綾辻行人のレビュー一覧

  • Another (下)

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    続いて、七月から八月にかけての三年三組に続く災厄の出来事。

    実は私は、間違えて『アナザー2001』から読んでしまいまして。間違えたというより、「それだけでも楽しめるだろう」と安易に読んでしまいまして。上巻を読んだ時点で、やはり原点から読まなければ落ち着かないと思い、三年三組の災厄の始まりへとやってきました。

    初出は『野性時代』連載。

    学園ホラーでありミステリーでもありますが、単なる怪談ではなく、大人(ただし昔中学生だった事がある)が読んでも十分に楽しめるホラーだと思います。たとえ土瓶さんの評価が★2であったとしても、であります。

    もし恐怖だけで押し切る作品なら、これはそのままホラー小説として収まっていたのかもしれないのですが、綾辻行人氏は ミステリー部分も残し安心して読めます。端正な文章も魅力ですね。

    そして何より、この『Another』を読んだことで、『Another2001』がますます不可解になってしまったという結果に。

    やはり、これは そこが ホラーなのだ。



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    2026年06月10日
  • 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

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    過去のある出来事が思い出せない翔二
    兄の死をきっかけに地元に戻り占部と共に真相を探っていく作品
    犯人あの人だったのかって騙されたかんじ
    翔二とおなじであの人疑ってたから
    館シリーズも好きだけど、囁きシリーズも好き

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    2026年06月07日
  • 奇面館の殺人(下)

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    ちょい後半読みづらかったかなぁ。
    ギミックは分かりやすかったんだけど、鹿谷が無双しすぎて緊張感はあまりなかったかも。
    残り一作は、一体いつ出るのか。

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    2026年06月05日
  • 霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>

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    ネタバレ

    吹雪に閉ざされた豪邸で起こる殺人事件。外部との連絡がつかないご都合主義はまぁいいとして、上巻は登場人物の人となりを丁寧に描いている。それが読み応えにつながっているかは別として。要するにテンポが遅い気がする。
    霧越邸で発見される豪邸に逃げ込んだ人達の名前が後半でどのような結実を結ぶのか、それ以外にも色々な伏線があるようで、それはしっかり回収さらるのか、若干不安になる。槍投中と主人公とで語られる北原白秋に始まるうんちくあたり、読んでいて面倒になる。
    下巻に期待したい。

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    2026年06月04日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    「館シリーズ」が大好きなので、その綾辻さんの作品なら!と期待値高めで読み始めました。が、正直「思ってたんと違った……」というのが率直な感想です。
    グロい系のジャンルは好きなので楽しみにしていたのですが、今作の方向性は自分が求めていたものとは少し違いました。展開やオチも「なんだそれ、、」と脱力してしまい、綾辻さんの綺麗な伏線回収を期待していた身としては、かなり置いてけぼり感を食らってしまいました。
    続編(逆襲篇)とセットで買ってしまいましたが、今のところどうも読む気分になれないです。
    館シリーズのような緻密な本格ミステリを期待して見るとあれ?となるのでこれから読む方は、全く別のジャンルのエンタメ作品として割り切って読むことをおすすめします。

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    2026年06月03日
  • 殺人方程式 切断された死体の問題

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    宗教団体の教主が亡くなった
    後継も首無し、左腕がない状態で発見され…
    死体が怖い明日香井叶が三毛猫ホームズシリーズにでてくる片山刑事みたいなかんじだなあ
    穏やかで刑事にむいてなさそうな雰囲気とか辞表を出そうと思えばすぐにだしちゃいそうなかんじ
    双子の兄がなりすましたり頭が冴えて手変わり者だな

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    2026年06月02日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    伊園家がおもしろかったので、なんかどうでも良くなってきた。はじめの話し、マジメに時系列で時間までまとめてマジメに解こうとした私は半ギレでした。フェラーリもおもしろかったので、あとはどうでもよくなっちゃいました。

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    2026年05月31日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    内容に関しては本当に、あらすじ通り・帯通りの期待を裏切らない血湧き肉祭りであり、そしてまた何とも先生らしい演出・展開祭りですので、何かもう、作品としてこれ以上ってあるのかなと思ってしまうぐらいには完成されてますよね。すごい球体を見てる感じです。すごい球体っていうのはたとえばある美術館にあったのですが、完全な丸のデカいオブジェでした。何を思えというんですか、それを見て、我々は。すげーマルだな以外ないですよ。ただただすげーマルなんですよ。そういうことです。
    とにかくね、あとがきの良さを俺は訴えたい。涙出そうになりました、あとがき読んで。だからみなさんにも絶対読んでほしいです。素晴らしいな、本当に綾辻先生は。人間が素晴らしい。

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    2026年05月30日
  • 緋色の囁き 〈新装改訂版〉

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    面白いんですが、かなり王道な感じで、
    捻りも特段なし。
    でも舞台設定や、キャラクターなどは魅力的ですらすら楽しく読めました。

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    2026年05月25日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    館シリーズ二作品目「水車館の殺人」。

