短編にも「由伊」という名前の女性が登場するが、すべて別人である(と解釈できる)。そしてその女性の近いところ、あるいは女性自身に事件が起こる…といったところ。

    話に繋がりがありそうで無い、みたいなモヤモヤ感のせいか、いまいちのめり込めず。
    結果的に私の短編への苦手意識がより高まってしまう形に…

    そろそろ『暗黒館』に手を出すか…

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    2025年05月15日
  • 暗闇の囁き 〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    読み返し。
    湖と側の森、そして白亜の洋館。絵本世界のような美しい世界で繰り出される凄惨な事件。その対比がおぞましさをより感じさせる。
    昔主人公が描いた物語を軸に事件が展開される。全てはあっちゃんを蘇らせるため。
    強い兄弟の絆が、人格を増やしていくのが、ぞわりとする。

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    2025年05月07日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    ホラー。短編集。
    なぜか読みたくなったので、異形コレクション以外のホラー短編集にも挑戦。
    なかなか面白かった。
    著者の顔ぶれが豪華なので当然か。

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    2025年04月30日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    ・どんどん橋、落ちた
    犯人は猿のエラリイ、登場人物を人間だと思わせる叙述トリック
    ・ぼうぼう森、燃えた
    犯人は人間のタケマル。一作目とは逆で、タケマルがオオカミだと思わせる叙述トリック
    ・フェラーリは見ていた
    フェラーリ=車と思わせる叙述トリック。本当は馬。犯人は元の飼い主鈴木さん
    ・伊園家の崩壊
    かのサザエさんを模倣した作品。個人的に1番好き(こんなサザエさんは嫌だ的な視点から)犯人は不在。笹枝と若菜の自殺。薬をやっているサザエも、下半身がないワカメも、虐待嗜好なイクラちゃんも嫌すぎる。
    ・意外な犯人
    犯人はカメラマンの綾辻行人自身。あとがき曰く、本文中に出てくるU氏は若き日にの綾辻行人のことで、忘れっぽいことを嘆いているが、深泥丘綺談に出てくる40代の綾辻行人は忘れっぽいことを諦めているという差があるらしい。

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    2025年04月14日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    綾辻行人によるミステリー短編集。
    作者自身の
    過去の自分との対決というか、
    ミステリーのルールとはどんなものかを
    ユーモア的なメタ表現で文章化している。

    だがイマイチ胸にささるものが無い。
    よく作り込まれていて、さすが
    綾辻行人という感じだが、
    パンチ力に欠ける。

    名作と呼ばれる理由も
    もちろん分かるから読んでもいいと思う。

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    2025年04月14日
  • Another エピソードS(角川文庫版)

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    「Another」を読んだ後そのまますぐこちらも読んだ。
    直接的に続編というわけじゃないけど、スピンオフとして楽しめた。

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    2025年04月14日
  • フリークス

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    綾辻行人によるホラーミステリー。
    患者の日記風の文章を挟みながら
    真相に近づいていくスタイル。

    表題のフリークスよりも
    二番目の話が秀逸。

    綾辻行人は精巧に作られた盤面で
    駒を動かし、読者はそれを眺めると
    後書きに書いてあったが確かに、と思う。

    しかしこの作品と緑ヶ丘きだんという
    もう一つの作品は、それを抜きにしてある
    感じがしてまさに畸型(きけい)といったところ。

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    2025年04月14日
  • 霧越邸殺人事件(下)<完全改訂版>

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    ネタバレ

    第一の犯人まではわかって、見立て部分をあやか(あほなふりは全部演技)がやって、あやかが第一の犯人を脅して、役欲しさにみつきを殺させたんだと思って読んでたら、違った…。うがちすぎた…。

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    2025年04月12日
  • 奇面館の殺人(上)

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    2012年。再読なのよ。
    東京都の僻地にある奇面館。作家日向京助の依頼により、彼になりすまし奇面館へ向かう鹿谷。叔母のかわりに奇面館でメイドする瞳子。奇面館に集められた6名の紳士。そして、儀式が始まる。殺人が始まる。死して首を切断され、指をフープロにかけられ、客たちは鍵付きの仮面をかぶらされていた。季節はずれの大雪がふり、奇面館から出れないw
    仮面つけっぱなしってストレスだよなぁ。

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    2025年04月05日
  • 眼球綺譚

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    ネタバレ

    深泥丘綺談の方が先に読んでいるので、似ていると書くのは少し違うかもしれないけど、(深泥丘綺談の方が後に出ているため)似ていた。
    結局どういうことなのかよく分からないまま終わるのでゾワゾワする。
    ・再生
    由伊は再生する特別な力を持った女性だと信じた主人公が、首を切り落として再生を待つも結局再生はしなかった。
    ・呼子池の怪魚
    池で釣った魚を持ち帰り育てるも、鳥になる?
    ・特別料理
    珍味をとどまることを知らない、自分の指を切断して食べるというなかなかグロテスクな話
    ・バースデー・プレゼント
    誕生日の前日に恋人を惨殺した?自分の元にも惨殺された自分が届く?乳母車に乗せて家に帰る
    ・鉄橋
    偽の怖い話が現実になってしまう
    ・人形
    歳をとる旅に人形となり棺が増えていく?
    ・眼球綺譚
    表題作、自身の出自が、小説として届く話
    目玉を抉りとるのは話であっても痛い

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    2025年04月04日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    2020年。若い作家との対談集in京都。
    「詠坂雄二」未読。メンドくさそうな性格w
    「宮内悠介」未読。
    「初野晴」読んだことある。
    「一肇」未読。
    「葉真中顕」未読。
    「前川裕」未読。
    「白井智之」大好き。
    「織守きょうや」最近名前知った。
    「道尾秀介」もう大御所だったのね。未読。
    「辻村深月」トリはそうだよね。
    後輩を育てたい、という気持ちが伝わってくる。さくっと読めるし、作家の人となりもなんとなく伝わり、対談集よいね。

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    2025年04月05日