綾辻行人のレビュー一覧

  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    「館シリーズ」第4作は、シリーズ中ちょっと異質な作品。
    シリーズに共通の中村青司のからくり館、クローズドサークル、そして島田潔の活躍といったものへの読者の期待が上手く逆手に取られて…。
    こいつが怪しい!と密かに思っていた人物、ほらね、やっぱり!と思った矢先の展開に唖然。
    ちゃんと伏線は張られていたのにやられた〜。

    太田忠司さんの旧版解説が奮っている。

    「読書とは格闘技である、と思います。
    作品と真正面から立ち向かい、真剣勝負で闘うものである、と。しかし僕は、この勝負に勝ちたいとは思っていません。むしろ負けたいのです。思わぬ技に脳天を直撃され、こてんぱんにやっつけられてしまいたい。これこそが

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    2026年05月27日
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

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    面白いんですが、かなり王道な感じで、
    捻りも特段なし。
    でも舞台設定や、キャラクターなどは魅力的ですらすら楽しく読めました。

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    2026年05月25日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    ネタバレ

    館シリーズをここまで読んできて、十角館の次に好きでした。

    しっかりストーリーの誘導するがままに怪しい人物はなかなか見極められず、犯人は最後まで見破ることができず。
    ただ時間がずれているというトリックには早めに気がつくことができました。

    108個もの時計を、ずれた時間に合わせる犯人の苦労を考えたら途方もないな…なんてしょーもないことを思ってしまった。

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    2026年05月24日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    「館シリーズ」の概念そのものを使って騙してきましたか…!面白かったです。
    ただ、「信頼できない語り手」だと序盤から薄々気づいてしまったのが残念。

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    2026年05月21日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    館シリーズに作品目「水車館の殺人」。

    過去と現在を交互に繰り返す構成が新鮮に映った。
    本作では水車館のギミック自体はさほど重要ではない点にツッコミを入れたくなりました!隠し部屋などにロマンを感じる人には物足りないかも、

    藤沼紀一、由理絵そして正木達主人公の心情からは80年代90年代の純文学的要素を感じられた。

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    2026年05月19日
  • 最後の記憶

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    ネタバレ

    ホラー作品にあまり馴染みが無かった為、後半の展開にあまり追いつけなかった。ホラーとミステリとファンタジーの中間みたいな感じ。時間軸のズレみたいなものは面白かったかな
    唯がキーマンになるかと思えばそこまででも無く、あくまで母の出生に纏わる謎と恐怖を追う形。

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    2026年05月17日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    「館シリーズ」第5作は、「十角館の殺人」で出会った江南と島田が、再びタッグを組む。島田は迷路館で推理作家デビューし、ペンネームの鹿谷門実として登場。
    これまた中村青司が設計した怪しげな館での惨劇とあって、館のからくりも気になるところ。クローズドサークル、過去の死の連鎖、招かれた学生たちの因縁、怪しげな霊能者…と仕掛けは十分。

    さて、下巻ではどんな展開が待ち受けているのか、ますます読む手が止まらない。

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    2026年05月14日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    そんなのアリ?って思いつつ、これもミステリーって思えば確かに伏線は張ってあるし、しっかり回収してる。本気で考えるより、楽に構えて読んだ方がおもしろいかもしれません。

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    2026年05月11日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    みんな大好き綾辻行人の館シリーズ第4作目です。
    前3作とは毛色が違うので、読んで戸惑う人は多いかもしれません。
    しかし、読んでいくうちに絢辻ワールドに引き込まれてどんどんページをめくってしまう手が止まりません。特に後半は一気読みでした。
    後半まで読んでも不思議と犯人当てを頑張るぞ…という感じはしなかったので、星は3つにしておきます。

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    2026年05月11日
  • Another (下)

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    ネタバレ

    期待してたほどホラーでもグロでもなかったな、という感じ。叙述トリック自体はたしかに驚きはあったが、「あ、そっか」くらいの驚きだったので、「迷路館の殺人」などで感じた驚きに比べるとそうでもなかったな、という感じ。
    もっとグロくてもっとホラーかと思ってたから期待値上げすぎてたかな、と思っている。
    鳴と恒一の関係を特に好きとまではならなかったのもあり、こんな話だったのか、って感じだった。ここでキャラ萌えできたらもうちょい評価変わってたんだろうな~。
    人がバタバタ死んでいくわりに追い詰められてくるような恐怖とかをあまり感じなかった、気がした。

