綾辻行人のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
【2024年10冊目】
ホラー小説のアンソロジー!1作目から怖くて、「どうしよう寝れない怖い」となりましたが、いろんな作家さんのホラー小説が味わえて、結果オーライでした!
1番怖かったのは、やはり「浮遊する水」でしょうか。「仄暗い水の底から」も拝読したことがあるので、多分読んでるはずなんですが、当然のように覚えてなくて、恐怖再来でした。今でもCM覚えてます、蛇口から髪の毛出てくるやつ。あれようお茶の間に向けて流してたな。
「猿祈願」もぎょっとする話で、あんまり想像しないようにして読みました。因果応報なのだろうか、でも子どもに罪はないのに…。
「影牢」はさすがの宮部みゆきさん!といった文体 -
Posted by ブクログ
『暗黒館の殺人』2巻。
なかなか長くてしんどかった1巻から、2巻へ。
2巻は案外さらりと。
『ダリアの宴』の夜、最初の殺人が…
使用人・蛭山はなぜ⁇
『暗黒館』の中に犯人はいるのか⁇
『中也』は浦登家と何か関わりがあるような…
18年前の浦登家初代・玄遥殺害と娘婿・卓蔵の自殺がどう繋がってくるのか⁇
玄児はなぜ子供の頃の記憶を失っているのか⁇
全然繋がってこない。
そんな中、江南の記憶は戻らず…
第2の殺人が…
『暗黒館』に迷い込んだ中学生・市郎がついに…
ようやく半分…
どうなっていくのか…
全く先が見えない…
とりあえず脱落することはなさそう。
-
Posted by ブクログ
「連城三紀彦」の短篇ミステリ作品集『連城三紀彦 レジェンド2傑作ミステリー集』を読みました。
ここのところ「連城三紀彦」の作品が続いています。
-----story-------------
逆転に次ぐ逆転、超絶トリック、鮮烈な美しさ。
死してなお読者を惹きつけてやまないミステリーの巨匠、「連城三紀彦」を敬愛する4人が選び抜いた究極の傑作集。
“誘拐の連城”決定版『ぼくを見つけて』、語りの極致『他人たち』、最後の花葬シリーズ『夜の自画像』など全6編。
巻末に「綾辻」×「伊坂」×「米澤」、語りおろし特別鼎談を収録。
どれも超高密度(「綾辻」)
普通は書けない。(「伊坂」)
驚きは屈指のもの。 -
Posted by ブクログ
京都のようなそうであらへんような地を舞台にした短編連作奇談集。
/体調不良ぎみで深泥丘病院に通うことになった頃から本格推理小説作家で論理的でありたいはずの主人公の周辺で、どうやら皆が知っているようやのにずっとその辺で暮らしている自分だけが知らへんらしい奇妙なできごとに出会うようになったんやけど、結局なんも解き明かされんと、それどころかなんかあったことすら忘れてもうてて、なんかあったような気だけはしてるんでそこはかとない不安が続いてるって感じの話。
/すいすいっと、あっちゅう間に読め適度に不思議なんでほんのり刺激的で読書の愉しみを得られます。
■深泥丘についての簡単なメモ
【石倉(一)】