    過去と現在を交互に繰り返す構成が新鮮に映った。
    本作では水車館のギミック自体はさほど重要ではない点にツッコミを入れたくなりました!隠し部屋などにロマンを感じる人には物足りないかも、

    藤沼紀一、由理絵そして正木達主人公の心情からは80年代90年代の純文学的要素を感じられた。

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    2026年09月10日
  • 最後の記憶

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    ネタバレ

    ホラー作品にあまり馴染みが無かった為、後半の展開にあまり追いつけなかった。ホラーとミステリとファンタジーの中間みたいな感じ。時間軸のズレみたいなものは面白かったかな
    唯がキーマンになるかと思えばそこまででも無く、あくまで母の出生に纏わる謎と恐怖を追う形。

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    2026年05月17日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    そんなのアリ?って思いつつ、これもミステリーって思えば確かに伏線は張ってあるし、しっかり回収してる。本気で考えるより、楽に構えて読んだ方がおもしろいかもしれません。

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    2026年05月11日
  • Another (下)

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    ネタバレ

    期待してたほどホラーでもグロでもなかったな、という感じ。叙述トリック自体はたしかに驚きはあったが、「あ、そっか」くらいの驚きだったので、「迷路館の殺人」などで感じた驚きに比べるとそうでもなかったな、という感じ。
    もっとグロくてもっとホラーかと思ってたから期待値上げすぎてたかな、と思っている。
    鳴と恒一の関係を特に好きとまではならなかったのもあり、こんな話だったのか、って感じだった。ここでキャラ萌えできたらもうちょい評価変わってたんだろうな~。
    人がバタバタ死んでいくわりに追い詰められてくるような恐怖とかをあまり感じなかった、気がした。

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    2026年05月10日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    「館」縛りでこれだけ沢山のシリーズを作れる絢辻先生は天才だと思う。しかも文章がうまいので、サラッと読みやすい。
    ただ今回は、「鮎田=天羽」が推理しやすかった点、登場人物たちの魅力に欠ける点などから、他の館シリーズよりも読み応えがないように感じた。

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    2026年05月06日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    ギミックはこれまでにないほどわかりやすいものだった。館シリーズは基本、事件発生と、推理パートの時系列が分かれている。今作はその傾向が顕著だった。過去の事件の真相をゆっくり深堀する楽しみも理解できるが、それ以上に作中の最新時間で発生する事件にハラハラしたかった感はあり、そこがないので残念に思った。

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    2026年05月05日
  • どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    【読者への挑戦】が付いたミステリ小説を初めて読んだ。

    『フェラーリは見ていた』は、外壁で囲われた葛西邸の略図を見て、フェラーリどこから出し入れするの?と思っていたら、そういうことかあと納得した。

    「伊園家の崩壊」は何かのミステリ小説の文字りなのかな?と読み進め、樽男の話し方変だな…と思ったところで、育也の話し方で気づき、樽ちゃん呼びで笑ってしまった。

    タケマルは綾辻さんのペットの名前か何かかなあと思ってあとがきを読んだら、まさかあの作家さんだったとは…

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    2026年05月03日
  • 暗黒館の殺人(二)

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    ネタバレ

    進んでいるようで何も進んでいないような。謎だけどんどん増えていく。玄児は何故知っているのに教えてくれないんだ...?何が目的なの...?私も暗黒館に繋がれ始めたかも。怖い。

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    2026年05月02日
  • 暗黒館の殺人(一)

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    ネタバレ

    読みたくて読みたくてウズウズしてた!表題や黒の描写に引っ張られてる気もするが、過去作品と見比べても暗い。太陽光が差し込む部屋で読むと違和感を覚えるくらい真っ暗。

    遅かれ早かれ江南くんは事件に巻き込まれるとは思っていたが、まさかこんな形とは...。今後の市朗くんの立ち回りも気になるし。玄児は一体何を考えてるんだか。少しずつ話が進み出している。

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    2026年05月02日
  • びっくり館の殺人

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    なるほど、これは確かに今までの館シリーズとは別物と考えた方が良いかも知れない。


    元々が子供向け(あとがきによれば小学校高学年ぐらい)に作られたミステリーとのこと。

    非常にあっさりとしたボリュームとオチ。

    とは言え小学生が読むにはやや内容がハードでは?
    と思わなくもない。

    ついに次で館シリーズ最後になってしまった…
    いつ読もう。

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    2026年04月30日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ホラーアンソロジー、どのお話も個性が立ってて飽きなかった!
    特にそそられたのは、初めましての岩井志麻子さん。代表作、ぼっけぇきょうてぃは知っていたけど読んだことなかったし、テレビの女豹の姿のイメージが強かった。笑
    こういうホラーを書かれるんだ!と尊敬。ぽっとでのニューカマーには書けない、重鎮たる雰囲気のホラー。また私の新しい扉が開けました。

    余談ですが、岩井志麻子さんは竹内志麻子さんの名前で、漫画花より男子とパッションガールズの小説を書かれていたとか。。
    昔々だけどめちゃくちゃ好きな漫画だったなぁ。。(世代バレるやつ。笑)

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    2026年04月29日