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    2026年05月10日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    読みやすい。
    スイスイとストレスなく情景が頭に入ってくる。

    今回こそはと犯人とトリックを見破るべく、考察しながら読み進めたが、やっぱり騙された。

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    2026年05月06日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    「館」縛りでこれだけ沢山のシリーズを作れる絢辻先生は天才だと思う。しかも文章がうまいので、サラッと読みやすい。
    ただ今回は、「鮎田=天羽」が推理しやすかった点、登場人物たちの魅力に欠ける点などから、他の館シリーズよりも読み応えがないように感じた。

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    2026年05月06日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    ギミックはこれまでにないほどわかりやすいものだった。館シリーズは基本、事件発生と、推理パートの時系列が分かれている。今作はその傾向が顕著だった。過去の事件の真相をゆっくり深堀する楽しみも理解できるが、それ以上に作中の最新時間で発生する事件にハラハラしたかった感はあり、そこがないので残念に思った。

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    2026年05月05日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    【読者への挑戦】が付いたミステリ小説を初めて読んだ。

    『フェラーリは見ていた』は、外壁で囲われた葛西邸の略図を見て、フェラーリどこから出し入れするの?と思っていたら、そういうことかあと納得した。

    「伊園家の崩壊」は何かのミステリ小説の文字りなのかな?と読み進め、樽男の話し方変だな…と思ったところで、育也の話し方で気づき、樽ちゃん呼びで笑ってしまった。

    タケマルは綾辻さんのペットの名前か何かかなあと思ってあとがきを読んだら、まさかあの作家さんだったとは…

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    2026年05月03日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    ネタバレ

    進んでいるようで何も進んでいないような。謎だけどんどん増えていく。玄児は何故知っているのに教えてくれないんだ...?何が目的なの...?私も暗黒館に繋がれ始めたかも。怖い。

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    2026年05月02日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    ネタバレ

    読みたくて読みたくてウズウズしてた!表題や黒の描写に引っ張られてる気もするが、過去作品と見比べても暗い。太陽光が差し込む部屋で読むと違和感を覚えるくらい真っ暗。

    遅かれ早かれ江南くんは事件に巻き込まれるとは思っていたが、まさかこんな形とは...。今後の市朗くんの立ち回りも気になるし。玄児は一体何を考えてるんだか。少しずつ話が進み出している。

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    2026年05月02日
  • びっくり館の殺人

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    なるほど、これは確かに今までの館シリーズとは別物と考えた方が良いかも知れない。


    元々が子供向け(あとがきによれば小学校高学年ぐらい)に作られたミステリーとのこと。

    非常にあっさりとしたボリュームとオチ。

    とは言え小学生が読むにはやや内容がハードでは?
    と思わなくもない。

    ついに次で館シリーズ最後になってしまった…
    いつ読もう。

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    2026年04月30日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ホラーアンソロジー、どのお話も個性が立ってて飽きなかった!
    特にそそられたのは、初めましての岩井志麻子さん。代表作、ぼっけぇきょうてぃは知っていたけど読んだことなかったし、テレビの女豹の姿のイメージが強かった。笑
    こういうホラーを書かれるんだ!と尊敬。ぽっとでのニューカマーには書けない、重鎮たる雰囲気のホラー。また私の新しい扉が開けました。

    余談ですが、岩井志麻子さんは竹内志麻子さんの名前で、漫画花より男子とパッションガールズの小説を書かれていたとか。。
    昔々だけどめちゃくちゃ好きな漫画だったなぁ。。(世代バレるやつ。笑)

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    2026年04月29日
  • 7人の名探偵

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    ちょっと内輪受けぽさがある本だったけど、中高生のころ真剣に読んでた、あの頃の空気感が思い起こされてなつかしかった

    今はかじる程度にしか読まなくなったんだけど
    昔通っていた店がまだ営業しているのを知った時みたいな喜びがあった
    ずっと開店しててほしい

    あとがきを参考にして、色々読んでみようと思います

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    2026年04月23日
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

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    (備忘)絢辻先生のホラーミステリー小説。同系統だとやっぱりAnotherの方が好きだし、推理ものだと館シリーズ強すぎるし、正直絢辻先生制覇したい人向けな作品感は否めないが、それでも不気味な囁き描写は独特な雰囲気を形成してて面白かった。犯人はお前かい!って感じで騙されて絢辻先生らしい結末でした。

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    2026年04月19日